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東京女子流「Stay with me」インタビュー

「もう一回、書きなおしてみよっか?」作詞家・山邊未夢の苦悩と奮闘

新曲「Stay with me」は作詞が山邊さんと言うことで、まず歌詞についてから聞きたいんですが、最初はどんな風に言われたんですか?

山邊ミーティングをしてた時の最後のあたりにマネージャーさんから「次のシングルからはメンバーが作詞するから。未夢、作詞お願いね。」って振られて。いきなり過ぎて私も状況を把握できてなくて「え?作詞?」みたいな感じになっちゃって。その時はあんまり実感がなかったんですけど、話が進んでいくにつれて「やっぱり私がするんだ」って実感して。でも、やるからにはいい歌詞を書きたいなと思って臨みました。

と言うことは元々山邊さんが書くことが好きだったから、と言う訳ではなかった?

山邊そうですね。でも、絵を描くことや楽器を弾くことなど、何かを作ることには興味がありました。

歌詞を書くのにあたって、テーマについて考えたりしましたか?

山邊最初にスタジオでディレクターさんと話し合ってる時にディレクターさんから「テーマは恋愛がいいんじゃない?」って言われたんですけど、恋愛について書いてもあんまり人の共感を呼べる歌詞が自分で書けない気がしたんです。で、その時に高校の授業が全部終わってて卒業を控えてたので、”卒業”だったら私の気持ちもすごい込められるなって思って、テーマに書かせていただきました。

作詞は大変でしたか?

山邊まず何から手を付けていいのかが分からなくて。最初の「二つ並んだ影」という歌詞をディレクターさんと考えて、そこからの次の歌詞への繋げ方についてマネージャーさんが色々アイデアを出してくれて。「友達と過ごした日とか自分が印象に残ってる出来事を紙に書き出してみたら?」って言われて。そこから書いた言葉や単語を分別をしてから文章につなげていって。で、初めの期限が2週間後で、それはちょっと遅れてしまったんですけど(笑)、提出したらダメ出しされちゃったので(笑)

(笑)

山邊なんて言うか、本当に文になりすぎてたんですよね。

曲は最初に聴いてたんですか?

山邊聴いてました。

じゃあ、その曲に譜割りをしていく感じで作ったんですね。

山邊はい。そうなんです。それで「もう一回、書きなおしてみよっか?」って(笑)そこからは一人で考えることになって「どうしよう?」って思った時に、頭の中に”そばにいたい”って言葉が浮かんだんです。そこから「隣にいたい」「一緒にいたい」とかそういう系の単語をたくさん書きだしたりして、サビに「そばにいてよ」って入れたらピッタリだったので、そこから実体験とかも入れながら…本当に毎日朝8時に改札で親友を待ってたのでそう言うのを入れたりして、ディレクターさんに提出したら「いいんじゃない?」ってなって、今の歌詞になりました。

歌詞のテーマが卒業と言うのは分かったんですが、わりと男女の関係についても書かれてますよね。それも実体験?

山邊“本当の”卒業ソングだったら、卒業する人には共感しやすいと思うんですけど、まだ卒業を経験したことがない人とか、卒業したのが何十年前とかだと記憶が薄まったりしてそんなに共感を呼べないんじゃないかな?とか思ったんです。でも恋愛系の別れの歌だったら、誰しもが一度は通った道と言うか(笑)、共感できると思ったので、卒業がテーマなんですけど、ちょっと恋愛に寄せて書かせていただきました。

芽生さんは最初の歌詞は見たんですか?

山邊見せてないよね?

庄司見てないですね。ワンフレーズだけとかは聴いてたんですけど、その後に「書き直しになった!」って言ってた時の未夢の感じが…。一部分とかじゃなくて本当に丸々だったので、「大丈夫かな?」って。

山邊この世の終わりみたいな感じだったよね、私(笑)

庄司ヤバい!みたいな(笑)イベントの合間とかもずっと一人でやってて。どんな歌詞になるんだろう?と思ってずっとワクワクして待ってたんですけど、未夢が「できたの!」って言って見せてくれた時に「めっちゃいいじゃん!」って思って。朝8時に改札で待ってたところとかも生で見てたので(笑)

山邊(笑)

なるほど。

庄司本当に未夢が書いたんだな、って言う感じがすごい伝わってきて、ちょっと感動しました。

SNSで先に歌詞をアップしましたよね。それにも色々反響があったと思うんですが、それはどんな風に見てましたか?

山邊ちょうど女子流で個人のinstagramをやり始めたぐらいだったので、「そこで解禁したらどうかな?」と思い、アップしました。歌詞を出すタイミングを逃しちゃいそうな気がしたので、LIFriendsさんとの対バンが終わった後すぐ、次の日の朝に出したんです。初めは通学中の人が見てくれたみたいで、高校生ぐらいの人からの反響がすごく多くて。「すごく分かります」とか「私も今年卒業なので、共感できます」とか。で、ちょっと時間が経ってから「自分の若いころを思い出します」とか「べーやま(山邊の愛称)が書いた感じがしない」みたいなコメントなどもたくさんいただいたので、みなさんの期待をいい意味で裏切れた感じがして、すごく嬉しい気持ちになりました。

今回は、ひーちゃん(新井ひとみ)がほとんどソロで歌ってますよね。

山邊はい。

それで、メンバーがコーラスに入ってますが、ガールズグループの人たちでコーラスワークで聴かせる曲があまり多くないのかな?って思ってたんですが。

庄司やっぱりコーラスって5人いないとできないことなので、そこは本当に一人ひとりが意識を高く持って頑張ろうと思って。ひとみで頑張って歌ってくれてるので、それがさらに良く聴こえるように、自分のパートは自分しかいないので、責任持って歌おうと思って頑張りました。

山邊レコーディングはみんなで歌ってる訳ではなくて、一人ひとりが自分の”音”を覚えてやる感じだったので、そんなに苦労はしなかったんですけど、ライブパフォーマンスをするまでは大変でした。今回はひとみがメインで歌ってるので、私たちはそのひとみを支えると言うか、私たちがそんなに目立ってはいけないんですけど、やっぱり4対1なので、普通に歌うと割合的に4人のコーラスの声がすごく大きくなっちゃうんですよね。コーラスの分担も、一番出しやすい音程のパートが2人いたりするので、そうなると、マイクをこのくらい(口から20cmほど)離してもすごく声が乗っちゃって。なので、初披露のライブの時はすごく緊張しました。

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