lyrical school(リリカルスクール)の大部さんに最近のアイドルの卒業事情について聞いてきましたよ。

2016/03/04 12:58編集後記 lyrical school 

やま〜。

音楽サイト【ガチ恋!】が独断と偏見で選んだアイドルを撮りおろし写真とインタビューで紹介する企画第4弾。今回オファーしたのはlyrical schoolのリーダー、「大部さん」の呼び名でもお馴染みのayakaさんです。
前回に続いての第二部は、先日週プレWebでのインタビューでも話題になった「最近のアイドルの卒業事情」をさらに掘り下げ、リリスクhina卒業〜hime加入についても聞かせてもらいました。まだ一度も話していないという話題も満載のレアな内容なのでファンのみなさん、関係者のみなさん、ご一読を!

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大部さん最近のアイドル卒業事情を大いに語る

では、メジャーデビュー関連のお話はこれで終わりで。プレイボーイのインタビューでもメインテーマになってた、アイドルシーンであまりハッピーなニュースじゃない方が目立ってるという話についてなんですが。

大部さん すごく多かったですね。

それが2016年になっても...という感じがあるじゃないですか。

大部さん あります...。

最近で一番ショックだったのはなんですか。

大部さん 武藤彩未ちゃんの休止ぃ(超早口)が、ずっと残ってますね。でも、こんなに落ち込んでるのが私だけ?ってぐらいで。彩未ファミリー(武藤彩未ファンの総称)は「一緒に待とうよ!」ってすごい明るくて。

前向きなんですね。

大部さん 「俺たち、私たちが忘れないことが一番だから。忘れずに応援し続けよう」って手紙とかtwitterとかでもコメントをいただいて。なんかすごいな、って。

武藤さんのファンが大部さんに手紙を?

大部さん そう。武藤彩未ちゃんのファミリーってホントすごくて。私にお花を送ってくださったりとか。舞台を見に来てくれたりとか。

ただ大部さんとしては、それでも...って感じ?

大部さん 私、ホントにダメで。先日、嶺脇さん(タワーレコード社長・嶺脇育夫氏)に久々にお会いしてずっとブーブー言ってました。

それ嶺脇さんに言ってもしょうがない話でしょ?

大部さん しょうがないんですけど(笑)私、ヲタ友がホントに少なくて。唯一のヲタ友に「もぅ、嫌だぁ」って。でも去年は最後にめいめい(アンジュルム田村芽実)の卒業を言われた瞬間が本当にショックで。で、ちょうど木村ミサちゃんの番組(Kawaiian TV「みいさんぽ」)でハグ・ミィ(BiSH)がめっちゃめいめいのことを話してて。「髪切ったのショックだよねー」とか話してたら卒業になってしまったので、すぐにLINEをして「もぅつらい...」みたいな。二人して言い合ってました。

ズッキ(モーニング娘。鈴木香音)の卒業はどうだったんですか?

大部さん びっくりしましたね。ダイエットしたじゃないですか。ホントにかわいくなって。

センターも取るようになって。

大部さん そお!ちょうどウチに元いたメンバーの小松ひなも元々道重さゆみさんが大好きで、モーニング娘。の話をしてたんですけど、ズッキのダイエットでかわいくなったことについてすごく話してて。卒業はすぐにhinaに連絡しましたね。これからなんじゃないのか!?って。

ホント「これから」とか「次のステージに行くぞ!」みたいなところでこういうニュースがきますよね。

大部さん そう。だから週プレさんの取材でも「行けるライブは全部行こうって改めて思いました」って言ったんですけど、でも行ったら行ったで怖くて。何があるか分からないし、卒業しないだろうって思ったメンバーがみなさん卒業されちゃうので。

実際イベントに行く回数は増えましたか?

大部さん ホントに増えました。だって私、渋谷マルイで私たちのイベントがあった日、ひめキュン行きましたもん。しかもライブが終わって特典会中で。でも何か喋りたいなって思って。なぜかスタッフさんとだけ喋って帰りました。

特典会も参加せず?

大部さん 時間がなくて。差し入れだけ持って話して終わりました。

僕も武藤彩未さんはいつか取材しようってずっと思ってたんですよ。宗像さん(音楽評論家・宗像明将氏)がよく取材してるのを見て「いいなぁ」と思ってたんですけど。

大部さん ズルいですよね。あれ(真顔)。

いつかやろうと思ってたんですけど、まさか活動休止になるとは。

大部さん 復帰した際はよろしくお願いします。

はい。やっぱり思い立った時に動かないとダメだなって思うようになりました。

大部さん そうなんですよ!

