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“こころのデパート”の完成形を見た4thワンマン。クマリデパートが進む次のステップは新体制でのブリッツ5thワンマンへ

4人組アイドルグループ・クマリデパートが2019年11月2日(土)に渋谷WWW Xで4thワンマンライブ「極楽浄土!おいでよ!こころのデパート」を開催した。(photo by Jumpei Yamada)

早桜ニコ、優雨ナコ、小田アヤネ、楓フウカの4人体制となってから約1年半が過ぎ、今年の5月には1stアルバム「ココデパ!」をリリース、夏には待望のTIFに出演するなど、着実に知名度とアイドル界隈の”ざわつき”を積み上げていったクマリデパート。

ワンマンも新宿MARZ、渋谷WWW、渋谷VISIONと回を追うごとにスケールアップし、4度目のワンマンを迎えた渋谷WWW Xはソールドアウト公演。その勢いを証明する形で当日を迎えることとなった。

ファンにはおなじみの「おいでよクマリデパート」で始まったライブは、メンバーカラーの4色の照明に照らされた中でのスタート。2曲目には早くも最新シングル「極LOVE浄土」を披露すると、ファンも息の合った振りコピで応え、会場は冒頭から絶好調の盛り上がりを見せる。そこからさらに「二十四時間四六時中」へと畳み掛け、それに続く「ウダガワ・ヨッキュー」では、ムードいっぱいのピンクのライトに照らされた優雨ナコが「ねえ、次どこいく?」の決め台詞を繰り出すと大興奮の絶叫が湧き上がり、息をつく間もない序盤が繰り広げられた。

自己紹介MCで若干のブレイクタイムが入った後の中盤では「めびうす」「ピアノ」「いくじなし」と、小田アヤネ、楓フウカ加入前のクマリデパートのライブを支えてきた名曲たちが続いたが、それらの曲が醸し出す甘酸っぱくも切ないグルーヴは2人が加わることによってさらに磨きがかかっているように見えた。

あっという間の前半を駆け抜けた4人が一度ステージを後にすると、会場にはこの日のために用意されたスペシャル映像が流された。
映像の中でメンバー4人がそれぞれ準備や練習に励む様子をファンも暖かく見守っていたが、なぜか一人だけ空手着で稽古をする楓フウカの姿があり、さすがにそのシーンでは観客の間からも笑いが漏れていた。

映像が終わると、4人はこの夏をともに駆け抜けてきた1stアルバム「ココデパ!」の衣装で登場してライブを再開。
エモーショナルなロックチューンの「セカイケイ」でエンジンをかけ直すと、「あれ?ロマンチック」ではバキバキのレーザーが大放出。さらに「あいろにー!」ではWWW Xの音響フル出力の爆音を轟かせた。

120%の力でパフォーマンスを見せるクマリデパート。ファンもコール、振りコピ、サイリウムなど精一杯の応援を返すライブが続く中、「アンサー!」では落ちサビのセリフでは4人が生声で大絶叫。ワンマンライブならではの演出に、ステージとフロアの一体感は最高潮に達した。

そして、ライブが終盤を迎える前のMCで4人から会場に集まったファンへのメッセージ。

楓フウカは、前回のワンマンでは自分の後ろ向きな面を見せてしまったことを振り返り、新メンバーとして受け入れてくれた早桜ニコ、優雨ナコと、一緒に加入した小田アヤネへ感謝を伝えた。そしてこれからさらに上を目指していくクマリデパートに「着いてきてください。よろしくお願いします!」と力強い言葉を残した。

小田アヤネも、前回のワンマンではまだ持ててなかった自信をファンやメンバー、スタッフが持たせてくれたと心境を語り、これからはファンにも自信を持って推してもらえるクマリデパートと小田アヤネになっていくことを宣言。

声を震わせながらクマリデパートと所属事務所のekomsへの愛を語った優雨ナコは、毎回100%の自信がある曲を送り出せること、そのための準備をしてくれるサクライケンタやスタッフ、そしてクマリデパートを推し広めてくれるファンに囲まれていることを「幸せな環境」を言い表し、「これからも応援よろしくお願いします」の言葉で締めくくった。

最後はリーダー早桜ニコが、「みんなの中でクマリデパートの存在がもっともっと大きくなっていけたら」とこれからの豊富を語り、「たくさんライブができて、アイドルができているのはみんなのおかげです。いつもありがとうございます」と精一杯の感謝の気持ちを送った。

そんな4人の決意や想いが語られた後はライブ本編もいよいよ終盤に突入。ちょっぴりウェットになった空気を「シャダーイクン」が吹き飛ばし、スペクタクルで攻撃的なレーザーが飛び交う「iPhone渋谷」を披露してライブ本編を終わらせた。

4人がいなくなった会場にアンコールが響く中、ステージでは新たな映像が映し出された。秋の夕暮れにメンバーが当て所なく戯れるその様子は4人とのデートを思わせる光景。早桜ニコが笑顔を見せるたびに「うあぁ…」とため息まじりの声が漏れるなど、ガチ恋勢にはたまらないラブリーなムードが会場を包むと、白の衣装で揃えたクマリデパートの4人が再登場し、「極LOVE浄土」のカップリング曲「眠れない夜は。」を初披露。

白い羽根が舞い落ちるVJの前で歌われる「眠れない夜は。」は、これまでのクマリデパートにはなかったスローテンポな純愛ラブソング。しっとりと歌い上げる4人を見守るファンの姿がとても印象的だった。

「眠れない夜は。」を歌い終え、ワンマングッズのTシャツ姿となったメンバーが再度登場すると、クマリデパートからのお知らせとして第三期メンバー募集と2020年2月28日(金)にマイナビBLITZ赤坂で5thワンマンライブを開催することが発表された。

マイナビBLITZ赤坂の営業終了前に滑り込む形で5hワンマンが決まったこともビッグニュースだが、ここまで4人での完成形といってもいいほどのライブを目の当たりにしてきたファンにとっては新メンバー募集の発表の方が驚きのようだった。

それには「安心してください。誰もやめません!」と楓フウカがきっぱりと念を押したが、さらなるステップアップのために、クマリデパートが積極的な変化と大きな目標を掲げたことは、ファンにとってもやる気や未来を与えるニュースだったことは間違いないだろう。

そんな2つの発表を終えるとワンマンはついにクライマックスへ。ライブ冒頭を飾った「極LOVE浄土」を再演し、「サマーニッポン夏サマー」ではいつまでも終わらないサビにWWW Xはお祭り騒ぎの盛り上がりとなり、超ハイテンションのままで大団円。

「以上!クマリデパートでした。ありがとうございました!」のあいさつを終え、大きな拍手に見送られる中でステージを後にする優雨ナコが残した「みんな大好き!ありがとう」が最後の言葉となってクマリデパートの4hワンマンライブはフィナーレとなった。


クマリデパート 4thワンマンライブ「極楽浄土!おいでよ!こころのデパート」セットリスト
2019年11月2日(土)@渋谷WWW X
1.おいでよクマリデパート
2.極LOVE浄土
3.二十四時間四六時中
4.ウダガワ・ヨッキュー
5.めびうす
6.ピアノ
7.いくじなし
8.セカイケイ
9.あれ?ロマンチック
10.あいろにー!
11.アンサー!
12.シャダーイクン
13.iPhone渋谷
en1.眠れない夜は。
en2.極LOVE浄土
en3.サマーニッポン夏サマー

リンク
クマリデパートオフィシャルサイト www.qumalidepart.com/
クマリデパート twitter twitter.com/qumalidepart

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