ギュウ農フェス

ギュウ農フェス 新木場スタジオコーストに37組のアイドルを招いて大盛況。ギュウゾウの地元・栃木を目指してキックオフ

電撃ネットワークのギュウゾウが主催するアイドルイベント「ギュウ農フェス」が、2016年4月10日に新木場スタジオコーストで過去最大規模となる「ギュウ農フェス Road To 栃木 大キックオフ!」を開催した。(撮影:山田秀樹)[画像:93枚]

「ギュウ農フェス」はBiSの影響でアイドル世界に染まりきってしまった電撃ネットワークのギュウゾウが、アイドルへの感謝の気持ちと恩返しを形にするために始まったイベント。

2015年2月27日の第1回開催以降、羽田空港国際線ターミナル内のTIAT SKY HALL、”笑っていいとも”でおなじみの新宿スタジオアルタ、プロレス会場の新木場1stリングなど、アイドルのライブイベントではあまり馴染みのない場所で精力的にイベントを開催。
徐々にそのネットワークを広げ、14回目でついに新木場スタジオコーストでの開催にいたるまで規模を広げてきた。

当日は会場を「新生姜ステージ」「宇都宮餃子ステージ」の2つに分け、有名無名、地下地上を問わない37組のアイドル&アーティストがライブで共演した。

メインステージとなる「新生姜ステージ」のトップバッターに登場したアイドルラップユニットlyrical school(リリカルスクール)。ネットの内外で一大バズを巻き起こしたメジャーデビュー曲のMV「RUN and RUN」が公開された直後のライブとあって12:30スタートにも関わらず多くのファンと観客が集まりlyrical schoolのライブを見届けた。

一方、サブステージの「宇都宮餃子ステージ」でもフロアからあふれるほどの観客が押し寄せる中で、Faint⋆Starが新曲「ネヴァエヴァ」を含むダンサブルなライブを展開し、次に登場したMaison book girlもファンタジックな雰囲気を漂わせる独特の世界観をライブで演出。王道アイドルからコアな音楽ファンも唸らせる出演者が当たり前に同居している点もギュウ農フェスならではの楽しみと言えるだろう。

そして、メインステージにはcallmeが立ち、新曲「Can not change nothing」を中心したライブで魅了。Dorothy Little Happyでの活動を経た後、callmeとして本格アーティスト路線を邁進するKOUMI、RUUNA、MIMORIの3人のライブはパフォーマンスにますます磨きがかかっているだけでなく女性らしさも感じさせるグループに成長していた。

そのcallmeの後に登場したPOPだったが、ステージに出てきたのはシグサワアオのみ。会場に怪訝な空気が流れた直後「お前らー!う・し・ろ・見ろー!!!」とシグサワが指差す方向を振り返ると会場最後方からPOPメンバーが姿を表し、観客の間をかき分けながらステージイン。「Happy Lucky Kirakira Lucky」でライブをスタートさせ、「走る!!」では普段使用するサイリウムに変わって、イベントスポンサーの岩下の新生姜ペンライトを振ってのパフォーマンスも見せた。

POPにとってのギュウ農フェスは、かつてプラニメとして活動していたカミヤサキがミズタマリの脱退後にメンバーとユニット名を一新し、POPとなって初のステージに立ったイベント。その後に訪れるカミヤサキの活動休止期間中も4人のメンバーとともにギュウ農フェスのドラマ作品を制作するなどギュウ農フェスとは縁が深いグループだ。

この日のメインステージでのライブも前回開催の2016年2月11日の「ギュウ農フェス」の出演者の中から出演権を勝ち取っての出演。さらに全出演者の中で唯一メインとサブ両ステージにライブを行うなど、ギュウ農フェスへのPOPの強い意気込みを感じざるを得なかった。

その後、メインステージではギュウゾウの地元・栃木県にゆかりのある出演者たちが森高千里の「渡良瀬橋」を歌うコラボレートもあったが、その一方でサブステージには愛知県出身の2人組ユニット絶叫する60度が激アツなライブを繰り広げる。最前列の堅強な鉄柵を押しつぶしそうな観客の熱気と、それを弾き返すメンバーの魁ともんてろのパフォーマンスは、世間一般のアイドルのイメージを覆すに余りある激しさだった。

イベントが後半を迎える頃にメインステージに立ったおやすみホログラム。
このおやすみホログラムもPOPとは別の意味でギュウ農フェスとは因縁深いアイドルと言えるだろう。”インディーからの成り上がり”という観点でもギュウ農フェスとおやすみホログラムには共通項が多い。昨今、規制やルールが設けられることが多くなってアイドルのライブ観覧に関して、おやすみホログラムはその活動初期から”自由”と”混沌”のスタイルを貫いてきた。その姿勢は場所がスタジオコーストになっても一切変わらず、鼓膜を突き破らんばかりのサウンドがひしめく中で、観客とメンバーのクラウドサーフが交錯するライブ空間を演出し続けた。

