NUANCEの活動を追いかけていく不定期掲載インタビュー。2022年3回目のインタビューは、2回目の出演となったTIF2022、タイトル未定との「DUBRISE∞」、そして今年の集大成ともいうべきワンマン「NUSEUM TOUR 2022 TOUR FINAL JITEN–」を振り返り、さらに現在は、2023年4月22日(土)に開催される神奈川県民ホールでのワンマンライブ「HOME」へと爆進中のNUANCE。新体制一周年を地元・横浜の大舞台で迎える現在の胸中も存分に語ってもらった。
「明日のことしか考えられない」-NUANCE 激動の1年を振り返る-
――この間10月7日に川崎クラブチッタでワンマンが終わりましたが、去年の10月ぐらいからこの1年間はどんな1年でしたか?
川井わか(以下、わか)去年10月を振り返ってみたらちょうど元メンバーのみおから辞めるっていうことを打ち明けられたのが10月だったんですよ。そこからめまぐるしく体制が変わったりとか、その頃は今の3人とも出会ってなかったし、本当にいろんな変化があった1年だなって思ってます。
――妃菜さんはどんな1年でしたか?
稀咲 妃菜(以下、妃菜)去年の今頃は受験中で新しいことに向けて頑張ってた時で、合格が決まってからNUANCEの話があった感じだったので新しいことばっかりの1年でした。新生活もそうだしアイドルの世界もそうだし大学生活も全然違うところに来た感じだったので、今までとは違う人生を歩んでる感じでした。
――新しい生活には慣れましたか。
妃菜だいぶ慣れたと思います。
――珠理さんは?
環 珠理(以下、珠理)やっぱりメンバーの変化が一番思い出?たしかに10月だったなって思って。そこからポンポンポンポン事が進んでしまって今に至るんですけど、まだついていけてないですよ。頑張らないとヤバいなと思いながらやってます。
――初音さんは?
汐崎 初音(以下、初音)今まで生きてきた中で一番早い1年間だったなっていうのがあって。ちょうど去年の10月頃にアイドルやりたいっていう気持ちに燃えてた時期だったなと個人的に振り返って思ってたので、そこからちょっとずつ自分の決めた道に進めているのかな?とは思います。
――恭美さんは去年の10月ごろは何をしてましたか?
蓮水恭美(以下、恭美)ちょうど前のグループの解散を決めた月が10月だったんですけど、今でもまだ何が起きてるか分からないぐらい忙しかった。気持ち的にも。怒涛すぎてよく分かってなくて、あと1年ぐらい経たないと今の気持ちを整理できない気がします。
――NUANCEは常に忙しいグループだと思うんですけど、過去と比べてみてこの1年間というのはどうだったんでしょうか。
わか過去もだいぶ忙しかったんですけど、この1年特に新しく始めるとかやらなきゃいけないことが本当に増えたので、忙しさのジャンルが変わった感じでした。慣れないことも多くて、そういう意味では一番体力的にも精神的にも大変だった1年かなと思います。
――珠理さんは?
珠理フォーメーションが変わったりとか、歌割りが変わったりとか日々脳トレ。だから頭が忙しいなって思ってました。元々毎日予定があるタイプなんで体力的には大丈夫なんですけど、脳みそがマジでついていけなくて大変だったなって思います。
――メンタル的なところは大丈…
珠理大丈夫じゃないですよ!今も良くない。MAX良くない。
――(笑)わかさんはメンタル的には大丈夫だったんですか?
わか元々そんなに浮き沈みがあんまりないタイプなんですけど、でもその中で考える事項が増えるじゃないですか。だから常にもう明日のことしか考えられないみたいな日々を送ってました。
「今年は出れない、絶対無理だと思ってた」-TIF2022を振り返る-
――では、前回インタビューさせてもらった以降の話としてTIF2022のことから振り返っていきたいんですが。
妃菜初めてああいう大きなイベントに出演させてもらって、自分がそこに立ってることの実感がなかったです。SKY STAGEで「sky balloon」をやった時が印象にすごく残ってるので、こういう大きなステージや大きなイベントをこれからもっと増やしたいな、色んなところに立てたらいいな、っていうのをしっかり思うようになりました。その前まではやっぱりふわふわしてたんですけど、実際にTIFに立ってみて目標というか本気でアイドル…って今までが本気じゃなかったって訳じゃないですけど、一生懸命真正面に向かってやっていきたいなっていうのを感じた時でした。
――初音さんはTIFはどうでしたか?
