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WHY@DOLL Negiccoに続け!Tパレ移籍発表のワンマンでフルバンドライブを披露

昼夜2部構成で行われたこの日のワンマンライブ、1部のアンコールにサプライズで登場したタワーレコード嶺脇育夫社長からT-Palette Recordsへの移籍発表が行われ、その余韻と興奮も漂わせながら始まった2部のワンマンライブは、オープニングナンバーの「サンライズ!〜君がくれた希望〜」から勢い良くスタートを切る。

その直後のMCでは浦谷はるなが「超ぶっちゃけたことを言うと、今回のワンマンこんなに集まると思わなかった(笑)」と素直すぎる感想を漏らしたが、そのコメント通り会場の代官山UNITは多くのファンがフロアを埋めていた。

「バニラシェイク」「2月のエピローグ」「Ringing Bells」と夏の熱気をチルアウトする2ndパートを終えたMCでは”WHY@DOLLが今、チャレンジしていること”として浦谷がハングル、青木千春が中国語でメッセージを披露すると「アジア進出を目指したい」と意欲的なコメントも飛び出した。

ライブ中盤には北海道活動時代の楽曲「fight!」や現状は青いペンライトが踊る最新曲「Blue Summer」などを披露。新旧楽曲を積極的に織り交ぜたセットリストは、アッパーでハイテンションな楽曲から、思わずグルーヴに身を委ねたくなるような楽曲まで多彩かつオールラウンドなパフォーマンスでファンの目と耳を楽しませた。

9曲目の「Magic Motion No.5」を終えたところで、一旦2人がステージを離れると、ほどなくしてバンドメンバーがステージイン。ライブの後半はお待ちかねのフルバンドセットでのステージとなった。

セッション・ライクなアンビエンタルな演奏からのSE楽曲「NAMARA!!」に合わせてステージに姿を見せた2人はこの日のために用意された新衣装で登場し、「曖昧MOON」「ベクトル」「CANDY LOVE」を繰り出す。最近のWHY@DOLL楽曲の中で象徴的に扱われるブラスサウンドがふんだんに盛り込まれた生音でのステージに、客席からもひと際大きな歓声が上がっていた。

その後も「clover」「Tactics」「shu-shu-star」と生バンドでの再現が難しそうな楽曲を次々に披露していく様子やこの日がお披露目とは思えないほどに息が合ったパフォーマンスを見せたWHY@DOLLとほわどるバンド”SYMPATHIQUE EIGHT(サンパティーク・エイト) ”によるライブは、これからレーベルメイトとなるNegiccoとNEGiBANDのそれをも彷彿とさせ、パンチの効いた声で力強く歌い上げる浦谷、そしてキラキラした透明感のある声でファンを魅了する青木の2人のボーカルも、豪華な演奏に飲み込まれることのない存在感を示し、ライブ本編の最後はWHY@DOLL楽曲の中でも秀逸のディスコチューン「秒速Party Night」で締めくくった。

そして、アンコールもバンドセットでの「トラベリンバンド」を披露。ワンマンのクライマックスに相応しい一体感を描き出すとWHY@DOLLの2人も「なまら楽しかった!」(浦谷)、「最高だねっ」(青木)と満足気にステージを後にするが、アンコールが終わっても”もう少し、あと一曲”と期待する熱量は一向に衰える気配を見せない。そんな期待に応えるようにみたび姿を表したWHY@DOLLが最後に披露したのは、キーボードの生伴奏による「ありがとう」。

キーボードだけの生伴奏は初めて、という試みはこのワンマンならではのスペシャルセット。白いペンライトとサイリウムがフロアを舞う中、ピアノの音と2人の声だけが響く代官山UNITは、それまでのバンドセットのライブとはガラリと趣を変わり、ワンマンの成功を祝い感謝する雰囲気にあふれたまま終演を迎えることとなった。

(ライブ後のWHY@DOLL2人からのコメントは次ページヘ)

WHY@DOLLワンマンライブ「SUMMER 〜MUSIC OF (EN)JOY〜」セットリスト

ワンマンについて

青木千春 「初のフルバンドのワンマンだったんですけど、練習の時からホントにバンドの音がカッコよくて。WHY@DOLLの楽曲をファンの皆さんにお届けできるのがすっごい楽しみでした。みんなの反応とか乗ってる姿を見て、頑張ってよかったなって思ったし、同時に今度はもっと大きな会場で大きい音で色んな人を感動させる音楽をやりたいなって思いました。」

浦谷はるな 「生バンドで音楽をやるのはWHY@DOLLの音楽だからこその魅力かな?って思ったので、まず第一歩目の生バンドのライブを成功させることができてすごくよかったです。でも、この一回に限らずこれからもずっと生音にこだわってみなさんに良質な音を届けていきたいなって思ってます。」

T-Palette Recordsへの移籍について

青木千春 「ホントにびっくりしたんですけど、私Negiccoさんをすごく尊敬してるので、同じレーベルメイトになれるのがすごく嬉しいし、でも同じレーベルメイトだからこそ、WHY@DOLLも負けないように頑張りたいなって思いました。T-Palette Recordsさんのファンの方もいっぱいいるので、その方たちにも受け入れてもらえるようになりたいし、WHY@DOLLの音楽を広めるチャンスでもあると思うので、このチャンスを絶対に成功させたいです。」

浦谷はるな 「T-Palette Recordsさんは、私たちの憧れというか、楽曲派の先頭を走ってるNegiccoさんも所属されていて、アイドル界の中でも人気だったり、勢いのあるグループさんが所属されてるのですごくワクワクしています。ほわどるも他のグループさんにない魅力を出して、追いつけ追い越せで、いけたらいいなって思います。」

WHY@DOLLワンマンライブ「SUMMER 〜MUSIC OF (EN)JOY〜」セットリスト

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