新宿BLAZEでWHY@DOLLのワンマンライブを見てきましたよ。

2015/12/08 14:52編集後記 WHY@DOLL 

やまー。

2015年11月21日にWHY@DOLLのワンマンライブ「WHY@DOLLワンマンライブツアー2015AUTUMN~今が旬♡さらなる高みへもう一歩~」を見てきました。

ライブの詳細は、「WHY@DOLL 「次はソールドアウトを!」ツアーファイナルのワンマンで更なるステップアップを約束」の方に書いたのでそちらをご覧いただきたいのですが、ここでは記事に書いたこと以外で思ったこと、感じたことについて書きたいと思います。

総じて僕が見てきたWHY@DOLLのライブの中ではベストパフォーマンスだったと思うライブで何が何によってもたらされたのか。それに不可欠だった要素を少し掘り下げてみたいと思います。


1.照明が素晴らしかった。

まず何と言ってもこれでした。ステージの前と奥に置かれた横一列のスポットライト。あの機材の名前は分からないのですが、スモークが焚かれた中であのスポットライトが一斉に天井を照らすとまるで光のカーテンのようになり、いきなりリッチで幻想的な空間に。

オープニングでWHY@DOLLの2人がその光のカーテンの中から登場してきた時は「うわ、かっこいい!」といいそうになりました。
ライブ中はこのライトが客席に向かって倒れてきたり、逆に持ち上がったり、横に流れて行ったりしながらライブの演出のキーになっていた気がします。

このライト以外にもワンマンでは曲に合わせた丁寧なライトの演出が際立っていました。中でも「セツナシューティングスター」のグローブを使ったレーザーとフラッシュライトは、見せ場の一つだったはずですが、練習の跡が伺えるだけじゃなく曲のイメージにもとてもマッチしてました。

ライブの照明と言うと今年見たライブの中では、BiSHがZepp Tokyoでやった「TBS」も印象的でしたが、どちらも大掛かりなステージセットがない状態の中で照明一つでライブの見え方って全然変わるんだなぁと勉強になったステージでした。

2.WHY@DOLLのパフォーマンスがレベルアップしてた。

WHY@DOLLのライブを見るならそのダンスにも注目ポイントなのですが、以前に比べて踊りのキレ(特に"止め"のところ)がすごく良くなっていました。

もちろんダンスにだけ限ってしまえば上手い人はたくさんいるので、今よりもレベルアップする余地はたくさんあるのですが、二人組と言うのは合わせるにしても違う動きをするにしても、"良くも悪くも"よく目立つのでダンスは重要なポイント。

その中でこの日の2人はかっこよく決めるところは決めて、可愛らしく踊るところは可愛らしくメリハリが効いたダンスをしていたのがとても印象的だった。

あと意図的なのかどうなのか、WHY@DOLLの振りは"指先"を使った振りが多い。星を描いたり、指先で宙を指したり。しかもその時の目線や表情もしっかり追わせて振りに演出をつけてるあたりも「頑張ってるなぁ」と感心してしまいました。

その真骨頂だったのが「セツナシューティング・スター」だったと思うんですが、あのレーザーとフラッシュを見て一瞬Perfumeのステージを連想したりしたんですが、同じこと思った人いなかったでしょうか?
このワンマンで唯一と言ってもいいギミックを使ったところだったので、失敗やアクシデントがないか少しヒヤヒヤしてたんですが猛練習の跡がうかがえるパフォーマンスで見る側を楽しませてくれました。

3.練られたセトリとライブ構成。

今回のワンマン、アンコールを含めるとMCが合計6回もあって、振り返ってみると結構MC多めだな、と言う印象もあるんですが、そのMCで区切られたライブパートのがとてもコンセプチュアルにまとめられていました。

2つ目のパートの後に「Tactics」「ベクトル」「シグナル「バニラシェイク」とWHY@DOLLのオシャレサウンドをまとめて、3つ目のパートは「Ringing Bells」「パウダースノウ」「2月のエピローグ」の冬ソング。
客席内のお立ち台を使った4つ目のパートは、「ラジオスターの悲劇」「Magic Motion No.5」「秒速Party Night」「セツナSHOOTING STAR」「曖昧MOON」とダンスチューンを集めて、最後のパートは「トラベリンバンド」や「ジェットコースター」の"打ち曲"で盛り上げて、本編の最後を「LOVERS on EARTH」で締めるあたりはとってもオシャレ。

ただ、さすがにこれでは終わらない、いや終われないでしょう、と言うファンの胸の内を見透かしたようにアンコールの一曲目に「サンライズ」で会場は大爆発。
そこからの2度目のクローバーとありがとうはアンコールならではのおまけ&定番な感じで大納得の終演。

ワンマンライブのお手本みたいなセトリで、特に「秒速」でのジョントラボルタ感(ディスコっぽいって意味です)にはホントに心踊らされました。

4.ちはるんとはーちゃんのコンビ愛?が素敵だった。

落ち着き系天然ガールのちはるん(青木千春)と、オラオラギャル系S女のはーちゃん(浦谷はるな)の二人組WHY@DOLL(あくまで個人的な印象)。
性格的には真反対な感じもするんですが、丁々発止を繰り返しながら仲よさそうにやっているのが見ていて微笑ましいです。

そんな中で今回のライブで2人の関係性がとてもよく現れていたのが最後のMC。ライブの感想を交えながら集まったファンに感謝の言葉を送る2人は、「珍しく泣きそう!」と言うはーちゃんが声を詰まらせるとそれを受け継ぐようにちはるんが話を続け、今度はちはるんが感極まってしまうと、その続きをはーちゃんが語る。
そんな光景に2人が活動してきた時間と育んできたコンビ愛を垣間見た気がしました。

あまりにライブが充実しすぎたせいか、最後のMCを見守るファンから"大事なお知らせ"的な発表があるのでは?と言う若干の緊張感も漂っていましたが、2人が「これからも頑張ります!」と力強く語った時のホッとしたような空気が今でも忘れられません。

今回のワンマンでWHY@DOLLの見方が完全に変わったし、この先の可能性というのも存分に感じさせてくれた内容でした。ただ、その反面確実にWHY@DOLLに対するハードルも上がったので、これからはより大きな期待と多少厳しい目も見ながらまた2人を応援していきたいと思います。


そんなWHY@DOLLの2人が12月9日にリリースするニューシングル「clover」がリリースされます。

なぜか冒頭からチャイナ・ドレスで表れているWHY@DOLLですが、この曲の聴きどころはサビの「clover clover clover」と3回繰り返すところ。
この部分でグッとグルーヴと言うか"曲の温度"が上がるんですねぇ。

カップリングも含めて2015年のWHY@DOLLの集大成と言ってもいいグッドチューンですので、ぜひリリイベなどにも足を運んで2人が歌い踊る姿を見てもらえたらと思います。