初音アイドルの中でもやっぱり目指すところはTIFっていうグループさんも多い中で、TIFに出られたことはすごく嬉しいですし、私が出てもいいのかな?っていう不安もちょっとありつつ臨んだ2日間でした。で、2日間で4ステージあったんですけど、その4ステージで5人に体制を初めて見る方やNUANCE自体を初めて見る方ももしかしたらいらっしゃったかもしれないので少しでも多くの方にNUANCEの良さが伝わった2日間になってたらいいなと思ってます。
――恭美さんは?
恭美TIFだから頑張るみたいなそういう気持ちになったことはなかったんですけど、やっぱり大きい舞台だとみんなの注目が集まるじゃないですか。4月から始まってた今のNUANCEだけど、TIFでやっとNUANCEが5人になったんだみたいな認識が増えた気がして。TIFの後からやっとNUANCEとして一歩前進できたかな?みたいな気持ちになりました。
――わかさん、珠理さんは今年のTIFはどうでしたか?
珠理今年は出れない、絶対無理だと思ってたんですけど出れたので今までやってきたことも間違ってなかったし、4月からの活動も間違ってなかったんだな、ってすごく安心しました。ライブもみんなが見てくれて間違ってなかったんだってホッとしながらライブしてました。
わか去年が初めて出られたTIFだったので、そこから今年ももう1回出ることができてすごく嬉しくて。でも体制が色々変わってるのでそのライブを見に行くっていうのは結構ハードルが高いことじゃないですか。しかもTIFみたいないろんな人が集まるイベントで、NUANCEを知らなかったり、新体制のNUANCEもそんなに…と思った人もいたと思うんですけど、自然と「sky balloon」で手が上がったりとかしてて、みんなで一緒にライブができたのがすごく嬉しかったし、いまだにTIFのSKY STAGEが良かったって言ってくださる方がいて。やってる時はホントに目まぐるしくいつの間にか終わってたみたいな感じだったんですけど、振り返ってみるとみんなの印象に残るライブができてたんだなと思って、嬉しく思ってます。
2022年の転機?NUANCEの新たな名曲「カレハ舞ウ」について
――NUANCEの2022年は「sky balloon」を軸にしながら見ていたんですが、8月に新曲の「カレハ舞ウ」が発表された頃にNUANCE自体も大きく変わったんじゃないかな?っていう風な気がしました。今までと全然雰囲気が違う曲なのにそれが見事にはまってるっていうのもすごいと思ったんですが、「カレハ舞ウ」を初めて聴いた時の印象を聞かせてもらえますか。
妃菜最初に聴いた時はやっぱなんかNUANCE独特のちょっと斜め上いく感じの曲、ちょっと変テコっていうか盛り上がるけどやっぱ面白さがある曲だなって思ってて。これをどう振り付けするんだろう?どう歌うんだろう?って完成した時に”ターンテーブルとヴィブラスラップなんてものが追加されるんだ!?”っていうのが面白いなって思って。で、三三七拍子とかでみんなが盛り上がる曲だと思うので、「タイムマジックロンリー」くらい盛り上がったらいいなっていう話がありました。でも「カレハ舞ウ」は盛り上がるのもあるけど、大人な感じのちょっと美しい感じもありつつ、お祭り騒ぎみたいな対極的な感じがNUANCEには合ってるのかなって。今までの清楚な感じもあって、新体制の元気なところもあってみたいな。そこがやっぱりマッチしたんじゃないかなと思います。
――みなさん、ターンテーブルには乗ってみてどうでしたか?
わかジュリヲ(珠理)が回るのが上手くて。
――初めてパフォーマンスしてみた感想は?
