北海道出身の二人組アイドルユニットWHY@DOLL。2014年9月24日にリリースしたメジャーデビューシングル「Magic Motion No.5」はagehaspringsがアレンジで参加し、オリコンウィークリーチャートで13位を獲得した。歌にダンス、そしてスタイルとルックスと二人組アイドルとして理想的なバランスを備えたライブパフォーマンスは今後のアイドルシーンを担う可能性は十分。そんなWHY@DOLLの青木千春と浦谷はるなにユニット結成からこれまでの活動、そして今後の抱負について話を聞いた。(photo by 山田秀樹)
札幌白石区出身の天然石。WHY@DOLLってどんなアイドル?
初めに”WHY@DOLL” と言う名前の由来を聞かせてもらえますか?
青木(ちはるん):このユニット名はファンの人の投票で決まったんです。最初に候補をあげてその中から選んでもらったんですけど、私たちが北海道出身なので北海道の雪が降るからイメージとと札幌の白石区で活動してたのでその”白”の”ホワイト”。”@(アットマーク)”は”場所”の意味とファンの人と”アットホーム”な関係でいたいって想いで、”DOLL”は”アイドル”からつけました。
二人がWHY@DOLLに入ったきっかけを教えてもらえますか。
青木オーディションを妹が見つけてくれて。それが”バンド型アイドル”って言うコンセプトで珍しいなと思ったのがきっかけで応募してオーディションに受かってWHY@DOLLになりました。
母体になってる札幌のアイドルグループ”Teamくれれっ娘!”からWHY@DOLLになったんでしたっけ?
青木そうです。
元々アイドルをやりたかったんですか?
青木ずっとアイドルをやりたかったんですけど、なかなかオーディションとかに踏み出せなくって。ちょうど専門学校の合格も決まってたので、このオーディションを最後にしよう、これで落ちたら諦めようと思ってたオーディションでした。
北海道でのオーディションってたくさんあるんですか?
青木北海道ではあまりないですね。珍しかったです。
はーちゃんはどうですか?
浦谷(はーちゃん):私は仲が良かった先輩から”一緒に受けてみない?”って言われたのが最初です。中学生の頃からバンドがやりたくて”バンド型アイドル”って広告だったのでアイドルもできるし、小さい頃からミニモニさんに憧れてたりPerfumeさんの影響もすごく受けていて、歌って踊るアイドルっていう仕事をやってみたいと思って中学校の頃からオーディションを何回か受けてたんですけど、お母さんに”北海道から東京に通うのは大変だから”って北海道のオーディションしか受けさせてもらえなくて。それでようやく北海道を拠点に活動しているグループを見つかってオーディションを受けたんです。
お互いが初めて会った時の印象とかを聞かせてもらえますか。
青木私が先にTeamくれれっ娘!に入ってたのでオーディションに(はーちゃんが)受かった時に会ってるんですよ。その時は一瞬しか会ってなくて。マスクもしてたんで顔もあんまり見えなかったんですけどでも、”めっちゃかわいい子、入ってきた”って焦りました(笑)
はーちゃんは初めての時覚えてますか?
浦谷私が入った時にはもう既にちはるんは活動してたんですけど、その先輩方がキラキラ輝いて見えて「わぁ、アイドルすごいな」って思ったんですよ。で、ホームページ用の撮影の時にちはるんが「こんにちは」って話しかけてくれて、その雰囲気がすごいフワフワしててすごく女の子らしい子だなって思いました。
お互いのことを”こんな子です”って言う紹介をしてもらえますか。
青木最初は先輩後輩の壁があったので挨拶ぐらいしかしなかったんですよ。でも一緒に話すようになったら考え方が似てるなと思いました。意見とかが思ってることとかやりたいことがすごい共感できて後輩だけど相談相手みたいな感じになってて。一緒に帰ることも多くてその時に話しをしてて”何でも話せる関係になれそうだな”って密かに思ってました。
浦谷フフ。
青木で、WHY@DOLLになって一緒に活動してみたらWHY@DOLLが今まで持ってなかった考えをはーちゃんが出してくれるようになって。グループとしてもいい方向に行けるようになりました。
パッと見、どっちが年上か分からない感じもしますよね。
浦谷よく言われるんですよ。私の方が年上?って。ファンの方にも初対面の方にも。
そう言われることをどう思ってますか?
青木うーん…最初は”えっ?”って思ったんですけど、でも20歳を過ぎると年下に見られると逆に嬉しいなって(笑)
浦谷もはやそれを武器にしてる感あるよね(笑)
はーちゃんから見たちはるんはどんな人ですか?
浦谷ふんわりしてて女の子らしいんですけどすごく大人しくて…。先輩としての壁もあって最初はちょっと話しかけづらかったんですよ。話題とかも弾まなそうだなと思って。
怖かった?
浦谷怖くはなかったんですけど大人しいから話しかけづらかったのかな?
Teamくれれっ娘!の何期生みたいのがあったんですよね?
浦谷ちはるんが1期で、私が2期で。2期生が二人しかいなかったんですよ。
じゃあどうしても同期同士で集まっちゃったりはしますよね。
浦谷最初のWHY@DOLLのメンバーも全員1期生で、私は最初1期生の一人と2期生の二人で妹分ユニットとしてサポートみたいな形で活動してたので、どうしてもあっちとこっちみたいに固まっちゃってて話す機会もあまりなくて。でも、ある時期から二人でよく相談し合うようになったんですけど、それからはふんわりしててもちゃんと考えてたんだなって。はるなはどうしてもちょっと子供っぽい考え方をしてしまうところとかがあるんですけど、そこを導いてくれる感じです。