「ギュウ農フェス vol.2」を見てきましたよ。

2015/06/23 14:49編集後記 \ガチ恋/ 

やまー。

2015年6月14日(日)に羽田空港 TIAT SKY HALLで開催された「ギュウ農フェス vol.2」をみてきました。

羽田空港にライブができるイベントスペースがあるんですね。まずそれに驚きました。
場所は国際線ターミナルの中のはずれでしたが、ターミナル内の"和推し"がすごかったし、そこに集まってるヲタさんたちの異質さがまたすごかった。

結論から言うとイベントは大成功、観客は大いに盛り上がり、会場にクレームが山ほど入って、ギュウゾウさんが平謝り、加藤一二三が大激怒と言う結果だったと思います。
唯一の懸念は6月28日に同会場で開催を予定している「ギュウ農フェス vol.3」ができるのかどうかでしたがどうやら無事に行われるようです。

入り口で出迎えてくれたギュウゾウさんから「岩下の新生姜」(おいしい!)をもらって中に入ったTIAT SKY HALLは天井の高いとてもきれいな会場。天井が高いのはそれだけでライブへの期待度5割増しです。

この日、出演したのはエレクトリックリボン、ガールズq/b、アイドルネッサンス、BiSH、おやすみホログラム、T!P、ゆるめるモ!、妄想キャリブレーションの8組(出演順)。
話題性と"今感"をこれ以上なくく打ち出した文句なしのラインナップなのではないでしょうか。

トップバッターは、エレクトリックリボン。思えば前回の「ギュウ農フェス vol.1」が新メンバーを加えた5人体制のお披露目でした。あの時の緊張感は今でも記憶に鮮やかですが、それから3ヶ月あまりの活動を経ての再登場。「steal me」に始まり「星屑ハイランド」「どっちもどっち」「波音チューニング」そして「クリームソーダ」と現在のエリボンのトップオブトップを詰め込んだようなセトリでライブに挑んできました。


ぇっかさんは直前のAKB48総選挙で指原莉乃さんが1位に返り咲いたことを祝って水着で登場。観客の8割方は「なんで?」と言う感じでしたが"寄せて上げて"の大サービスで見どころを作り、chiakiちゃんは扁桃腺を腫らして40℃の高熱を出した直後でしたがこの日は無事に出演し一安心。

一つ発見だったのがnatsukiちゃんの歌がうまくなっていたこと。
natsukiちゃんのあの素っ頓狂な声はアイドルとしての存在価値は十分なのですが、両サイドのぇっか、chiakiの二人がちょっと実力ありすぎなのでバランス取れるかな?と言うのが少し気になっていました。でも、この日見たnatsukiちゃんは声量が上がったのもそうですが"声の芯"が感じられるようになってとても素晴らしかったです。


初見だった2番手のガールズq/b。たまたま直前に渋谷タワーレコードCUTUPスタジオへ見に行った「南波一海のアイドル三十六房」で紹介されていた曲がとても良くてライブも楽しみにしていました。
2曲しか見れませんでしたが、いわゆる"楽曲派"が好みそうなグループじゃないでしょうか。とても良かったです。
「ギュウ農フェス vol.3」にも出演とのことなので、今度はよりじっくり見ようと思います。


3番手のアイドルネッサンスさんは、これまで見たライブでは「17才」や「You」に代表される"純白"のイメージだったのですが、この日のアイルネさんのステージはとても激しいライブでした。

ファンの人のリアクションを見ていても声が「ウワァー!!!」湧き上がってくる感じが、メジャーアーティストのホール公演を見ているようで、その人気と勢いがひしひし伝わってきます。あのライブを見せられたら好きになっちゃうよなぁ...と、実は今まであまりピンと来ていなかったアイドルネッサンスさんだったのですが、少しファンになってしまいました。


そして、この日の目玉と言っていいBiSH。
5月27日にアルバム「Brand-new idol SHiT」でデビューをしたBiSHが対バンイベントに出演したのは、前日のアイドル甲子園につづいてこの日が2回め。しかも甲子園のような多数のアイドルが出演する見本市的なイベントではなく、対バン形式でアイドルとまともにぶつかり合うのはこの「ギュウ農フェス」が最初ということになるんだと思います。

ライブが始まった途端に会場の隅々にまで響き渡るような爆音はBiS時代のまさしくそれで、懐かしさと"待ってた感"が湧き上がって、思わずフロア前方まで出て行って数曲見てしまいました。ただ素直な感想として「まだこれからなんだろうな」と感じたのも事実です。

BiSとの比較で語るのがいいのかは分かりませんが、BiSのライブは初めから全てが桁違いでした。歌やステージングの拙さを乗り越えた「ライブにこれ以上があるのか!?」と言う瞬間がそこには詰まっていて、それに呼応するかのように盛り上がる研究員さんたちの乱痴気騒ぎも含めて、それまでのライブの固定概念をひっくり返される事態が毎回のように起きていました。