珠理たまにヨロヨロするのと、あの後に踊らなきゃいけないです。間奏の前からずっと回って間奏の間もずっと回ってて。で、すぐ踊るんでマジでずっと目が回りながら踊ってて、”私かわいそう”って思いながら踊ってるんですけど(笑)でも回るのはすごく楽しいです。
――わかさんが回す役の時もありませんでしたっけ?
わか私が乗っててジュリヲが回してくれるんです。
珠理目が回りながら踊ったら次は回さないといけない。
――ステージ上にしゃがみこんでターンテーブルを回してるのも面白くて。
わかシュールな光景ですよね。
――初音さんは「カレハ舞ウ」については?
初音最初に聴いた時から私はすごく好きって思って。アップテンポで楽しくてお客さんとも盛り上がれそうな曲だな、っていうのは最初から思っていて。やっぱりライブで「sky balloon」とか「タイムマジックロンリー」とかお客さんも含めて一緒になって踊るっていうのがすごく好きなので、会場が一体になる感じが楽しみだなって思いながらずっと練習してました。ちょっとずつみなさんも三三七拍子とかしてくださるようになってきてて、「カレハ舞ウ」がライブであるとヨシ!ってなります。
――恭美さんは?
恭美「カレハ舞ウ」はカバー曲なんですよ。で、元々NUANCEはカバー曲もやってる話を聞いてて。やっぱり途中から加入するメンバーとしては”受け継ぐ人”みたいな感じでいようって思ってたので、カバー曲を新曲としてやれるのが嬉しかったです。
――わかさんはどうですか?僕的には「カレハ舞ウ」は今の体制だからできる曲なんじゃないかな?って思ってたんですが。
わか曲だけ聴いた時は私もすごく好きで、商店街とかでみんなで一緒に”ハッ!ハッ!”とかながらやったらお祭り騒ぎみたいな楽しい曲になりそうだなと思って。でも振り付けが付いた時に、とんでもない曲に変わっていって(笑)そこの部分は本当に今のNUANCEでしかできないところだなと思うし、「sky balloon」も5人体制になってからめっちゃみんな踊ってくれるようになったんですよ。そういう巻き込み力みたいなのが上がったのかな?と思ってて。だから三三七拍子とかクルクル回っても面白いって受け入れてくれるようになったんだなって思ってます。
タイトル未定との「DUBRISE∞」を振り返る
――では、僕にとってとても大事なダブライズの話をしたいんですけど、前回のインタビューの時に珠理さんが「今回は楽しくやれそう」みたいなこと言ってた気がするんですけど、最終的にはめちゃめちゃ大変だったような気がするんですがその辺りはどうだったんですか?
珠理めちゃめちゃ大変でした。意外と踊ったりが多くて。
――恭美さんはタイトル未定の冨樫優花さんとずっといちゃいちゃしてましたが楽しかったですか?
恭美楽しかったです(笑)
――今回が初めてのダブライズでしたが。
恭美タイトル未定さんの曲をやれるっていうのもNUANCEに入ってなかったらできないことじゃないですか。すごいなって思ったしもっとやりたいなって思いました。周りのアイドルさんがやってないのがもったいないなって思うくらい色んなアイドルさんとやってみたいなって思いました。
――初音さんはどうでしたか?
初音覚えることが多くて大変だったんですけど、でも他のアイドルさんの振り付けとかをステージの上でできるってことはなかなかないし、やったことないような動きとかできたのがすごく嬉しくて。なので他のアイドルさんともダブライズしたいですし、もっといろんなジャンルのアイドルさんとやってみたいです。
――妃菜さんは?
妃菜前回のクロスノエシスさんとはできなかったので、タイトル未定さんとのダブライズが初めてだったんですけど、練習の時からめちゃくちゃ楽しかったです。覚えることはあるけど一緒にできるっていうのはいいなぁ、いい縁があって良かったなみたいな感じで。あと、NUANCEとは全然系統が違う曲をタイトル未定さんが歌ってたり、タイトル未定さんの曲が自分的には好きで、振り付けもきれいめな感じの踊りが好きなので一緒にやれるのが嬉しかったです。でもやっぱり本番は色々と考えることが多くてどうしよう?っていうこともあったんですけど何とか終わって良かった、っていう感じですかね。
――わかさんは?
