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クロスノエシス

クロスノエシス インタビュー

2019年5月に活動を開始した3人組アイドルユニット・クロスノエシス、彼女たちにとっての2019年は波乱の1年だった。

前グループの活動終了後、メンバーのAMEBA、FLAME、SODAはekomsへ移籍。のちに新メンバーのLAKEを加えた4人で活動を開始し、9月30日にはミニアルバム「chronicle」をリリース。12月には1stワンマンライブの開催も決定するなど、活動自体は順調に見えていたが、ワンマンの直前になってSODAが、そのワンマンをもって脱退することが発表された。

突然すぎる発表にワンマン当日の会場は異様な空気に包まれていたものの、ライブの最後にステージに立ったAMEBA、FLAME、LAKEの3人は、それまでの自分たちに別れを告げるメッセージソング「MY LAST DANCE」を披露して、休まず前に進み続けていく姿をファンに見せた。

わずか1年の間に2度も重大な転機と直面することとなったクロスノエシス。果たしてメンバーの3人は激動の2019年をどう過ごしてきたのか。そして、この先クロスノエシスはどんなグループになっていくのか。
メンバーそれぞれの揺れ動く胸の内をリアルに語ってくれたファン必読のインタビューです。

「無事に終わってよかった」「生きることに必至だった(笑)」波乱の1stワンマンライブ”Vanishing point”

――1stワンマン(「Vanishing point」2019年12月21日@新宿MARZ)の話から聞かせてほしいんですが、SODAさんの脱退が急に決まって、みなさんかなりいっぱいいっぱいな感じに見えたんですが。

FLAMEワンマンまで1週間ないぐらいの時に、SODAちゃんの脱退が同じ日になることが決まったので、予定してたことから変わってしまったものも多くて。SODAちゃんが作詞した「previously」のお披露目は予定してたんですけど、もう1曲は脱退するのが決まってから新しく作られて…

――曲自体を新たに作ったんですか?

FLAMEはい。アンコールも急遽3人でやることになったり本当に余裕がなくて。

AMEBA本当にいっぱいいっぱいでしたけど、無事に終われて良かったです。

FLAMEもっとヤバくなった可能性もあったので、あの時自分たちができた最大限ではあったのかなと思いました。

――その新しい曲が「MY LAST DANCE」ですか?

AMEBAそうです。曲をもらったのがワンマンまで一週間ないぐらいだったので、振り入れも歌詞がない状態でやってました。

FLAME元々、脱退がメインのワンマンライブではなかったので、そこに重きを置きすぎずにやらなきゃいけないし、すごくワタワタしてしまいました。正直、終わってホッとしたのが一番ですね。

LAKESODAちゃんが辞めるのが決まってから、いつも感じる1週間がより長く、より早く感じて、”どうしよう?どうしよう?”ってずっと思ってました。

――SODAさんが脱退する話を聞いた時はどんなことを思いました?

AMEBA脱退の話は前からあったので…

FLAME辞めることはみんな覚悟してたんですけど、もう少し後なのかな?と思ってたから、それが早まっちゃったなって。

AMEBAただ、辞める人と続ける人の意志が噛み合わないところも出てきてしまっていたので、聞いた時は、「ああ、そうなんだ」みたいな感じはありました。

FLAME気持ち的に、「何で?何で?」とかはならなかったですね。本当に仲は良かったので、お互いの性格とか理解した上で「なるほどね」みたいな。

LAKEその気持ちもあったんですけど、「今か…」っていう感じが私は一番強くて。みんなもこれからって思ってた時の発表だったから…。

AMEBAレーちゃん(LAKE)が一番複雑だったと思う。

――LAKEさんは、他の3人の中で1番付き合いも短かったと思うんですが、その辺りも含めていかがでしたか?

