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アイドル戦国時代2ndシーズンの到来は目の前!10年目のTIF2019はネクストヒロインたちが大活躍!

2019年8月2日(金)〜4日(日)にかけて開催されたTOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)。今年で10周年を迎えた節目の開催は来場者88,000人と過去最大規模のイベントとなった。

ブームの終焉やシーンの縮小が噂されるアイドルシーンの中で、来場者数が最多となった今年のTIFは、次の10年のスターになりうるフレッシュなアイドルたちの活躍が目立った年となった。
「アイドル戦国時代2ndシーズンはもう始まってる!」そう確信するmusicite編集部が、この先要チェックなグループたちの活躍ぶりとともにTIF2019を振り返る。

TIF初出演組の大活躍!!クマリデパート、校庭カメラアクトレス、Leo-Wander、めろん畑a go go、カネハマヒカリ with 大野姉妹

2019年のTIFで注目すべきトピックの一つが初出演組の活躍。その筆頭をかざるのはクマリデパートだ。昨今のクマリデパートの勢いを見ると今年がTIF初出演というのが信じられないくらいだが、そのクマリデパートがついにTIFのステージに立った。

王道アイドルとしての魅力を詰め込んだDOLL FACTORY、入場規制がかかるほどの人が詰めかけたFUJI YOKO STAGE、快晴の空の下ではしゃぎまくったSKY STAGE。どのライブにも噂のクマリデパートのライブを見届けようと多くのアイドルファンが駆けつけた。

中でもラストステージとなったSKY STAGEでのライブの最終曲「サマーニッポン夏サマー(エンドレスバージョン)」では、アフロシャツを持ち出してステージいっぱいを使ったパフォーマンスを見せ。小田アヤネが楓フウカのアロハを取り上げるパフォーマンスも見せるなど、夏空の下ならではの開放感たっぷりのライブを繰り広げた。

初めてのTIFで知名度とその実力を今まで以上に知らしめたクマリデパート。この先のアイドルシーンの台風の目となっていくのは間違いなさそうだ。

他にも女優業とアイドルの二足のわらじを履きこなす校庭カメラアクトレスも念願の初出演。2日間3ステージで可憐でフレッシュなライブを披露。結成わずか半年あまりでTIFの出演枠をゲットしたLeo-Wonderも躍動感とキレのあるパフォーマンスを見せた。

「TIF2019アザーレコメンド」の推薦枠から見事出演枠を獲得しためろん畑a go goは、サイコビリー楽曲と奇抜なコスチュームでファンは大熱狂させ、TIF内イベントとして開催された「ナツ☆イチッ!オーディション2019」(後述)でグランプリに輝いた大野ひまりが所属する大野姉妹 with カネハマヒカリは、大野姉妹の演奏に支えられたカネハマヒカリの圧倒的なボーカルで観衆の心を奪った。

次代の主役は彼女たちが担う!ニューヒロインの誕生を予感 -二丁目の魁カミングアウト、たけやま3.5-

今やアイドルファンだけでなくアイドル本人たちからも多大な人気を誇るゲイアイドル二丁目の魁カミングアウト。当初は3日間全日の出演が予定されていたが、開催前日にネット上に出された一部出演者への襲撃を予告するネットの書き込みとその影響に配慮して急遽初日の出演を見合わせた。

その書き込みは二丁目の魁カミングアウトに宛てたものではなかったものの、自らのファンが被りかねない不測の事態に対して最大限の安全策を講じた対応は、常にファンのことを第一に考える二丁魁ならではの判断。その段階では2日目以降の出演も検討中とのことだったが、8/3と8/4には全員で元気な姿を見せた。

2019年の初ステージとなった8/3のSMILE GARDENでは快晴の空の下に勢いよく飛び出してきた二丁目の魁カミングアウトの4人は、「耳をすませば」「三原色カタルシス」「まるもうけ」「シワの数だけ被GAY妄想」「ボクの夢はお嫁さん」とキラーチューンを畳み掛け、4日のDOLL FACTORYでは前半をほぼダンスで占めるシリアスな展開から一気にアッパーに持っていく幅広い演出でファンを魅了。もはや定評を得ているといってもいい二丁魁のライブの実力は初見のアイドルファンにも強く印象付けられただろう。

“驚異の顔面偏差値”を誇る愛媛の4人組ガールズバンドたけやま3.5は、今年のTIFが2回目の出演。8月1日にリリースし1stアルバム「Ying&Yang」の勢いをそのままTIFに持ち込んで、SMILE GARDEN、DREAM STAGE、DOLL FACTORYの3ステージで熱唱。
新曲「恋空チャイム」を織り交ぜたステージでは、この夏に向けてより一層磨き込まれたバンド演奏でファンを魅了した。

実力派たちの共演 lyrical school、sora tob sakana、amiinA

こうしたニューフェイスたちが活躍する一方で、TIFの常連と言うべき実力派アイドルたちもステージでしのぎを削りあった。

初日のHOT STAGEに立ったlyrical schoolは、9/25にリリースするアルバム「BE KIND REWIND」から初出しの曲「LOVE TOGETHER RAP」をドロップし、2日目のSMILE GARDENでは、アイドルシーンにとっては伝説的な存在のTomato n’Pineの楽曲「ワナダンス」をビートジャック。そして最終日のSMILE GARDENでは夕暮れ迫るお台場の空をバックに「Tokyo Burning」「Enough is school」といったメロウなトラックを集めたスペシャルライブを展開。