わかタイトル未定さんと仲良くなれたのがすごく嬉しかったです。これまでそんなに密な絡みがなかったんですけど仲良くなったし、これまでいっぱいダブライズをやってきて苦労を共にした仲じゃないけど謎の絆みたいなのが生まれるんですよ、毎回。
――戦友みたいな感じですかね。
わかもう仲間みたいな感じになれてすごく嬉しいんでこれからもやっていきたいなと思っています。
「メンバーと話し合ったり練習したりできたのが一番貴重な時間」-再演になったワンマン「JITEN」について-
――では、10月のワンマンの話も聞かせて欲しいんですが、本当は6月にやる予定だったのが延期になった今回のワンマンだったんですが、6月にやるのと10月にやるのでは全く違うものになっただろうなっていうのはすごく感じました。前回のインタビューの時に珠理さんが”もっとたくさん練習します”と話してたんですがやはりそういう感じだったんですかね?
珠理はい、それはできました。なんかめっちゃ褒めてもらえたんですよ。いつもはパフォーマンスを褒めてもらえなくて、みんな”今日も可愛かった”しか言ってくれないのにその日は”パフォーマンスが良かった”って褒めてもらえて、”一歩成長した!”と思って嬉しかったです。
――僕も珠理さんがすごかったと思いましたし、春ぐらいから見ていて身体の周りからオーラみたいなのが出てる感じはしましたよ。
珠理えー。嬉しい。
――それが10月のワンマンの時に一気に解放されたような感じがあったのでそれがすごく良かったなと思ったのと、見て明らかに気合いが入ってるのが分かりました。
珠理ありがとうございます。
――初音さんはどうでしたか?
初音やっぱり5月5日のワンマンはかなり練習とかめちゃめちゃ詰め込んで覚えるので必死で、”やっと覚えられました!”みたいな感じのライブになってしまってたので、今回は時間が空いて少し自信がついたかな?っていうのが一番大きいですね。あと花道とセンターステージがあって今までないようなことができてすごく楽しかったですし、見てくれた方も喜んでくれたのが伝わってきたので、もっといろいろ挑戦していきたいっていう気持ちにもなりました。
――僕は真ん中の一番後ろで見てて、みなさんがセンターに出てくると意外と近くて驚いたんですが、立ってる側からするとセンターステージからの景色はどんな感じだったんですか?
初音めちゃくちゃ近いです。一人々々の顔が見えるぐらい近くて、それはそれでちょっと緊張はしたんですけど笑顔が見れて楽しくできました。
――妃菜さんはどうでしたか?
妃菜6月は自分の病気で延期になっちゃったので”あちゃー”って思ってたんですけど、延期になって4ヶ月あったからそれはそれで良かったなって10月のワンマンの時には思いました。いっぱいメンバーと話し合ったり練習したりできたのが一番貴重な時間だったなって思います。本番もすごく楽しかったし再演と言いつつ全然違うようなことをしたりとかで、そこも大事だなって思うんですけどそれまでの練習の時間を忘れちゃいけないなっていう感じですかね。
――恭美さんはワンマンはいかがでしたか?
恭美前のインタビューで「延期になった分課題を増やして悔しがりたい」って言ったと思うんですけど、想像以上に悔しさが残っちゃったんです(笑)
――5月のワンマンの時も反省が…みたいな話してませんでしたっけ?