LAKE自分がドンドンおかしくなっていくというか、弱くなっていくというか。状況に飲まれちゃってました。それまで辞める話を聞いても自分のモチベーションが下がることはなかったんですけど、ワンマンで3人になるのを知ってからは、本当にどうしたらいいか分からなくて。だから、あんまり覚えてないんですよ。ワンマンが終わっても今度は3人のレッスンがあって。25日に3人でイベントに出たところまでは本当に覚えてない。生きることに必死でした(笑)

――そんな中でも当日のライブのことで覚えてることってありますか?

AMEBAワンマンの3日前ぐらいに、新曲を披露したらファンの方が死んだ目でそれを見てるって夢を見たりしてめっちゃ不安でした。実際、当日も死んでる人はいて、「これ夢で見た光景だ」って。それでも、3人でのステージを見てくれてる人がいたり、その人たちが次のイベントにも来て、「3人もかっこよかったよ」って言ってくれたので、ホントに良かったなって思いました。

FLAMEファンの方は私たち以上に急だったし、SODAちゃん推しの人は脱退の日に推しがいない曲を見るのってヤバいじゃないですか。私たちも不安だし、ファンもすごく悲しんじゃうって思うと怖くて…。

AMEBAでも、ekomsのスタッフさんが「3人でやっていくんだよ!」って励ましてくれて。

FLAME「後ろ向かないで。これからは3人だから!」ってすごく言われて。これは腹を括るしかないなって。

LAKE事務所の方々がそういう雰囲気を作ってくれるから、気持ちを持っていきやすかったって言うか、「3人でも大丈夫だからね!」みたいな感じに言ってくれることで、自分の中でも少し落ち着きました。

AMEBAこれで誰にも何も期待されてないままやってたらダメだったなって…強く生きようと思いました。

LAKE(笑)

――アンコールで3人で出ていく時の気持ちはどうだったんですか?

AMEBAめっちゃ不安だったんですけど、ステージに出た瞬間に大丈夫になりました。

LAKE直前まで顔も引きつってたし、新しい衣装で出ていったらファンの方も察すると思うからすごい不安で。でも、音が鳴って始まっちゃったら切り替えられたし、改めて3人でやるんだって実感しました。

――「MY LAST DANCE」すごくよかったですよ。3人で手を振る意味深な振りも含めて。

AMEBAあれは自分たちの過去との決別なんです。

FLAME見る人によって捉え方は色々あると思うんですけど、SODAちゃんさようならの曲じゃないんです。

AMEBAワンマンのタイトルが「Vanishing Point」だったのも、そこで切り替わるタイミングや過去の自分とさよならっていう意味もあったので。

FLAMEワンマンを私たちの分岐点にしたかったんです。

 

「全然違う考え方をしなきゃいけない」-ekomsへの加入がクロスノエシスにもたらしたもの-

かくして、波乱の1stワンマンライブを乗り越えたクロスノエシスだったが、メンバーのAMEBA、FLAMEにとって、2019年のもう1つの分岐点だったであろう出来事は、ekomsへの移籍。
今やMaison book girl、クマリデパート、ZOCと、話題のアイドルが所属する事務所となったekoms。その一員となったことはクロスノエシスのメンバーたちに何をもたらしただろうか。

――ekomsに加入してクロスノエシスとして活動再開することになりましたが、そもそもクロスノエシスって名前の意味はなんなんでしょうか。

sayshine(クロスノエシスプロデューサー)交差するという意味の”クロス”と、哲学の言葉で思考作用という意味の”ノエシス”をつけて思考が交差する的な意味合いでつけました。

――で、そこにLAKEさんが入ってくる訳ですよね。

FLAMEレーちゃんは、ekomsに移籍する前のオーディションにも応募してくれてたんです。

LAKE最初のオーディションに応募した時は返事が来なかったので落ちたと思ってて。ekomsの方でオーディションが発表された時も、”もう一回受けるか?受けないか?”って迷ったんですけど、”これはもう勢いだ!”と思って秒で送りました。

AMEBA一番最初にきてました(笑)

LAKEでも、そこからまた返信が来なくて。また落ちたと思って、他のオーディションも色々受けたりしてたら、「応募してくれてありがとうございます」って連絡がきました。

――最初にメンバーに会った時の印象は?

