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小桃音まい 新春ワンマンライブで国内ツアー&台湾公演を発表

ソロアイドル”まいにゃ”こと小桃音まいが2015年1月6日にワンマンライブ「新春ワンマンライブ「ハッピーニュー・イリュージョン」〜怪盗まいにゃの予告状〜今夜、あなたのダイヤをいっただきます」を渋谷O-WESTで開催。4月から始まる国内ツアー、そしてツアーでは初の海外公演となる台湾でのライブを行うことを発表した。(photo by 山田秀樹)

 

初のお正月ワンマンライブとなったこの日のワンマンライブに振り袖姿でファンの前に姿を見せた小桃音まいは餅つきコーナーなど、年始ならではのイベントを織り込んだライブを展開。「振り袖がこんなに重いと思わなかった」と成人式でも着そびれたという着物の感想を漏らしつつ番傘も使いながら艶やかに4曲を披露した。

衣装替えの転換時に既にYouTubeで公開されている書き初め企画の拡大版の映像が流された。スタッフからのお題に小桃音まいが書き初めで答える内容だったが、”おとしだま”に対して「落玉」、”がんたん”に対して「元舌」と次々に問題作が書き上がり、そのたびに客席からは笑いと驚嘆の声が上がっていた。

ライブ中盤にデビュー当時からは小桃音まい楽曲のギターを弾く奥山アキラ氏を招いてのアコースティックライブ。「恋のココロエ」「ダイアリー♥」、そして小桃音まいの代表曲でもある「Dreamscape☆」をしっとりと歌い上げる様子はアイドルと言うよりはシンガーと言った印象で、普段なかなか見られない小桃音まいをじっくり堪能。そして「これが終われば私には何も怖いものはない!」と緊張のアコースティックパートを終えた小桃音まいは、バックダンサーの”ことねバックダンサーズ(仮)”をステージに招いてラストスパート「ラグランジュ☆ポイント」「sIsTeR」などのアッパーな曲と次々に披露し、小桃音まいの代名詞でもある”民族大移動”な楽曲「BANG BANG 鼓笛サンバ」で、そして「Yeah yeah yeah !」でパーティー感たっぷりにライブ本編を締めくくった。

「コトネ」と前面に大きく書かれたグッズTシャツで再登場した小桃音まいは、アンコールのMCで国内6ヶ所そして台湾でのライブを含むツアーの開催を発表、「自分の”国”にも来て欲しいと言ってくれるファンの方がいて…」と台湾ライブの実現に至った背景を語った。そしてツアーファイナルは小桃音まいの誕生日の8月24日に恵比寿リキッドルームで行うことも告げた。恵比寿リキッドルームは2012年にもワンマンライブを行った会場、前回は満員にできなかったことを振り返り「会場をいっぱいにできるように」とリベンジを期した。

アンコールではアニメ「怪盗ジョーカー」(TOKYO MX系で放送中)のエンディングテーマ「パレード・イリュージョン」を披露。会場には怪盗ジョーカーのキャラクター・ハチの扮装をした子どもたちが小桃音まいに熱心に応援する姿が印象的だった。そして、アコースティックライブでも歌った「Dreamscape☆」を歌い終えると「ドリスケ(=Dreamscape☆)が楽しすぎて涙が出てきました!」と語った。

また、活動を終えたり、転身あるいはステップアップしていく同期世代のアイドルが増えてきた現状に対する複雑な胸中を語り、「私はみんなと一緒にずっと楽しいライブが続けられたらいいなと思ってる。そのためにもっともっと頑張らないといけない」と今後の活動への想いを涙ながらに語ると、最終曲として「ピンクのひみつ」を歌い「2015年もよろしくお願いします!」とワンマンライブを終えた。

グループ全盛のアイドルシーンの中でソロを貫き活動6年目を迎えた小桃音まい。毎年100本以上のライブを重ねて日本各地を”民族大移動”をしてきた2015年はいよいよ海外へその活動範囲を広げていく。

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