bump.yのアルバム「pinpoint」を聴いて思い出す90年代アイドルQlair

2014/01/25 21:46レビュー bump.y Qlair 

やま〜。

ブログのタイトルなので書き始めにつけることにしました。「じゃあの」的なものと思ってください。

たぶん今書き残しておかないと後々後悔すると思っているネタです。
2013年12月18日にリリースされたアイドルbump.yの1stアルバム「pinpoint」。
NONA REEVES(ノーナリーヴス)西寺郷太さんプロデュースのこのアルバム、
確かな実力を持っている人ががっつり制作にまわるとここまで良いものができるのか!?と言う典型的な好例。

最近聴いたのでいいのあった?と尋ねられたら必ずこのアルバムは答える1枚。

冒頭の「孤独にVIVID」からして「うぉぉぉー90's!!!!」を思わせる王道アイドルポップスを2010年代に
アップデートしたサウンドに懐古ごころがくすぐられ、2曲めの「Shout to the Top(ザ・スタイル・カウンシル)」を彷彿させる「恋はpinpoint」のトラックを聴いたところで

これはいいアルバム

と自分の中で太鼓判を押しました。

10曲通してケチの付けどころがない名盤なのですが、このアルバムを聴いて思い出したのが90年代に
「乙女塾」の中で活動していたユニット「Qlair(クレア)」。

当時はおニャン子ブームの遠く過ぎ去り、アイドル冬の時代と呼ばれていた時代。
その中でも一線で頑張っていたのが「乙女塾」。CoCo、そして永作博美が所属していたribbon、
美少女仮面ポワトリンの花島優子などが活躍していた中で第3のグループユニットとしてデビューしたのがQlair。

今で言う「楽曲派」を全面に押し出したサウンド作りをしていたものの、当時既にギリギリ頑張っていた
乙女塾を中心とするアイドルシーン自体も後期を迎え、時代に報われなかった感がいっぱいのグループでした。
(で、その後台頭してきたのが東京パフォーマンスドール...っていう当時の系譜だった気がします)

ただ、それでも1stアルバムの「Les Files」は作り手の想いがめいっぱい詰め込まれた大名作。
そのQlairの「魂」を感じさせたのがbump.yの「COSMOの瞳」。
西寺さんがQlairを知っていたか、Qlairをオマージュしたかは想像の域を出ないけれど、
上品&上質なサウンド作りとボーカルの爽快なアンサンブルはこれまんまQlairじゃない?とまで思ったほど。

昨今のアイドルシーンにおける「突き抜けた」「振り切れた」ことが注目を集める中で、
bump.yが「pinpoint」で見せた作品づくりはある意味挑戦的だし、結果非の打ち所がない良作になったことは
もっと評価されてよいし、Qlairのように後々になって「あれはいいアルバムだったよねぇ...」と
懐かしむよりも今聴いておいて欲しいと思ったbump.yの「pinpoint」でした。

Qlairの音源をここで紹介するのは難しいですがYouTubeで検索してみてください。
「COSMOの瞳」との比較で言うと「お願い神様」「瞳いっぱいの夏」「さよならのチャイム」「約束」あたりがズバです。