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ライブ現場を支える影の立役者”PA”の仕事とは?-株式会社BASS ON TOP高橋氏に話を聞く-

では、次に高橋さんにPAの立場から見たライブイベントについてお話を聞けたらと思うんですが、お客さんの立場からするとPAさんってライブ現場の中では影に隠れて何をしている人か分からないところがあって…僕の中ではアイドルの運営さんからCDをもらう人って印象があるんですよ。

一同(苦笑)

なので、オクタゴンの話を聞く前にPAさんはライブの現場でどんなことをしているのか?という話を聞かせていただきたいんですが。

高橋一番大まかに話をすると、今この場所でも20万人ぐらい集めて演説をする場合でもいいんですけど、小さな音を拡声してたくさんの人に届けるというのがPAの仕事だと思います。

高橋さんは、ライブハウスやエンターテイメントの現場のPAさんということでいいんでしょうか?

高橋音楽だけではないです。音に関わる仕事はなんでもやっています。

ご自身の気持ちとしてはどの現場がメインというのはあるんでしょうか?

高橋僕の気持ちとしては音楽の現場をやっていたいと思ってますね。

ちなみに普段はどんな方のライブをやられてるんでしょうか。

高橋今、ロッカジャポニカさんの音響は専属で全ツアー帯同してやらせていただいてます。あと、フィロソフィーのダンスさんやヤなことそっとミュートさんも大きなライブをやる時とかは音響で入らせていただいてます。

では、具体的にライブのPAをされる時はどんな仕事をされているんでしょうか。

高橋簡単に仕事の流れを説明すると、コーストとかはメインステージ以外は基本的に何もないんです。そこにギュウ農フェスさんのバーラウンジだったらどれくらいの音量のスピーカーが必要だなっていう選定して見積りを出す。テントステージではこれぐらいのスピーカーとマイクが必要だな、と思って見積りを出す…

ギュウゾウで、僕がまけてくれっていう(笑)

高橋(苦笑)で、機材が決まったら現場に持っていって設置をして、全体的な音量感とか音質の調整をして…マイクのセットアップや色々ですね。それがバンドだったら楽器に立てるマイクも膨大な数になるので、その配線とかをリハーサルが始まるまでに終わらせるのがまず最初の仕事です。そこから先はみなさん見てらっしゃるリハーサルでサウンドチェックをしながら音を出して、演者さんの要望を聞いて調整をして、客入れ〜本番になります。終わった後にはもちろん片付けをする。そこまでが仕事かなと思いますね。

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