そして、その”自由”や”混沌”という概念すらも揺るがしかねないライブで観客を圧倒するのがBELLRING少女ハートだ。
激しい、アツい、楽しい、泣けるetc...ライブを言い表す感情表現は数々あるがBELLRING少女ハートのライブを例えるならそれら全ての感情が同時に湧き上がってくる光景がBELLRING少女ハートのライブでは繰り広げられる。楽曲も新作のリリースごとに様相が変わり、劇的なパフォーマンスを演出するフォーメーションダンスはかなり複雑でハイレベル。一方でそれらを全て覆い隠してしまいかねない歌唱の拙さとそのライブに熱狂する観客達の姿は、見ているものを不安な気持ちにすらさせる。
事実、BELLRING少女ハートのライブを見ていた何人の観客が苦虫を噛み潰したような複雑な表情を浮かべていたのはとても印象的だった。
ギュウゾウに“ライブアイドルの帝王”と評されるようになってなお未知数かつ、底しれなさを感じさせるBELLRING少女ハートのステージだった。

メインステージに湧き起こった客席の床全体が鳴っているような歓声…。
BiSHがメインステージに表れた時に耳にしたそれはこの日初めて聞いた”音”だった。
今回のスタジオコーストでのギュウ農フェスの目玉の一つがBiSHの出演だったのは間違いない。その情報解禁と同時に発表された2万円のVIPチケットや2,000円の割引チケットの販売はネット上でも物議を醸したが、それさえBiSHへの関心を表していたと言えるだろうし、期待の高さはまさに前述の”音”に表れていたと言っていいだろう。

おそらくこの日一番の観客をメインステージに集めたBiSHは、2016年5月4日リリースのメジャーデビュー曲「DEADMAN」などを披露。「beautifulさ」では満員の観客と一緒に”とげとげダンス”を踊ったりと一体感があふれるライブを見せたが、終盤の「BiSH -星が瞬く夜に-」の途中で不意に曲が止まりBiSHのライブは途中終了となった。

何が起きたのかが分からず戸惑いの声が上がる中、ギュウゾウがステージに立って事情を説明。BiSHのライブで禁止となっているリフト(←ファンを高く持ち上げる応援行為)が見つかったためにライブが終了になったことが告げられた。禁止行為があること、それが破られた際にはライブが中止になることは事前告知されていただけにやむを得ない対応だったが、BiSHの今の勢いと圧倒的な存在感をアピールするのには十分なステージだったろう。

ギュウゾウが限りなく個人に近い立ち位置でスタートした「ギュウ農フェス」は、地下のアイドルイベントとしては最短距離でスタジオコーストに到達したと言っていいように思う。そしてそれは規模の話だけでなく、出演者のラインナップだけでなく、イベントの内容についても他のアイドルイベントに堂々と渡り合えるものだった。

実際、都内でのアイドルイベントは新人やネクストブレイクを目指すアイドルたちが集結する場になっていることも多く、今回のギュウ農フェスほどの出演者が出揃うイベントはあまり見られなくなってきた。
その意味でも今回のギュウ農フェスのチャレンジは有意義であったし、2016年秋に開催予定のギュウゾウの地元・栃木でのギュウ農フェス開催に向けて大きな弾みをつける形となったと言えるだろう。

イベント終了後、ギュウゾウに話を聞いた。

お疲れ様でした。やり終えた手応えはどうですか?

ギュウゾウ 手応えはありました。2000人のお客様が集まってくれた事に感謝しています。悲願の宇都宮開催に弾みがついた。社交辞令かもしれないけど栃木県の人たちが「アイドルのライブのイメージが変わった」って言ってくれむしたし…ま、ギュウ農フェスはかなり特殊なイベントかもしれないんですけどね(笑)

正直、東京でここまでのラインナップが組めるアイドルイベントって今そうそうないですよ。

ギュウゾウよく出てくれました。真面目に研究員(←BiSファンの総称)やっていたのが良かったのかな(笑)

あえて聞きますが、今日の出演者の中で"一番"をつけるとしたら?

ギュウゾウ POP。かなり良かったと思います。稽古量を感じた。音楽の世界もエンターテイメントの世界も、努力すれば夢が叶うって世界ではない。だけど努力しないと何も始まらないと思うし、何しろPOPは今回にかける気持ちが強かった。

POPだけですよね。2回ステージに出たのは。

ギュウゾウ そうですね。「出たい!」って言ってくれたし、メイン、サブ両方に全力投球で凄いライブでした。改めて「短期間でこんなに化けるんだな」って感動しましたよ。

では、栃木でのギュウ農フェスに向けて意気込みを。

ギュウゾウ 10月30日の宇都宮開催まで、ただ単にアイドルイベントを重ねるんじゃなくて、次は食べ物と一緒にやりたいと思ってます。

面白そうですね。

ギュウゾウ アイドルイベントだけでは行き詰まると思うのです。今回はチャレンジとして、宇都宮餃子会さんに本場の餃子を提供して貰らい、ギュウゾウ農場の野菜ブースを出店しました。イベントをやる上でまだまだ面白いことはたくさんあると思うんです。小さく固まるのは嫌だから、貪欲に色んなことやっていきたいですね。

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