TPOに合わせたバラエティ豊かなライブはヒップホップアイドル第一人者としての真価を見せつけた3日間となった。

平均年齢17.3歳にも関わらずTIFへの出演は5回目を数えるsora tob sakana。元来のポストロックを中心とした楽曲からさらに可能性を広げ続ける彼女たち固有の世界観とパフォーマンスは既にアイドルシーンに欠かすことはできない存在となっている。今年のTIFでもHOT STAGE、SMILE GARDEN、DOLL FACTORY、SKY STAGEとTIFの主要ステージを網羅。その堂々たるステージぶりは風格すら感じさせるパフォーマンスだった。

また、そのsora tob sakanaの盟友でもあるamiinAも3日間ともに出演し、4ステージでのライブを行った。シンクロ率の高いダンスと全身全霊をライブパフォーマンスは、たちどころに集まったアイドルファンたちの心を掴み、「この暑さ乗り切りましょう!!」(miyu)の掛け声で始まったSMILE GARDENでのライブはロックチューン中心のライブで観客をぶち上げ、SKY STAGEではファンタジックな世界観を演出するamiinAらしさ溢れる多彩なライブを行った。

そして、TIF最終日の3日目にはSKY STAGEの最終プログラムとしてsora toba sakanaとamiinAがコラボステージを披露した。真っ白な衣装をそろえたsora toba sakanaとamiinAの5人は互いの代表曲「夜空を全部」(sora toba sakana)、「Canvas」(amiinA)を披露する。夜の闇に包まれた中にぽっかりと浮かぶ5人の姿はまるで妖精の舞を見ているようでTIFのフィナーレを幻想的な光景を浮かび上がらせていた。

TIFの本当の主役はライブじゃない!? -腕相撲にナツイチヒロイン .道場破りも表れた目玉企画も大盛りあがり-

TIFといえば、総勢200組を超えるアイドルたちがライブを競演する夏フェス…と思われがちだが、本当の目玉イベントはライブ以外にもあるのが昨今のTIF事情だ。

週刊プレイボーイとTIFがタッグを組んで開催する「ナツ☆イチッ!オーディション2019」は、TIFに出演するアイドルたちが参加するオーディション。週刊プレイボーイでのグラビア掲載、showroomでの活動と審査を経て、TIF最終日の8/4(日)にグランプリが発表された。

その発表会場となったDOLL FACTORYには、ファイナリストとなった大野ひまり(大野姉妹withカネハマヒカリ)、笹原琴音(ナナランド)、すみれせぷてんばー(SKOOL GIRL BYE BYE)、土光瑠璃子(FES☆TIVE)の4人が登壇。来場者による投票を経て、グランプリには大野姉妹 with カネハマヒカリの大野ひまりが選ばれた。

発表の瞬間は、両手で顔を覆い涙を見せた大野ひまり。グループのメンバーの大野真依(大野ひまりの実姉)とカネハマヒカリもステージに駆けつけてグランプリを称え合い、受賞の記念として大野姉妹 with カネハマヒカリはスペシャルライブを披露。

その直後に行われたフェスティバルステージでのライブでは、大野ひまりが「ナツ☆イチッ!クイーンありがとー!」と受賞トロフィーを高々と掲げて登場し、ファンと喜びを分かち合った。

そしてTIF一番の目玉企画と言ってもいいイベントが「TIF2019アームレスリング大会 powered by TOWER RECORDS ザ・感謝祭」。元々はT-Palette Recordsのイベント「T-Palette感謝祭」で行われていた余興的な企画だったが、2017年からはその場をTIFに移していく中で徐々に本格化。今年は前年に念願の王者となった我妻桃実(ハコイリ♡ムスメ)がグループ卒業に伴い最後の参戦となることが発表されていたため、その動向が注目されていた。

さらに今年はインディペンデントライブイベントとして規模を拡大しているギュウ農フェスのアームレスリングエリートが道場破りに参戦。さながら異種格闘技戦の様相を呈したが、Tパレ&TIF選抜チームにあっさり敗退となった。

その後の本編トーナメントではアイドルイベントとは思えないほどの緊張感あふれる激戦が繰り広げられたが、王者の牙城は揺るがず、我妻桃実が他のアイドルを圧倒する強さで2年連続での優勝を果たし、有終の美を飾った。

ヒロインの勇退 -最後のTIFを迎えたアイドル-

数多くのアイドルたちがライブを繰り広げる中で、今年のTIFが最後の出演となるグループもあった。2011年に活動を開始したWHY@DOLLはTIF出演を前に2019年11月での解散を発表。TIFへの出演も6回を数え、ダンサブルなサウンドとクオリティの高いパフォーマンスは音楽重視のアイドルファンからも支持を集めていた。

夕闇が近づくSKY STAGEにピンクのワンピースの新衣装で姿を見せたWHY@DOLLは、「今日はみなさんと最高の夏の夜の思い出を作りたい」とメッセージを添えて、「夜を泳いで」「ラブ・ストーリーは週末に」「菫アイオライト」の3曲を披露。夜空をバックに大人っぽさを漂わせるWHY@DOLLの2人は最後のTIFを噛みしめるようなライブを集まったファンに見せていた。

TIFはアイドル1年の総決算。アイドルのネクストシーズンはもう始まっている!

冒頭に記した通り3日間での来場者は88,000人と発表され、過去最大規模での開催となった2019年のTOKYO IDOL FESTIVAL。
アイドルやアイドルシーンにとって、一年の中で最大かつ最重要なイベントであることはもはや疑いようもないが、「TIFとはなにか?」について別角度の捉え方があるのでは?という考えが浮かんだので最後に少しまとめたいと思う…

続きはmusicite編集長のnote「MIDAS」で有料公開しています(100円)。

【提言】TIFで1年が終わり、@JAM EXPOで次の1年が始まる -アイドルシーンの年間スケジュール-

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