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ギュウ農フェス「オクタゴン座談会」-ギュウゾウ&PA&演者Pが怪物音響システム”オクタゴンスピーカーを語る”-

2018年4月8日(日)の「ギュウ農フェス春のSP ロード to 栃木2018<オクタゴンスピーカーの驚音 vs ライブアイドル!>」で使用されるオクタゴンスピーカーについて関係者が語り合う座談会です。

2018年4月8日(日)に新木場スタジオコーストで開催されるギュウ農フェスの大きな目玉となっている”オクタゴン・スピーカー”。普段は同会場で開催されるクラブイベント”ageHa”で使用されるこのモンスター音響システムをアイドルイベントではギュウ農フェスで初めて導入されることとなった。

普通に考えればそのどうかしてるとしか思えない決断を下してしまったギュウゾウ氏。そしてそれに巻き込まれる形になった会場のPAスタッフ、演者側の運営(amiinA、校庭カメラガールドライ)を交えた形での座談会を行い、オクタゴンスピーカーの導入でギュウ農フェスに何が起きるのか?さらにライブイベントの根幹を支える主催、音響スタッフ、演者は何を考え、どんな意識でライブに臨んでいるかを聞かせてもらい、さらに座談会の特別編として実際にオクタゴンスピーカーでライブを行うamiinAの2人とギュウゾウの対談も行った。

座談会参加者:ギュウゾウ(電撃ネットワーク/ギュウ農フェス主宰)、高橋哲弥(BASS ON TOP)、齊藤州一(amiinAプロデューサー)、jas(校庭カメラガールドライプロデューサー)※敬称略
進行:山田秀樹(【ガチ恋!】編集長)

「誰もやらなようなワクワクすることをやりたかった」-ギュウ農フェスでオクタゴンスピーカーを使う理由-

※座談会は、色々な雑談を経て、なんとなく始まりました。

ギュウゾウホントは去年も使いたかったんです。でも、オクタゴンスピーカーをイベントで使うのはなかなか難しくて。あれは完全にはコーストの持ち物ではないんですよね?

高橋(株式会社BASS ON TOP)コーストには実は色んな運営会社が入っていて、それぞれがageHaをやっていたり、スタジオコーストとしてライブハウスを運営していて、あそこに入っている物や人も色んなところから集まって入っているんです。なのでオクタゴンスピーカーはコーストのものではないという感じなんです。

ギュウゾウオクタゴンを使わなくても去年のギュウ農フェスはかなり良いイベントになった自信はあるんです。でも、どうしてもオクタゴンへのこだわりが消えなくて。

なるほど。

ギュウゾウアイドルイベントでオクタゴンを使おうと思ったきっかけが、Stereo Tokyoのサウンドをオクタゴンの下で聴きたい…だったんです。絶対に合うと思ったんだけど、それは彼女たちの解散によって実現できなくなって。それが残念でね。今回のオクタゴンは良い終わり方ができなかったStereo Tokyoへの鎮魂という意味合いもあるんです。

とはいえ、あんな巨大なサウンドシステムをアイドルのイベントにぶち込むのは正直ちょっとおかしいと思うんですが…。

ギュウゾウ単純に僕がワクワクしたいんですよ、皆がやらないことをやりたい性分だし(笑)それと、アイドルなんて…と言っている人の鼻を明かしたいってのもあるのね。あとアイドルさんたちに”このイベントに出たい”、ファンの皆さんが”このイベントを見たい”と思ってもらえるイベントになりたいなって。僕らみたいな大インディー集団がどうすれば大手のイベントに対抗できるのか?っていうのは常に頭にあって。個性やアイデアがなかったら資金力のある強いところとは勝負にならないですから。僕がアイドルイベントに参入した時は”半ヲタが遊びでやってるんだろ”って声があったじゃないですか。でも、僕は最初から先行する大手の一角に食い込むつもりだったし、食い込めなかったらやってる意味がないと思ってたから。それと電撃ネットワークの経験でどんなことをやったら人の記憶に残れるかというメソッドがある程度あったので、他業種エンターテイメントではあるけど、ある程度は戦えるとは思ってました。でもまあ、上手くいかない時もあって何度か始末書を書いたり、誓約書を書かされたりとかも…

それは具体的に言うと?

齊藤(amiinAプロデューサー)羽田空港じゃないですか?

ギュウゾウそうです。空港の時(ギュウ農フェスvol.2 羽田空港アイドルフライトだっぺ!)は2daysの二日目にお客さんを騒がせないという誓約書を書かされました(笑)
あと新木場1stRINGでも怒られたかな。お客さんが興奮してロープをよじ登り始めてリングが斜めになっちゃったっていう。ギュウ農フェスは”荒れるイベント”ってイメージがついちゃったのは困ったけど、僕があんまりあれダメこれダメと言いたくないタイプなんで、”荒れるけど面白い”みたいなのも個性として前に進んでいけた気がします。この先はファンの自治にも期待してケガ人が出ないようなイベントにしていきたいたらなって思ってて。で、オクタゴンの話に戻るんだけど、アイドルの音色に合わないという意見もあるけど、ageHaの音響はすごいのは間違いないし、上からの出音が面白いのも知ってるし、何しろ真っ赤なオクタゴンは見た目がいいじゃないですか。とにかくワクワクすることをやりたかったので、”よし!やるぞ!!”って。ただ、今回あまりにも急に決めたので予算が危ないんですよ

スタッフも大反対だったらしいですね。

ギュウゾウそうそう(苦笑)ボーカル物や生楽器の音は合わないという声もあったし、なんといっても採算が合わない。でも、苦い顔をしながらもスタッフたちがやりましょうかと言ってくれたので…。

そういうギュウゾウさんの想いに乗っかってきたのがギュウ農フェスって感じがしますよね。

ギュウゾウ僕がやりたい!って言ったことにみんなが頭を抱えながらもなんとか実現してくれるという(笑)

ただ、今まで頭抱えてたのはイベント運営側だけだったのに、今回は演者側もまともにその余波を食らうことに…。

一同(笑)

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