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植田真梨恵 2016年1月ピアノワンマンライブツアーの開催を故郷・福岡で発表

キャパギリギリにふくれあがった会場内に響く、アンコールの声。ツアーTシャツに着替えた植田がステージの上に再び現れると、割れんばかりの歓声と拍手が会場を包んだ。
アコギを手に取り、まずは1曲弾き語りで、インディーズ4枚目のアルバムに収録されている「変革の気、蜂蜜の夕陽」を静かに歌いだす。2時間近く歌い続けてきたとは思えないほど、まっすぐ艶やかに力強く伸びる歌声に会場の空気が止まり、再びメンバーを呼びこんで、「わかんないのはいやだ」。ライブアレンジが施され、ピアノ伴奏に乗せたサビ大合唱からのドラムフィル、疾走感たっぷりの最新シングル曲でツアーファイナルを締めた。

そして、ツアーを支えたメンバーとステージ上で高々と両手を広げてラインナップ。心底嬉しそうな表情が印象的。メンバーを送り出した後、一人ステージに残り、名残惜しそうに客席を見回す。
そして、「またすぐに帰ってきます!」と2015年11月8日に出演する生まれ故郷・久留米の街かど音楽祭の出演に続き、ピアノツアーの開催を発表。「これまで大阪と東京だけだったんだけど、LAZWARD PIANO、福岡に来ます!」と叫ぶと、会場が再び割れんばかりの興奮に包まれた。

2016年1月からはじまるピアノワンマンライブ「植田真梨恵Live of Lazward Piano “Old-fashioned.”」
“Lazward Piano”と題された、植田とサポートピアノの二人だけで回るこのツアーは、2013年「カレンダーの13月」、2014年「LIVE OF LAZWARD PIANO AT QUATTRO」、2015年「LIVE OF LAZWARD PIANO -青い廃墟-」に続いて、4度目の開催。植田の声、そして自身が奏でるアコースティックギター、西村広文のピアノのみで構成され、削ぎ落とされた音数、互いの個性が対峙するステージは、曲に込められた思いがダイレクトに伝わってくるライブとなっている。
どんなに激しい曲も原曲の熱量を損なうことなく、白黒の鍵盤を縦横無尽に駆け回るピアノ、時にリズム楽器のようにアグレッシブに刻むアコギ、睨むような強い視線で前を見据え、「私がいちばん音楽をしていると思う瞬間」と語る植田の鬼気迫るボーカル。
“Old-fashioned.”と名付けられたタイトルも印象的で、どこか古風で愛らしく、幼い頃の記憶に支配されていると語る植田の脆さの中に見え隠れする力強さを彷彿とさせるものとなっている。

本公演は、大阪、東京に加え、ピアノワンマンライブでは初となる福岡、名古屋、そして、ワンマンライブとしても初である札幌、仙台の計6都市での開催を予定。加えて歴史ある大阪市中央公会堂や趣深い東京キネマ倶楽部等、通常のライブハウスとは異なった会場での開催も魅力の一つといえよう。2014年の同公演は全公演sold outとなっているだけに、開催地が増えたこの機会にぜひライブ会場に赴き、成長し続ける彼女のライブを体感していただきたい。

早くも本日から、植田のBACK UP PARTY「箱庭」にてチケット優先予約が開始されているとのこと。詳しくはオフィシャルサイトまで。

植田真梨恵「わかんないのはいやだ」PV(YouTube)
植田真梨恵 イベント情報

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