「the End」はBiSのオリジナルメンバーでもあるナカヤマユキコがボーカルをつとめるバンド。バンドメンバーはセニョール山野（g）、miifuu（key）、高田メタル（ba）からなる。miifuuはBiSの「nerve」の作曲者、高田メタルは元ELLEGARDENの高田雄一と異色かつ話題性を秘めている。
この日出演した「音楽女子-myu♪o-VOL.5」ではthe Endはトリ前に登場。街の雑踏をサンプリングしたSEの中に登場したバンドメンバーは、真っ白な衣装に身を包んで登場すると「CLAP」でライブをスタート。”Clap your hands!!”とフロアを煽るナカヤマユキコは裸足のままでステージ最前の柵に足をかけてのパフォーマンス。
M2の「あ。」では観客と肩を組んで（というよりはヘッドロックに近い？）髪を振り乱してみたり、撮影OKなM3の「端末戦争」では高田メタルが自撮り棒を持ってフロアを練り歩くなど客席を巻き込んだライブで盛り上げる。
MCを挟んだM4には新曲「LIAR」を初披露。それまでのアッパーなライブから転じたミディアムバラードなこの「LIAR」はナカヤマユキコが作詞作曲したもの。「優しいウソつくなら いっそ傷つけて」と切なげに歌い上げる表情からはかつて見たアイドルの姿はなかった。
そして真っ白に塗られた機関銃を手にしたナカヤマユキコがステージを降りて歌ったM5の「the End」がラストナンバー。「みんなも歌って！！！」と叫ぶナカヤマに観客のシンガロングが応えてライブはthe Endはライブを終えた。
the Endの次のライブは2016年10月26日（水）の「Kindergarten-新メンバーお披露目公演-」＠渋谷チェルシーホテル。ドリンク代だけの入場料無料のイベントとなっているので、これまでthe Endを見る機会がなかった人もぜひ足を運んでみてはどうだろうか。
また、オフィシャルサイトではthe Endの最新楽曲やMVを配信中なのでそちらもチェックしてみて欲しい。