暴露話連発!?スクランブルズミュージックカレッジの"アイドルプロデュース講座「How we make idol !?」by 渡辺淳之介x松隈ケンタ"を見てきましたよ。
やまー。
2016年4月22日(金)に東京・大岡山のSCRAMBLES STUDIOで行われたスクランブルズミュージックカレッジ(以下、SMC)のセミナー「How we make idol !?」を見てきました。
SMCとは、BiSやBiSHのサウンドプロデュースで知られる松隈ケンタ率いる音楽制作集団SCRAMBLES(スクランブルズ)が主催する音楽スクール。
「スクランブルズ ミュージックカレッジ(SMC)」は音楽制作チーム「スクランブルズ」が運営する音楽スクールです。現在の音楽シーンの最先端で活躍する講師陣と、実際にメジャーの楽曲を数多く制作する環境で学ぶことができる、新しいスクールです。 (スクランブルズ ミュージックカレッジ オフィシャルサイトより)
今回、レポートする"アイドルプロデュース講座「How we make idol !?」"は、SMCの講座と並行して行われている無料セミナーで、そもそもSCRAMBLES発足のきっかけにもなったBiSや、メジャーデビューを目前に控え飛ぶ鳥を落とす勢いのBiSHをプロデュースする松隈ケンタと渡辺淳之介両氏が、どのようにアイドルをプロデュースしてきたか?を語るトークセッション。
「二人へのプライベートな質問はご遠慮ください」という事前告知があった後で登場した松隈・渡辺両氏の最初のトークテーマは"前夜の深酒の様子について"。
質問される前に自らプライベートを暴露するアットホームな雰囲気(?)で始まったセミナーは、聴講者からの質問に二人が答える形式で行われましたが、聴講者の多くが現役のアイドルマネジメントやプロデュースに携わる方たちだったこともあってか、切実かつ具体的な質問が多く集まり、渡辺氏も「結構、マニアックですね。」と一言。
▼ 質問一覧
- グッズの原価はいくら(何%)ですか?
- アイドルを立ち上げた時はどれくらい先まで計画しているか。
- メンバーとの距離感は意識してますか?言うべきところを言う厳しさの使い分けを悩んでいます。見た目が怖いとクレームが入ります。
- BiSもBiSHも裏コンセプトに"かなしみ"を感じるんですが、盛り込んでいますか?アイドルの本質は?アイドルを通じて伝えたいことはなんですか?
- アイドル本人たちの希望ややりたい事をどれくらい入れてますか。
- Stereo Tokyoをどう思いますか?
- 音大で勉強しているのですが、キャッチーなメロディと歌詞の書き方のコツが知りたいです。
- アイドルヲタクが苦手なんですけがどうしたらいいですか?
- 想定外のミスやトラブルで困ったことや切り抜けたエピソードは?
- 男性アイドルのプロデュースに興味はありますか?
- メジャーレーベルに所属するメリットは?
- 近年の地下アイドル界は個性も強く、なんでもアリになっていますがその中でアイドルを育成する上でこれは大事ということはなんでしょう?
これらの質問に松隈・渡辺両氏も、自身の経験と反省の中から得たノウハウを(公にできないことも含めて)かなりリアルに答えていました。
▼ 松隈・渡辺氏からの返答(ランダムに抜粋。発言者匿名)
一番大事なのは信頼関係/作るものは強権的にやらないといけない/一発OKが基本/ドーナツの変わりはグミの袋詰め/◯◯で歌ってる曲は、オレの□□を消されてる/敵になった方がいい/BiSH以外の曲はイマイチですねって言われるんですよ/ヘ音記号って何のためにあると?/ホテルマンではないから/意味のないバズを起こしても意味がない/頑張らないと終わった後に何もなくなる/メス入れて目を二重にしてみようか?/ファンを舐めてる人が多い/歌詞は聞こえやすいかどうかが大事/ラーイジーンサーン
二人からは取材などを通じてこれまで色々な話を聞いてきましたが、今回はじめて聞いたエピソードや「こんな風に考えてるのかぁ」という話もたくさんあったので、聴講者にとって参考になるも話が多かったのではないでしょうか。
通常のSMCの講座は、プロミュージシャンを目指す「プロフェッショナルコース」、初心者向けの「レギュラーコース」、児童向けの「キッズコース」と幅広く開設されており、2016年4月30日からはSMCの下北沢校も開校され、内容もさらに充実するとのこと。
今回のような無料セミナーも随時行われているので気になった方はぜひSMCのオフィシャルサイトもチェックしてみてください!
スクランブルズ ミュージックカレッジ(SMC)
SCRAMBLE STUDIO(スタジオレンタル)
SCRAMBLES.inc