恭美そうなんですよ。すごく悔しくて。その課題がワンマンが終わってすぐにいっぱい見つかったんですよ。だから神奈川県民ホールのワンマンまでにまた悔しがれるように今の課題はちょっと早く直してまた悔しがろうって思ってます(笑)
――恭美さんに前回初めてのお話を聞かせていただいた時にものすごく色々考えてる人で、自分がどうNUANCEにハマっていこうか?みたいなことを模索してるのかな?というのを感じたんですが、10月のワンマンではそれを見つけたのかな?って感じました。
恭美見つけたというか、みんなすごく気を遣ってくれるっていうか優しいんですよ。でも私はそれが逆にどうしたらいいんだろう?ってなってて。どう振る舞ったらいいか分からないみたいな感じだったんですけど、ワンマンの時は自分のままで?迷惑かけちゃったかもしれないけど気を遣わずにいたんですよ。その方がいやすかったなって思ってて(笑)
――そもそも他のメンバーさんが気を遣ってたのか?というのもあると思うんですけど(笑)
恭美意外と自分が考えすぎてるのがあって。でも周りからも別に考えているように思われてないし(笑)、だからそんなに考えなくていいのかな?って最近はそう思うようにしてます。
――わかさんその辺りはどうだったんでしょうか。
わかどうだったっけ?
妃菜あんまり変わらなかった…。いつもどうり変だった(笑)
恭美(笑)
――わかさんはワンマンはどうでしたか?この1年間の集大成的なステージだったと思うんですが。
わか楽しいとか面白いに振り切ったワンマンだったなって思って。今まではお芝居的要素があったりとか、動画を挟んだりとか、”観せること”がメインのテーマかなと思ってて。それもありつつ今回のセンターステージだったりとか”楽しさ”がテーマだと思って。私自身もすごく楽しかったし、”こんなことをしてるグループは他にいないよ!”と思いながらやってたんで、私もフロアでNUANCEのライブを見たいなと思いながらやってました。
――もう一回珠理さんに聞いてもいいですか?そんな色々なことを踏まえてワンマンを振り返ってもらえたらと思うんですが。
珠理すごく楽しかった。MCでも言ったんですけど、亡霊を脱却できるように楽しんでライブをしようと思って。いつもより元気にライブができました。。
次の目標は2,000人!NUANCEが”HOME”に凱旋する神奈川県民ホールワンマン
――ワンマンが終わって今は来年の4月22日の神奈川県民ホールでのワンマンライブに向かっていくっていうところなんですけど、やっぱり神奈川の人にとっては県民ホールは大きいところなんでしょうか。
わかライブハウスではないのでライブを見に行く場所というよりは、音楽とか演劇を鑑賞しに行く場所っていうイメージがあるのかな?って思ってて。横浜市民のほとんどが知ってる場所だとは思うけどなかなか敷居が高いイメージですね。”神聖な場所”みたいなイメージが私にはあるからすごい頑張んなきゃなって思ってます。
――珠理さんは神奈川県民ホールのイメージを持ってますか?
珠理めちゃめちゃ広いし横浜らしい会場で”ここでライブができたらいいな”って思ってたんでできるのは嬉しい。だからあとはたくさん来てもらいたいなっていうと、本当にめちゃくちゃめちゃくちゃ広いからちょっと不安もありますね。でも頑張ります。
――妃菜さんは?ワンマンの時は宝塚がやってた場所という話で盛り上がってましたが。
妃菜私は小さいときから演劇やってたのでホールとかがすごく好きで、それこそ学校でホールの裏側の勉強もしたり照明や音響とか色々やってたので、アイドルになってホールでできることにびっくりしました。自分が今までやってきたところがそういう場所だったので、個人的には戻ってきた感があってすごく嬉しくて。ホールってやっぱり広いしお客さんが上にもいるし、ライブハウスって下というかフロアに人がいると思うんですけど、それで下を向いちゃう癖がついちゃってて。ワンマンの時にも上向いた方がいいよって言ってくれた人もいて。上を向いてできるのが自分には合うな、好きだなって思ったので、県民ホールって聞いて最初はピンと来なかったんですけど(笑)できるのがすごく嬉しいです。10月のワンマンの時は平日でもたくさんの人が来てくれたんですけどもっと見てほしくて。そこがちょっと悔しいなっていう部分があったので、県民ホールのその2,000人っていうのは本当に大きな壁だと思ったので今カウントダウン頑張ってるんですけど、この気持ちがみんなに伝わればいいなって思って毎日県民ホールのことを考えています。
――初音さんはいかがでしょう?
