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レポート

”大怪獣SOMOSOMO”が来年ゴ◯ラに襲いかかる!?2年半ぶりの恵比寿リキッドワンマンで大号令!2026年2月のZepp Shinjukuリベンジワンマンを宣言!

2025年2月26日(水)恵比寿LIQUID ROOMでSOMOSOMOがワンマンライブ「ヱビス大号令」を開催した。

SOMOSOMOにとって今回の恵比寿LIQUID ROOMでのワンマンライブは2020年7月7日以来となるリマッチ的ワンマン。当時は前事務所からの独立を控えた中の公演となったがその時にステージに立っていたアルティメット ミキ、ゴゴノ コトコ、ツクヨミ ケイコ、コモレビ ヒヨリの4人に加え、今回のワンマンには2023年4月に加入したアオイ アオネ、シャンシャン マイ、トマラナイ チヒロを加えた7人体制で再びリキッドのステージに帰ってきた。

2024年は春は2週連続で開催した横浜と新宿2つのZeppワンマン。夏は渋谷CLUB QUATTROで5周年ワンマン。そして初の@JAM EXPO2024へも出演。秋には24時間イベント「24HOURS SOMO」。冬には日比谷野外大音楽堂での全日イベント「NEW AGE YAON」でのトリを飾り、5ヶ月連続新曲リリースと連動させた「Must sold out TOUR」のファイナルを横浜1000CLUBを行うなど異常なペースで活動を続けてきたSOMOSOMO。

これまで積み重ねてきた活動の真価を発揮するべく2025年にまず打ち上げる事になったのが今回の「ヱビス大号令」だ。現体制となってからまもなく2年を迎える7人のSOMOSOMOが見せたそのワンマンとは…。

SOMOSOMO

SOMOSOMOの歴史を振り返る”日本映画風”な映像が開幕の合図となった本公演。観客の期待が最高潮を迎える中、SOMOSOMOメンバーが一人ずつ登場。ゴゴノ コトコの「ヱビス大号令!開演!!」の一声でライブがスタートした。

オープニングナンバーとなったのは「ミーチューグッモー!」。SOMOSOMO屈指のハッピーチューンかつグループ最初期の代表曲からの幕開けは、このワンマンに懸ける意気込みが感じられた。

その後も持ち前の高い熱量&テンションでパフォーマンスを繰り広げるSOMOSOMO。それに応える観客のリアクションもすこぶる良く、ライブは冒頭からフルスロットル。m3「TAnGlers」ではスモークも飛び出し、会場の盛り上がりをさらに後押しする。

最初の3曲を終え、ご挨拶を兼ねたMCタイム。この時点で既にワンマンの成功は確約されたかのような高まりを見せていたが、この日のワンマンの真の姿を見るのは実はここから。

m4の「Life」からm11の「never-ever」まで息をつく間もないぐらいにタイトなつなぎの連続パフォーマンスが始まり、「ノンフィクションガール」での同時多発推しジャン、「DANCING DANCING!」での全体横移動、「bullet through!!!!!!!」でのフロアがうねるようなヘッドバンキングなどなど、その様子はさながらSOMOSOMOと観客とが互いの全身全霊を振り絞って鎬を削りあう”無制限ライブバトル”が繰り広げられた。

そんな耐久レースのようなライブもm12の「無色透明」でようやくの一段落。ピアノの旋律がイントロを奏でるこの曲が心地よいブレイクとなりライブはいよいよ終盤へ。「必然性ユートピア」が再びフロアに火を付けると、ここでついに新曲「大怪獣」を披露。

重厚なベースラインが鳴り響く中、この曲を作詞したアルティメット ミキが怪獣に扮して襲いかかる「大怪獣」は、SOMOSOMOの2025年のアイドルシーンを進撃していく姿を暗示しているような骨太でパワフルな一曲。そして初披露にも関わらず観客のコールも湧き上がる、SOMOSOMOの新キラーチューンの誕生の瞬間だった。

そして新曲「大怪獣」のお披露目を終えた後はメンバーが一人ずつトラメガを構えて大号令。

ゴゴノ コトコ
「お前たち楽しいかー!!!めっちゃ楽しいかー!!私たちはこの時間を守っていくぞ!ついてこーい!!!以上!」

ツクヨミ ケイコ
「今日この景色、超嬉しいです!でも!SOMOSOMOはこんなんじゃ満足しないぞー!!ただの地下アイドルじゃ終わらないぞー!!まだまだついてきてください!以上!」

