シンプルでスタイリッシュな演奏シーンをメインに撮影された前作PV「パラレルスペック」とは変わった、「ふざけたいです！」というメンバーのオーダーに応えたユニーク性溢れる内容になっている。
「奇妙な空間」に「奇妙なダンサー」と「奇妙な振り付け」が盛り込まれ、そんな中でメンバーが一緒に演奏するという「独特な異空間」が見事に表現されている。
また白と黒を基調に制作された「パラレルスペック」の世界観とは対象的に、ヴィヴィッドな色合いの衣装を着込み、カラフルな印象が強い作品に仕上がっており、また今作で強烈な印象を残しているのは、四角いあたまのダンサーたち！
奇妙さ可愛らしさが絶妙に混ざった存在になっておりPVの奇妙な世界観に拍車をかけている。
メンバー含めて全員で振り付けを踊るラストサビでは、練習時間がなかった、また初の振り付け、ダンスにも関わらずNGがまったくなく完璧に踊ったとのこと。メインシーン（青いドアの前のシーン）は4台のカメラを同時に回して組み合わせ、それが1枚の絵になっているという仕掛け。ダンサーが見えたり消えたり不思議な映像になって「頭がおかしくなる」という歌詞にもマッチした世界観になっている。
奇妙な雰囲気の中にも計算されたコンセプトと狙いが垣間見える、新たな境地を開いたゲスの極み乙女。らしい最新PV是非チェックして欲しい！
▼ 川谷絵音 PVコメント
今回のPVは今までの作品より、はるかに情報量が多いです。曲の情報量も多いので必然ではありますが。そのおかげで何回見ても飽きない作品になったと思います。
これが大人の本気の遊びです。