sora tob sakana

sora tob sakana 中野サンプラザでの主催イベント「天体の音楽会」で圧巻のバンドセットライブを披露。5月にはメジャーデビューミニアルバムのリリースを発表

4人組アイドルユニットsora tob sakanaが、2018年2月12日(月・祝)に主催イベント「天体の音楽会」を開催。5月にワーナー ブラザーズ ジャパンからミニアルバムをリリースすることを発表した。[画像:21枚]

“sora tob sakanaが中野サンプラザで主催イベントを開催!”の発表がされたのは開催まで約2ヶ月前の2017年11月末。楽曲への高い評価と多くのファンからの熱い支持を得ているsora tob sakanaとは言え、キャパシティ2,000人を超える中野サンプラザでのイベント開催。

同年7月の渋谷WWW Xでのワンマンライブがソールドアウトしたものの、キャパだけで比べたら2ステップ近く飛び級した形になる中野サンプラザ。sora tob sakanaがバンドセットでライブに挑むことは早々に発表されたが、これまで名だたるメジャーアーティストが大一番のライブを行ってきた中野サンプラザ公演に期待の一方で多少の不安も覚えたファンもいたのではないだろうか。

当日、イベントのゲストとして招かれたのは、パンダみっく(O.A.)、amiinA、26時のマスカレイド、King Gnu、siraph、Maison book girl、tricot、ゆるめるモ!と個性の豊かさと実力と実績を重ねたアイドルとバンドが勢揃いした。

ほぼ定刻に始まったパンダみっくのオープニングアクト。パンダみっくは、sora tob sakanaの後輩アイドルだが、ド派手なスラップベースのサウンドが会場に響き渡るパンダみっくのアクトは十分すぎるカウンターパンチとなり、否が応でも本編への期待感を煽った。

そして開演を告げるブザーとともに会場が暗転、オープニングSEが始まるのに合わせてステージ奥の大スクリーンに映し出されたVJには、sora tob sakanaのライブではお馴染みのピンクのクジラがスクリーンの中を泳ぐ中を4人のメンバーが姿を見せ、一瞬の沈黙が中野サンプラザに走ったあと、風間玲マライカの一言、”sora tob sakanaはじめます”の一声からいよいよ本編がスタート。

イベントのトップバッターとしても登場したsora tob sakanaは、グループ最初期の名曲として名高い「Moon Swimming Weakender」を始め、「魔法の言葉」「夏の扉」を披露。いずれもバンドセットでのパフォーマンスが期待されたもったいないばかりの定番曲を惜しみなく出し切ってしまう。ただし、オケセットながらそのハイクオリティーなサウンドと4人のパフォーマンス、そして楽曲に合わせて作り込まれたVJが、sora tob sakanaの音楽世界を存分に披露し終えると、「天体の音楽会、まだまだ始まったばかりです。これから素敵なアーティストさんたちが出演してくださるので、みなさん最後まで楽しんでいきましょー!」とメッセージを残してsora tob sakanaはステージを後に続く共演者たちに渡して去っていった。

このsora tob sakanaのライブが既に十分に満足感を得られる内容だったが、それを受け取った出演者たちのライブもすさまじいものだった。

「オサカナちゃんたちのために普段はやらない曲をやります」の言葉を添えて特別仕様セットでライブに挑んだamiinA。ライブ終了後に撮影フリータイム(10秒)を設けた26時のマスカレイド、sora tob sakanaのサウンドプロデューサー照井順政が所属するバンドsiraph、アイドルたちにはあまり教育上よろしくない雰囲気も漂わせながらジャンルミックスで重厚なサウンドで圧倒するKing Gnu。掘り下げられた独自の世界観という点ではsora tob sakanaをも凌ぐMaison book girl、変拍子を重ねた激しくてタイトなサウンドが耳と脳に突き刺さるtricot、サイケデリックな楽曲と衣装である種の”境地”をライブで描き出すゆるめるモ!。

共演者たちそれぞれのライブは、ゲストというよりは自分たちの持ち味を最大限に活かしたライブをひたすらにぶつけているようで、もはやアイドルグループの主催イベントというよりは1Dayのフェスのを見ている感覚がしてくるほどに濃い内容が重なる時間の連続だった。

そして、全てのゲストアクトが終わるとあとはトリを務めるsora tob sakanaを待つばかり。いつしか1階の客席も大部分が埋まり、これからsora tob sakanaがどんなライブを見せてくれるのか?次々に襲い掛かってきた共演者たちにどう応えるのか?イベントのトップを飾った自分たちのライブですら重圧になるのでは?と感じるほどに会場全体を包む期待感は高まっていた。

ステージに並べられた楽器や機材を前にバンドメンバーのサウンドチェックが進む中、最初はバラバラに出されていたシンセのパッドやピアノの旋律が少しずつ調和しはじめ、徐々に「海に纏わる言葉」のオープニングSEへと変化。それにバックの映像も同期し、浮かび上がる水の球体に重なるように”sora tob sakana”のロゴが大写しとなった。そして暗転したステージに風間玲マライカ、寺口夏花、山崎愛、神崎風花の4人が一人ずつ登場。山崎愛の「sora tob sakana 始めます」の言葉を合図にして、「夜空を全部」で始まるsora tob sakana band setによる「天体の音楽会」が幕を開けた。

中野サンプラザホールに響き渡るバンドのサウンドと4人の歌声、そして楽曲ごとに次々に変わっていく映像。それまでの衝撃的なまでに繰り広げられた共演者たちのライブの記憶は少しずつ上書かれ、大きく手を振って一体感を描き出した「鋭角な日常」、歌詞のタイポグラフィーがスクリーン全面に踊った「広告の街」。3曲を歌い終える頃には中野サンプラザを覆う空気は、sora tob sakanaが描く「天体の音楽会」に塗り替えられていた。

「ありがとうございます!私たちsora tob sakanaです。よろしくお願いします!」と大きな拍手が湧き上がる中でMCを迎え、寺口夏花から「sora tob sakanaからお知らせがあります。」と告げられるとスクリーン上でメジャーデビューとミニアルバムのリリース、4周年ワンマンライブの開催を発表し、そのままミニアルバムに収録される新曲「Lightpool」を初披露する。

これまでのsora tob sakanaのサウンドをそのままにドラマチックなロックチューンの「Lightpool」。初披露の新曲かつバンドセットという重圧の中でもsora tob sakanaの4人とバンドメンバーは、初披露を疑いたくなるぐらいの完成度の高さで新曲のお披露目を終えた後は「秘密」、そしてsora tob sakanaのアンセムと言ってもいい「夜間飛行」で神崎風花が「みんなで!踊るぞ―!!」と大絶叫。ライブの最後は「ribbon」でライブを締めくくった。

多くのゲストを迎えた過去最大規模の主催イベントに加え、メジャーデビューという自らのビッグニュースも重なった大舞台にも関わらず、sora tob sakanaの4人が変わらず明るくハイテンションなままステージを去っていった姿が印象的だったが、そのいつもと変わらない様子こそが、この日のために積み重ねた準備と努力の跡の示しているようにも見えた。

活動4周年を迎える2018年、大きな転機を迎えることになったsora tob sakana。グループ名どおり飛躍の年となるのか。この先の活動に大いに注目したい。

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