LAKE前のグループの時も見てたんですけど、現場で会うのとは感覚が違って、オーディションで会うまでは人として存在してると思えなくて、「本当にいるんだ…」みたいな感じでしたね。

FLAMEレーちゃんは、私はこのメンバーでやりたいですって熱意が一番あったし、誰よりも意志が強かったので。で、スキルもすごくあったんですよ。クロノスはコンテンポラリーダンスやジャズバレエの振りが多いんですけど、それが得意って言ってたし、みんなが断トツで入って欲しいねってなったのがレーちゃんでした。

――新しい事務所となったekomsはどうですか?

FLAMEスタッフさんと仲良くなれることが嬉しいです。ekomsさんは他のグループもいらっしゃるので、関わる人が一気に増えたんですよ。

AMEBA今まではやることも自分たちで決めることが多かったんですけど…

FLAME「全部自分たちでやろうとしなくていいんだよ」みたいなことを言われて。最初のレッスンの日に「お水です」って言われたのに全員が感動して、「水もらえるんですか!?」って(笑)

AMEBAそういう作法?が分からなかったんです。

FLAMEスタッフさんにどこまで甘えたりお願いしていいのか。

AMEBA最初は、「ekomsに入れた!すごい!」みたいな感じだったんですけど、事務所の方たちと話すようになって入った実感が湧いてきました。

――加賀温泉郷フェスでしたっけ?ekomsのみんなで出演してたじゃないですか。その時にみんなで写真に映ってるのをtwitterで見て、ekomsも随分変わったなと思いました。

FLAME学生時代の青春とかがない人間だったので、修学旅行ってこんな感じなんだろうなって思ってました。

LAKE夜更かしして、みんなの部屋に行き来して。

FLAMEクマリデパートさんが私たちの部屋に来てくれて、女子会みたいなのを一晩中やってました。

LAKEお菓子広げてね。

FLAMEekomsの他のグループさんやスタッフさんが、みんなでご飯食べようみたいな空間を作ってくれたので、打ち解けたられたのかなって。あと、そのイベントでお客さんもクロノスのことを知ってくれたみたいで、「ekomsなんだね。初めまして」みたいな人が多かったです。

――僕がクロスノエシスをちゃんと見たのは、「ekomsフェス」(2019年9月30日TSUTAYA O-EAST)の時だったと思うんですが、その時のことを聞かせてもらえますか?

FLAME慣れてなさがすごかったなって思いました。

――慣れてなさ?

FLAMEいきなりの大きな会場で空間を使い切れてなかったというか、終わった後にサクライさんにも、「小ぢんまりして見えたよ」って言われました。それまでたくさんのお客さんに見てもらえる機会があまりなかったし、ステージ側だけじゃなく、見てるお客さんも意識しなきゃいけないんだ、っていうのをすごく感じたライブでした。

LAKEステージがすごく広くて、普段やったことのないような番号まであって。

FLAME立ち位置がね。

LAKEそう。だから今までのライブよりも広げてやったんですけど、移動がいつもの倍だし、気合も入ってる分、どんどん自分の体力がお客さんに”吸われていく”感じがして。自分がまだまだ足りないんだなっていうのをすごい感じました。他のグループさんのライブを見てたら、空間もうまく使ってるし、お客さんがすごく乗ってて楽しそうで。ああいう場所でもっとやれなきゃいけないんだな、自分たちにもそこに追いつくだけの何かは絶対あるはずだから頑張ろうって思いました。

AMEBA大きい会場でやることになったら、フロアの雰囲気も作らなきゃいけないし、ステージの使い方もまだまだだったし、同じ界隈で同じライブハウスだけでやってたら一生このまま、大きいステージに行くためには全然違う考え方をしなきゃいけないんだなって思いました。