初音2,000人のキャパでライブするっていうことは今までなかったので楽しみっていう気持ちもありますし不安もあります。ちょっとそれまでに頑張って見てもらう人を増やさなきゃっていう気持ちと、あと妃菜とちょっと似ちゃうんですけどホールだと響きもライブハウスと違うし、見え方も違うのでその勉強も今からちょっとずつでもしていきたいなって思ってて。最近のライブは少しずつでも上を見たりとかフロアが下だった場合はちょっと遠くの方を見てみたりとか、少しずつライブでの意識も変えて一歩ずつでも県民ホールに近付けるようにがんばろうっていう気持ちでやってます。
――恭美さんは?
恭美2,000っていうキャパがあんまり想像できなくて。ライブハウスとか200人とかでパンパンだといっぱい人いるじゃないですか。それの10倍呼ばなきゃいけないって考えたらたぶんNUANCEを知ってるアイドルファンの人を呼んでもまだ足りないんじゃないかな?みたいな不安があって。だからアイドルを好きな人以外の人にも知ってもらえるように半年で色々しなきゃいけないなって思ってます。
――では最後に県民ホールまでの意気込みをもらっていいですか?
恭美県民ホールは5人で歩み出してちょうど1年になるんですよ。そういう意味でも特別だなって思うし、私は途中加入のメンバーとしては絶対に追いつけない過去の5年間があるんですけど、それをやってきた2人と一緒にやるからにはその5年分もっと頑張らないといけないと思うので、4月までに少しでも”頑張りダービー”を5人でしていったら2,000人まで視界が広がるんじゃないかと思うのでがんばります。
――こんな言い方もアレかもしれないですけど、昔のことやこれまでのことを気負い過ぎなくてもいいのかな?っていう風には思いますけどね。今の5人でもすごく魅力的なので。
恭美でも、私は背負った方が”味が出る”と思うので頑張ります。
――初音さんは?
初音2,000人を絶対埋めるぞっていう強い気持ちでこれからのライブを全力で頑張りたいですし、NUANCEを今知ってる人は絶対に来てほしいし、知らない人にもその良さが伝わるようなライブをしたり、ライブ以外でも色々なことをやってこの良さを伝えていきたいな思います。とにかくあと半年頑張るしかないので強い気持ちで頑張ります。
――珠理さんどうですか?
珠理あと半年しかないので、もう一個々々のライブだったりとかツイッターとか全部頑張りたいと思うと、本当に私も悔いの残らないように頑張るのでファンの人たちも悔いの残らないように応援してほしいなって思います(笑)
――妃菜さんは?
妃菜恭美が言ってたようにアイドルを好きな人じゃない人も来てもらわないと難しいんじゃないか?っていうことが本当にずっと思ってて。思いがけないところで突然アイドルに出会う人もいると思うので、何があるか本当に分からないので、SNSもそうだし自分も良さや他の4人のいいところを近くで見てるから”なんで知られないんだろう?”っていうのがすごくあるので、みんなをもっと知ってもらいたいし、知ってもらえたら絶対に行けると思うんですよ。だから頑張るしかないですよね。自分もそうだしみんなで色々考えたりとか練習をやっていくことが大事かなって。本当に一日々々を無駄にしないように頑張りたいと思います。
――最後にわかさん。
わか横浜から始まったグループなので横浜の神奈川県ホールでのライブっていうのは記念すべきライブになると思ってて。そういう気持ちで挑むしこれまでNUANCEを少しでも関わったりとか見てくれた人たち全員来て欲しいし、それだけじゃなくて新しい人たちにもNUANCEを楽しんでもらいたいし、2,000人のホールにふさわしいパフォーマンスをして、来てくれたお客さん全員が楽しく”NUANCE良かった!”と思ってもらえるライブをしたいです。
NUANCE HALL ONEMAN LIVE -HOME-(仮)
2023年4月22日(土)OPEN 15:30/START 16:30
神奈川県民ホール(大ホール)
▼ チケット
砂かぶり席(アリーナ指定席)12,000円<限定Tシャツ+23日(日)懇談会付>
お見知り置き席(エリア指定自由席)1,000円
一般(1F指定席)3,850円
一次先行:https://eplus.jp/sf/detail/2519220001
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