その時々にある臨界点を目指し、毎回それを越えていくことが使命であるかのように刹那的な活動し続けてたBiS。そのBiSと比べると価値観を破壊されるような強烈なインパクトはBiSHのライブにはなかった。ただ、その代わりにBiSHのライブにあったのはこの先のとてつもなく大きなポテンシャルと可能性。

それを単に背景や"成り立ち"の違いと片付けることもできるのですが、デビューから一ヶ月も満たない4人の女の子たちに多くのファンが集まり、その場にいる数百人を狂気させてしまうBiSHのライブからは、"BiSの恩恵"、"BiSの二番煎じ"という言葉のさらに先にあるBiSHが目指す遠くて大きな"何か"を感じずにはいられなかった。

それは武道館や横浜アリーナをさらに超えた"何か"で、デビューアルバム「Brand-new Idol SHiT」を聴いた時も同じ印象を受けたのですが、それを更に強くさせたのが「ギュウ農フェス」で見たBiSHのライブ、と言う感じでした。


そのBiSHの後をついで登場したのがおやすみホログラム。BiSのかつてのファンである研究員が多く足を運んでいるおやすみホログラムがBiSHの後と言うタイムテーブルにはイベント主催者側の意図もうっすら感じられつつも見応えは十分。

BiSHに負けない爆音を鳴らしてのおやすみホログラムのライブはとても迫力がありました。かなみるさんの定番化してきた狂人覚醒ぶりは危うさを隠せないながらも目が離せなないし、ステージ上ですぐにテンパり気味になる八月ちゃんはいつ見てもかわいいです。

ライブやメンバー本人のフリーダムさからは想像できない楽曲の良さと言う点ではBiSと相似するところありつつ、ポストロック的なアプローチはBiSもやらなかったことなので(BiSHはちょっとやってるけど)、個人的にもとても好きなのですが、今回の「ギュウ農フェス」以降もおやすみホログラムがBiSHと比較されたり対峙される存在になっていくかはちょっと気になるところ。ただ、この日のおやすみホログラムは、おやすみホログラムらしいとてもいいライブだったように思いました。


「ギュウ農フェス vol.2」の中でライブも曲も全てが初めてだったT!Pさん。ひと頃のモーニング娘。。のような?とてもノリのいい曲でした。この日の出演者さんは総じて良曲を持っている人たちばかりだったんじゃないでしょうか。コメント少なくてすみません。28日に改めてちゃんと見ます。


そしてトリ前がゆるめるモ!。先日の赤坂ブリッツで見たバンドを含む最大31人体制でのワンマンライブがあまりにも圧巻だったので、その直後に発表になったもね、ちーぼうの活動休止がとても残念で、それ以降初めて見たゆるめるモ!でした。もちろん4人体制での初見ライブです。

ライブの前半は前述の2人の活動休止対する若干引いた気持ちもありながら見ていたのですが、途中からグイグイ引きこまれてしまい、あのちゃんを荒ぶる見ながら昂ぶる気持ちを抑えられず最後の「逃げろ!!」で思わずケチャが...。

4人になったことのライブや活動に対する影響と言うのはきっと少なくないはずですが、この日のような気合いのライブを見せられてしまうとこの先のゆるめるモ!さんも気になってしまいますよね。


そして「ギュウ農フェス vol.2」のトリを飾った妄想キャリブレーション。
妄キャリさんのライブを見ていていつも思うのは、本当にヲタさんたちの芸がきれいだなぁ、と。

最近のアイドルさんのライブで妄キャリヲタさん大人数が揃った芸を打ってるのって僕が行く現場ではあまり見られません。「サンダースネーク」も「ロマンス」もきっちり入れてくれるし、「悲しみキャリブレーション」の落ちサビ後の口上(であってるかな?)を聞いてるとちょっとしたカタルシスを覚えるほどです。

会場全体が一体になって華々しく打ち上げる感じを演出してくれる妄キャリさんとヲタさんたちは大団円にふさわしいグループだと思っております。


そんな「ギュウ農フェス」ですが、次回は6月28日(日)に同じ羽田空港 TIAT SKY HALLでvol.3が開催されます。そしてこのvol.3にはBiSHと共に200kmマラソンを走ったPOP(旧プラニメ)が登場。おやすみホログラムとのライバル関係にもある福井県のアイドルせのしすたぁ、はっちゃけ隊(from PASSPO☆)、Maison book girl、Faint⋆Star、エレクトリックリボン、バンドじゃないもん!からは甘夏ゆず、恋汐りんご、DJちゃんもも◎らが出演。

今回の「ギュウ農フェス vol.2」とはまた異なるアイドルシーンの縮図が見られると思うのでvol.3も楽しみです。チケットもまだ発売中のようなので以下のリンクからチェックをー。

「ギュウ農フェス vol.3」にファーストサマーウイカ緊急参戦。出演者追加&スタジオアルタでのvol.4、5開催を発表

GK! WEB SHOP