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アイドル第四編集室

【新風習提案】お正月はアイドルを見にいく世の中になれ

2025年1月3日(金)。今年最初のアイドル現場でした。場所はお台場のダイバーシティガンダム広場前で開催されていた@JAMの「アイドル初夢ライブ 2025」。Untitled、ideal peco、SOMOSOMO、群青の世界を見てきました。個人的にアイドルの一年は前年の12月から翌年の11月まで(←アイドル第四会議室の「アイドルトニー賞」の発表が12月なのため)としているので、幕開けから既に一ヶ月ほどが経っているのですが、世の中的にはいよいよ新しい年が始まった感じだと思います。今年のアイドルシーンはどんな一年になるんでしょうか。とても楽しみです。

ちょっと前に「”アイドルを見に行くきっかけ”を作為的につくれないだろうか?」と考えたことがありました。

例えば、2月にはバレンタインがあったり、5月に母の日があったり、10月にハロウィンがあったりと、どこのだれが決めたか分かりませんが人々の行動が謎に規定されるタイミングがあると思います。モーニング娘。の曲「ザ☆ピ〜ス!」の歌詞にも「選挙の日にはみんなで外食する」ってのがありましたが、ああいう普段はあまりやらないけど何かの出来事をきっかけにして起こす行動の習慣って他にもいろいろありますよね。

そういうのがアイドルにもあったらいいなと思ったんです。

ここ7〜8年ずーっとアイドルブームは衰退していっていると言われています。その割には案外もってるじゃん、と僕は思ったりもしますし、「推し文化」みたいなものが広まったせいもあって、以前よりはアイドル(という言葉)への聞き馴染みも増してきたとは思うんですが、ライブを見に行くということに関しては新しい人が増えている印象はなかったりします。

言葉としての認知よりもそれに行動が伴った方がアイドルシーン的にははるかに好影響なので「年一だけど◯◯の時はみんなでアイドルを見に行く」みたいな風習や習慣ができたらいいなと思いました。

そのベストのタイミングがお正月なんじゃないかと思ったんですがどうでしょう?

元々アイドルはかわいいとか楽しいとかポジティブなものを象徴する存在だと思うので、年が開けたおめでたいタイミングはアイドルとの親和性も高いんじゃないかと。日本全国あちこちでお正月にアイドルのライブがやっている。しかもそれはライブハウスとかじゃない、普段はライブをやらないような場所…たとえば神社とかお寺とか。そういう人目につきやすい場所であり、かつ風物としてのアイドルとの接点みたいなものができると世間一般の人にとってより身近なものとしてアイドルが受け入れられるんじゃないかと。

実際、今日見たガンダム広場前でのライブは有料エリアの後方は誰でも観覧できるようになっていて多くの家族連れや観光客が遠巻きにアイドルのライブを観覧していました。その人たちにとってはたまたま出かけた先でアイドルがライブをやっていただけのことですが、そこに「正月だからだね」みたいな根拠のない理由付けができていったらいいなーと思いました。

今年はもうお正月も終わってしまうので間に合いませんが、来年2026年あたりからやってみてもいいんじゃないかと思いました。

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