シャンシャン マイ
「みんな最高だぜー!!!これから一緒に伝説作れるかー!?!?売れるぞー!!!以上!」

アオイ アオネ
「私はSOMOSOMOでTIFに出たーーーい!!頑張りまーす!以上!」

トマラナイ チヒロ
「アイドル界!舐められがちだけど!SOMOSOMOが舐められない世界を作るぞー!!以上!」

コモレビ ヒヨリ
「チェキのバックだけじゃなくて!ライブでお金を稼ぎたーい!!もっとライブアイドルとしてライブで評価されるぞ!以上!」

アルティメット ミキ
「SOMOSOMO!SOMOSOMO!SOMOSOMO!頑張るぞ!SOMOSOMO!SOMOSOMO!天下取るぞ!SOMOSOMO!(奇声)以上!」

それぞれが自らの現在地とこれからのSOMOSOMOへの所信表明を掲げると、プロデューサーのサカイ氏がステージに登場。3月からスタートする全国ツアー「Wonderful TOUR」、そして2024年2月に行ったZepp Shinjukuでのワンマンライブを2026年2月6日(金)に開催することを発表!フロアにはワンマン開催を告げる号外が配られた。

サプライズの発表に観客の興奮も冷めやらない中、一年後のリベンジと7人のSOMOSOMOで過去の記録と記憶を塗り替えていくことを誓い合うメンバー。

その中で披露された「クレマチス」は前回のLIQUID ROOMワンマンで4人で初披露した曲。終盤、メンバーが4人から7人へと移り変わっていくフォーメーションが現在のSOMOSOMOを象徴すると同時に、この「クレマチス」が一年後のZepp Shinjukuに向かう第一歩であることを示していた。

そしてここまでワンマンの奮闘を互いに称えあうように披露された「史オリ」、極上の多幸感と一体感で2024年のSOMOSOMOをリードしてきた一曲「七変花」、ワンマンのフィナーレに相応しいアンセム曲「コンパス」で感動的な大団円…を迎えないのがSOMOSOMO。

2026年2月6日Zepp Shinjukuワンマンへ向けて号砲を打ち鳴らす!

最後は自らの欲求に素直すぎるがゆえの大名曲「売れたいマジで!」で、SOMOSOMOの願望、希望、欲望の全てをさらけ出すと、シャンシャン マイが「お前らみんな楽しかったかー!?!?絶対!みんなで!売れようなー!!!」と大絶叫!バズーカの大号砲とともにワンマンライブ「ヱビス大号令」を打ち上げた。

かくして約2年半振りの恵比寿LIQUID ROOMワンマンを大成功で終えたSOMOSOMO。新曲「大怪獣」を引っ提げて2025年はどんな大暴れを見せてくれるのか?そして一年後の2026年2月6日に待っているのはあの”ゴ◯ラ”が鎮座するZepp Shinjuku。二大怪獣の大決戦が見られるその日まで、SOMOSOMOのこれからが見逃せない日々になりそうだ。

ライブフォト by 白石達也

 

セットリスト

2025.2.26 SOMOSOMOワンマンライブ「ヱビス大号令」@恵比寿LIQUID ROOM
(SE)SOMO START
1.ミーチューグッモー!
2.無課金ヘイト
3.TAnGlers
4.Life
5.シャニムニマーチ
6.TEPPEN☆
7.ノンフィクションガールズ
8.DANCING DANCING!
9.bullet through!!!!!!!
10.Go my 人生!
11.never-ever
12.無色透明
13.必然性ユートピア
14.大怪獣(新曲)
15.クレマチス
16.史オリ
17.七変花
18.コンパス
19.売れたいマジで!

「Wonderful TOUR」

2025年3月27日(木)東京・渋谷スターラウンジ
2025年3月30日(日)名古屋・X-HALL -ZEN-
2025年4月19日(土)福岡・The Voodoo Lounge
2025年4月29日(祝火)仙台・space ZERO
2025年5月6日(祝火)東京・下北沢シャグリラ

ワンマンライブ

2026年2月6日(金)Zepp Shinjuku

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