アイドルサワーソニック いずこねこ

SAWA、バニビ、ゆっふぃー、いずこねこが共演「アイドルサワーソニック2014の2」

女性シンガーソングライターSAWAが主催するアイドルイベント「アイドルサワーソニック2014の2」が2014年4月11日(金)に代官山LOOPで開催。バニラビーンズ、寺嶋由芙、いずこねことの共演はそれぞれが持つ個性とファンの応援が相乗効果をもたらした理想的なイベントとなった。(photo by 山田秀樹)[画像:45枚]

SAWAが楽曲提供やプロデュースしたアイドルを集めて始まったイベント「アイドルサワーソニック」。回を追うごとに共演するアイドルのバラエティも豊かになり、今回が3回目。その共演者としてラインナップされたのは、バニラビーンズ、寺嶋由芙、いずこねこの3組。活動の経緯はそれぞれ異なるものの、キャリアを積み重ねてきた「大人」なアイドル(←子供ではないと言う意)と言う点、アイドルとしてのスタイルに信念を感じさせ、さらにそれが楽曲やパフォーマンスにそれらが表れていることなど、主催者のSAWAも含めて意外に共通する部分が多く感じさせ、イベント自体も面白いことになりそうな予感があった。

トップバッターとして「サワーソニック一緒に盛り上がっていきましょー!!!」と元気よく登場したいずこねこ。ファンのリクエストに応えたと言う6曲で臨んだライブは1曲目の「rainy irony」から「オイ!オイ!」と煽りも激しいタフなライブで駆け抜ける。飼い主(←いずこねこファンの総称)とのコール&レスポンスにも高い熱量と結束を感じさせ、この日の「アイドルサワーソニック」の勢いと盛り上がりを決定づけるパフォーマンスを繰り広げた。

それを受けて登場した2番手の寺嶋由芙は”民族移動系”曲の「ヒロインになりたい」からアグレッシブにスタート。MCでは以前SAWAとの共演の際にリボンを結んでもらったエピソードを紹介し、「今日は自分でやったらすぐ取れちった…やっぱSAWAさんだなー!」とエール。2度目のMCでも「今日、物販でTシャツを買うと”代官山でTシャツ買ったぜ”って言える訳ですよ!」とひねりの効いたトークで会場を湧かせた。
ライブもミディアムバラードの「80デニールの恋」からノリのいい4つ打ちが気持ちいい「ゆる恋」、そしてシングル収録曲「ぜんぜん」「#ゆーふらいと」と緩急をつけ、歌にMCにと密度の濃いステージで、3番手のバニラビーンズにバトンタッチ。

トリ前に登場したバニラビーンズ。自らの2マンライブ企画ではおなじみとなったフルバンド形式でのこの日のライブ。いきなりのキラーチューン「Night on the Earth」で会場を盛り上げると、MCでもSAWAへの感謝の言葉からレナの行きつけの回転寿司「元気寿司」「スシロー」トークへ脱線するMC達者ぶりを披露。そしてこの日の目玉、2014年4月23日リリースの新曲「ワタシ…不幸グセ」を生バンドで披露。「あんたー」と言うキャッチーなフレーズにファンも振りコピで応え、スカ・アレンジの効いた「マスカット・スロープ・ラブ」、ピチカート・ファイヴのカバー「東京は夜の7時」と思わず体が動きだす曲を畳み掛け、ラストの「プリーズミー・ダーリン」ではハンドタオルを大きく振りかざしてファンを盛り上げた。

3組のゲストによるライブが終わった時点で会場は既に満足度の高い雰囲気に包まれていた「アイドルサワーソニック2014の2」。普通であればお目当てのアイドルの出番が終わってしまえば、場所を譲って控えめにライブを観覧することが多いアイドルファンも、この日は本命以外のアイドルのステージも一緒になって楽しんで盛り上げている姿がとても印象的だった。出演者だけでなく、それぞれのファンにとっても相通じる部分が多いラインナップだったのではないだろうか。


そしていよいよ大トリのSAWAの出番となったが、その前にプロジェクターが起動されステージ奥の壁にカフェらしき場所で今回の「アイドルサワーソニック」への思いを語るSAWAの姿が映し出された。この映像は「アイドルサワーソニック」のお約束で、前回はSAWAが共演者の歌をカラオケでひたすら熱唱していたが、今回のSAWAがイベントに賭ける意気込みとして出した結論は…「フラフープ」!?
場所は普通の公園。子どもたちが遊んでいるすぐそばで、共演者の楽曲に合わせてひたすらフラフープをし続けるSAWA。初めて見る人にはかなりのインパクトだが、このシュールすぎるSAWAの世界観はファンの間で「SaWorld(サワールド)」と呼ばれている。

そんなSaWorldで観客の空気を一気に飲み込んだSAWAがステージに登場。普段はバックDJを従えることもあるSAWAは一人でDJブースに立ってDJをしながら、自分の曲のメガミックスをプレイ、そして歌う神業ライブで観客の度肝を抜くと、その後のドラムとキーボードによるアコースティックセットでのライブ。フレアなスカートが白くまばゆい光を放つ中で「ソプラノレイン」「Yellow」そして「I'm a President」などボーカリストSAWAの実力をじっくり堪能。

ただし、歌だけでは満足させないSAWAのライブ。MCでは、前述のスカートを衣装の電飾ではなく「嬉しくなると光るようになってる」と"SAWA人造人間説"を展開。さらにバンドメンバー紹介でDo As Infinityのサポートメンバーとしても活動するキーボードの山本健太氏に「SAWAとDo Asが溺れてたらどっちを助ける?」と究極の選択を突きつけて笑いを呼んだり、「最後の曲です」と言ったエーイングの間に水分補給の時間に使って「エコでしょ?」とおどけるなど、代官山LOOPは完全に"SaWorld"と化した。

そしてライブ本編の最後はデビューミニアルバム「COLOERS」に収録された「Green」。前半はダンスチューンを盛り込んだセルフDJミックス、後半は歌をしっかり届ける、SAWAの魅力が存分に楽しめる内容だった。

アンコールのMCでは「楽屋のいずこねこさんのパワーは私の1年分。私はあんなにパワー出ることないよねぇ。」と更に湧かせた後「みなさんにお知らせがあります!」と次回のアイドルサワーソニックの開催と第1弾の共演者としてゆるめるモ!、タルトタタン、hy4_4yhを発表。「私はこの3組のアー写だけで酒が飲める!」と豪語。次回は2回公演のため、第2弾共演者の発表もあるかも??とのこと。また、次回からイベント名称もtwitterに入らないと言う理由からコンパクトに「サワソニ」に改名することを告げられ、最後はSAWAが活動初期から歌い続けてきた「Many Colors」で締めくくった。

出演者が互いに持ち味を出し、お客さんもファンの垣根を超えてライブを後押しして最後に大団円を迎えた「アイドルサワーソニック2014の2」。理想的だけど実現するのは決して簡単じゃないライブイベントの最も良い形がそこにはあった。SAWAのオリジナルなセンスが光る「サワソニ」はこの先見逃せないアイドルイベントになりそうだ。

当日のセットリスト・「サワソニ Vol.4」の情報はINFORMATION

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