――その辺りはクロスノエシスの曲作りにも影響してくると思うんですが。

sayshine「MY LAST DANCE」が、そういう自分の殻を破っていくために作った曲ですね。

――あの曲だけ雰囲気が違ったので、サクライさんが作ったのかな?って思ったんですが。

FLAMEそれ、みんなに言われてます(笑)

sayshine「MY LAST DANCE」に関しては、僕もデモの段階からサクライさんやekomsのスタッフにも聴いてもらって、感想を聞いて、作り直してを何回もやったので、僕にとっても”ekomsに入った”って思えた最初の曲かもしれないです。

AMEBA「MY LAST DANCE」も含めて今回のワンマンで、本当の意味でekomsに入った感じがしました。

 

新たなジャンルを切り開いてその先へ。クロスノエシスの2020年は、パフォーマンスで見せるグループへ

――クロスノエシスのこれからについてなんですが、今新メンバーも募集してるんですよね?

FLAMEはい。1月15日まで募集してます。

――こんな子に入って欲しい、というのはありますか?

AMEBAこの先のクロスノエシスが勝負するのはパフォーマンスだと思ってて。ekomsの中でもどんな存在になりたいかとか、売れた時にどういう印象を与えたいかとかでも、一番思ってるのはステージで見せられるグループなので、歌とダンスが強い子に入って欲しいと思ってます。

LAKEただアイドルをやりたい、アイドルになりたいじゃなくて、クロスノエシスで売れていきたいっていう人がいいです。私たちが行きたいところと違うところを見てる人を入れてもうまくいかないと思うので。あと、顔とかよりも忍耐力?それがアイドルやる上で一番大事かなって。そういう子はいるだけで周りを高めたり、支えることもできると思うので。

FLAME私はダンスと歌は絶対条件だと思うんですけど、一緒にやっていけそうな子。ただやる気があるだけじゃなくて、クロノスでやりたい子がいいです。

AMEBAパフォーマンスが大事って言ったんですけど、最初はできなくてもそこに重きを置く子がいいなって。

――最後に2020年の目標を聞かせてもらえますか。

LAKE自分たちのことを一般的にちゃんと知ってもらいたいというか。それぐらい実力をつけて大きくなりたいって気持ちはずっとあります。あと、誰かに憧れられるような、こんな風に生きたいって思ってもらえる存在になりたいなって思います。自分がすごく辛くて、人生辞めたいって思ってた時に救ってくれたのがアイドルさんなので、自分もそういう風になりたくて。

――LAKEさんにとってのそういう人がいたんですか?

LAKEヤなことそっとミュートのなでしこさんがそうです。自分の意見とか自分の思ってることを正直に言うのは勇気がすごくいるけど、それを開放してありのままの自分でいられるようになりたいなっていうか。

――たしかになでしこさんは、ステージ上で全てを発揮するタイプの人だと思うんですけど、憧れるのはそういうところですかね?

LAKEそうですね。私はステージが、自分の感情や気持ちを全部出せる場所だと思うので、それを見てる人に伝えたいと思ってます。

――FLAMEさんは?

FLAME「最近、おすすめの現場ある?」みたいな話になった時に名前が出るグループになりたいです。SNSとかでイベンターさんに「クロノスを呼んでください」って薦めてくださる方を見かけるんですよ。そう言ってくれる方は、パフォーマンス重視で見てくれている方が多いんですけど、普通に楽しみたいとかの理由でもいいので、「クロスノエシスっていうグループがおすすめだよ」ってたくさん言われるグループになりたいです。

――最後に、AMEBAさん。

AMEBAなんでアイドルをやりたいのか?って考えた時に、sayshineさんの曲で売れたいっていうのが私にはあるんです。クロノスはまだ始まったばっかりだし、事務所のスタッフさんが色々考えてくれるのはチャンスだと思うので、それは絶対逃したくないなって。あと、売れた上でその先をいっているグループって自分たちでジャンルを切り開いてる人たちだと思うんです。ブクガさんとか、ZOCさんとか、BiSHさんとか。クロノスも自分たちの道を貫いてその上で、売れるようなグループになりたいなって思ってます。

 


リンク
クロスノエシス オフィシャルサイト http://crossnoesis.com/
クロスノエシス 公式twitter https://twitter.com/crossnoesis/

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