いつまでもいると思ってちゃダメですよね。

大部さん そう。ダメですよね―。

あと、一つ聞きたいことがあったんですけど「俺が推すアイドルみんな辞める」って話がよくあるじゃないですか。

大部さん あ!私、今そうなんです。

アレについてどう思ってます?

大部さん ホントに私が推すアイドル、かわいいなと思ってる子がみんな卒業されちゃうので、自分死神なんじゃないかな?と思って。

分かります。

大部さん それで南波さん(音楽ライター・南波一海氏)と嶺脇さんに相談しました。そしたら「みんなそう思ってるよ」って言われました(笑)

実は僕もそうなんですよ。

大部さん 一緒だ!

だから取材をしに行っても「推さないでくれ」って言われるんです。

大部さん つらいつらいつらいつらい(笑)

「来てもいいけど、推しは作らないでくれ」って。どうしたらいいんですかね?

大部さん ホントにそうなんですよ。だから私、推しを言うのやめましたもん。

そうそう。僕もそうなんです。

大部さん でも私は結局言っちゃうんですけど(笑)で、この間アップアップガールズ(仮)のマネージャーさんに「私の今の救いはアプガさんだけです」って言ったんですけど「もう推さないで(笑)」って言われて。「いや、全力で推します(笑)」って話もしてたんですけど。Dorothy Little Happyも分かれちゃったり...。

ライムベリーもそうですもん。アイドルのラップとかヒップホップシーンをlyrical schoolとライムベリーで...

大部さん そぉー。盛り上げていきたいなって思ってたので。

あれは辛かったですね...。でも正直な話をしてしまうとリリスクさんもそうですよ。

大部さん ウチも入れ替わりが多い方なので。

その点でいうと、ファンとして見てて残念とか悲しいって気持ちと、自分もアイドルとしてやってる心境ってどう分けてるんですか?

大部さん 私、自分がアイドルなのを忘れちゃうんですよね。ステージに立ってる時は"アイドルだ"って思えるんですけど、twitterでもアイドル扱いされなくて。アイドルなことを忘れちゃうんです。なので、忘れないために最近動画上げてます。

twitterの「#おおぶフォロワー2万人貪欲大作戦」の動画ですね。

大部さん (笑)

あれ。いいですよね。

大部さん ホントですか?ありがとうございます(嬉)

すごいあざといんですけど...

大部さん (爆笑)

大部さん、あざとさに嫌味がないのがいいですよ。

大部さん あ、ありがとうございます(笑)頑張ります。

僕も推しを言わないようにしてるんですけど...

大部さん 山田さん、特典会行くんですか?

行かないです。ライブを後ろで見てて基本的には帰る。

大部さん 私、最近個別握手にハマってしまって。ヤバいです。積んでしまいます(笑)

ライブの終わりとかにご挨拶とかしていただいて、握手とかあったりするじゃないですか。あれで喋れないんですよね。

大部さん 関係者ご挨拶ですか?

そうそう。だから普通の特典会とかでちゃんと喋れてるヲタさんたちすごいなって思います。

大部さん すごいですよね。私、"聞きたいことリスト"の紙を持って行っていかないと無理です。

メモを見ながら握手するってことですか?

大部さん だからすぐ終わっちゃいました(笑)prediaさんとか。

逆に自分が握手会に出ている時にファンの人がすごく色々喋るじゃないですか。

大部さん そお!あとそのままtwitterに握手会のレポ書いてる人、すごいなって思います。私、自分が握手会行った時に喋ったこと忘れちゃいますもん。色々喋ってくれて人すごいなって思います。

大部さん、hinaとその卒業を振り返る

で、まあ卒業関連でいうとlyrical schoolが当事者になった話として、hinaちゃんが卒業して、himeちゃんが加入という...これをドラマチックと言っていいのか分からないんですけど、あまりこの件について喋ってないですよね。

大部さん 一っっ回も聞かれてないです。hinaのことは。

その話を聞かせてもらえますか。

大部さん hinaの卒業は本当にショックで。

それは傍目に見てもすごくよく分かりました。

大部さん うそぉー。

あれだけ一緒にいて、2人での取材も受けてて...

大部さん そうなんです。撮影も2人が本当に多くて。

hinaちゃんが入ってきた時からそういう感じだったんですか?

大部さん いや。元々オリジナルメンバーのmarikoとすごく仲が良くて。歌もホントに上手くて。私、レコーディングがすごく苦手で。デモ曲が男性の声で送られてくるんですよ。作ってる方が男性なので。それを自分の声に録音しなおして私に送ってくれるんですよ。

大部さんが歌いやすいように?

大部さん はい。で、レコーディング中も常にayakaの近くにいてくれて。私、できないと落ち込んでいっちゃうので。それを励ますためにいつも側にいてくれたんですよ。歌でもそうですし、常に一緒にいてくれて、結構遊んでたんです。そのmarikoが卒業して初めて歳の離れた女の子が入ってきて。

当時何歳ですか?

大部さん 当時16才ですね。

高校一年生だ。

大部さん すごいフワフワしてる子だな、と思って。かわいくて、白くて。でも最初喋らなかったんですよ、私。

人見知りで?

大部さん 私、あんまり学校に来る転校生とかあまり話せなくて。初めての新メンバーで、自分がリーダーになるっていうのを言われてたんですけど、なんか話せなくて。他のメンバーがコミュニケーション上手なので任せてしまってたんですけど。なぜか一緒に映画を見に行くことになって。「モンスターズ・インク」に。それきっかけですね。すごい話すようになったのは。で、気づいたら"あやちゃん"って呼ばれてました(笑)

hinaちゃんは不思議な感じですよね。現代っ子って表現も変なんだろうけど。

大部さん はい。でもあの子もmarikoにもすごく似てて。

そうなんですか。

大部さん あの子、頭の回転めちゃくちゃ早いんですよ。一回私たちがラジオをやらせてもらったことがあって。

「deeper deeper」(TOKYO FM)ですか?

大部さん そう。「deeper deeper」の私の収録の時にhinaが聞いててくれてて。なんかずっと下向いてるんですよ。寝てるのかな?と思ってたら終わった後に紙を渡されて。「あやちゃん、これ口癖多いから気をつけた方がいいよ」とか「もうちょっと間があった方がいいかもね」とかすごい書いててくれてて。私、すごい嬉しくてこの子と一緒に仕事していきたいなって改めて思ったし、好きだなって思いました。歳の差は6つも離れてるんですけど、私が年下から注意を受けるのが嫌とかがなくて。逆にすごい嬉しくて...この子はすごいと思いました。

そんなhinaちゃんがですよ。さっきも言いましたけどZepp Diver Cityのワンマンがホントにすごいなと思って「この先のリリスクはどうなっていくんだろう?」と期待してた矢先の卒業発表だったので結構ショックだったんですよね。

大部さん すごい私もショックで。現場で会うのに毎日LINEをしたり、電話をしたり、遊んだりずっとしてて...信じられなかったですね。で、お客さんが「hinaの卒業まであと何日」って言うんですよ。でも私、卒業の日までは全然実感がなくて。アンコールの「photograph」をhinaが考えたやつを一人ずつ出て行くって...あの「photograph」で本当に実感が...

ボロボロになってましたもんね。

大部さん だって私、最後なんだもん...(鼻声)最初、hinaがトークしてminanさん、amiさん...って"さん付け"で言ってたんですよ。で、あやのことはなんていうんだろう?って思ってたら「あやちゃんは...」みたいに言い始めて。なんか...いつも通りの呼び名で呼んでくれたのが嬉しくて。お客さんの前とか、取材ではいつも「ayakaさん」って呼んでたんですよ。でも、その時はいつも通りの呼び名で呼んでくれたのが嬉しくてボロボロボロボロ泣いてて。なんかhinaの笑ってる姿とか見てたら泣けてきちゃって。気付いたら自分の出番で。もう全然歌えなくて、涙止まらないし。

あの日は僕も見させてもらったんですけど「ファンの人たちってすごいな」って思いましたね。

大部さん 泣いてる方ももちろんいたんですけど、みなさんhinaに似てるのかな?笑顔で送り出そうっていうのがすごい強くて。で、hinaも泣かないし。なんだコイツは!?って思いましたよ(笑)なんか私の卒業式みたいになってて。

ちょっとぐらい湿っぽい感じになるのかな?と思ったんですけど。

大部さん ホントにかわいくないなって思って。最後の最後まで。

裏ではどうだったんですか?

大部さん あのまんま。

え?

大部さん 終わった後も。

じゃあ逆にhinaちゃんがへこたれてるとか、泣いてることって見たことあります?

大部さん hina、全っ然泣かないです。泣く時は一緒に泣くんですけど、5回もないと思います。普段絶対泣かないです。それくらい強くて。たぶん他人に涙を見せたくない子だと思うんですけど。でも、卒業の3日後ぐらいにもう一回会ったんですけど、その時に一緒に泣きました。思い出話して...。最初あんまり好きじゃなかった、とか言って(笑)

まぁ、それでも自分の道を行くと決めた訳ですからね。

大部さん そうなんです。だから頑張って欲しいなと思って。でも、私的にはhinaのグラビアをもう一度見たい気持ちがすごい強いので、それは伝えました。

この先、そういうことがないとは限りませんからね。その時は大部さんがいっぱい動いてください。

大部さん そぉ!だから私が売り込みに行こうかなと思って。それまで私は頑張ります(笑)

hime(ex.ライムベリー)の加入について「hinaの卒業で離れたお客さんにもう一度見にきて欲しい」

そのhinaちゃんの卒業があってその後ですよ。...この話はどう聞いたらいいんですかね。

大部さん himeの加入ですよね(himeは元ライムベリーのメンバー)。あの...hinaがいる時点から映画の撮影が始まってたんですよ。

hinaちゃんがいる段階で、既にhimeちゃんが入ってる映画を撮ってたってこと?

大部さん そうです。取材も一本受けてて。すっごい複雑でした。私の中では。

himeちゃん加入の発表も割とすぐだったのはそういうことだったんですね。

大部さん はい。なのでhinaがいる時点でもう動いてましたね。今の新体制では。なのでもぉ違和感がありすぎて。「これからこの6人になっていくのか」ってhinaがいる時点からちょこちょこ思うようになってて。でもhimeはすごい練習をしてきてくれて、歌もですし、ラップも、ダンスも。

同じラップをやってると言ってもだいぶ方向性違いますもんね。

大部さん そう。だからすごいたぶん苦戦したと思うんですよ。けど、全然弱みを見せなくて。やっぱりhimeもリリスクのライブを何度か見に来てくれてて。リリスクのヘッズ(lyrical schoolファンの総称)としての目線もできる子なので私たちに何が足りない、とかどうしていったらいいかとか。絶対いいアドバイスをくれる子だと思うので期待してますね。

でも、割と違和感なくすんなり入ってきた感じはありますよね。たぶん周りもそういう風に見てたと思うんですが。

大部さん はい。でもそれはhimeの努力のおかげだと思います。あとmeiがすごく個人でhimeのレッスンを見ててくれてたので、そこもありがたくて。

ライムベリーがあんな形になってしまったことで結構気持ちが折れたところがあったんですよ。その後のドロシーさんのもそうだし。

大部さん そうですよね。

MIRIちゃんは今もライムベリーをやって、HIKARUちゃんはソロ活動をやってて。でもhimeちゃんだけが「引退する」みたいな話で。それが本当に忍びなくて。なんとかならないのかなぁ...と思っても何もできないんですが。ちょうど「リリスクもhinaちゃん辞めちゃうし、himeちゃんが入るしかないんじゃないの?」みたいな話を仲のいいヲタさんとしてた翌日にhimeちゃん加入が発表されたので折れた心が救われた感じがしました。

大部さん それはお客さんにもすごく言われましたね。

himeちゃんの加入があって、去年は本当に良かったなって思いましたね。で、それが新体制になっていよいよこれからって感じですよね。

大部さん そうなんです。

まだhinaちゃんの影を追ってる人もいると思うんですけど、これから新曲も出て、また新たに...

大部さん hinaの卒業で離れてしまったお客さんもすごく多くて。そのお客さんにもう一度見にきて欲しいです。hinaの代わりとかではなくて。また新たなlyrical schoolに生まれ変わったと思うので...。ウチのグループって一人変わっただけで生まれ変わるんですよ。曲もメンバーの雰囲気も。なのでhimeが入ったことによって、また新たなlyrical schoolになったと思うので、そこはまず皆さんに見にきてほしいですね、3月6日に。