2015年3月11日に東京女子流がリリースしたシングル「Stay with me」。その作詞を手がけた山邊未夢、Music Videoの主役として出演のほとんどを一人で務めた庄司芽生の2人に行ったインタビュー。1月に発表された「アーティスト宣言」が様々な反響を呼ぶ中で2人が口にしたのは「見返したい」「負けられない」と言う決意と力強いメッセージだった。(photo by 山田秀樹)
アーティスト宣言から2ヶ月余り。現在、東京女子流フル稼働中!
2015年が始まってまだ2ヶ月ちょっとですが、年明けから東京女子流さんがかなり激しく活動してるように見えるんですが、2人の印象としてはどうですか?
山邊今まではイベントも土日だけ、って感じだったんですけど4月以降はアイドルイベントには出演しない方向性なので、今までお世話になってきたイベントにはなるべく出演したいと思ってます。声をかけて頂くことはすごくありがたいことなので、一つ一つしっかりやっていきたい気持ちがあります!友達もinstagramやtwitterを見て「最近、イベントの数すごくない!?」って連絡まできました(笑)
庄司一つのイベントが終わるとすぐ「次に向けて頑張らなきゃ。その次も頑張らなきゃ」みたいにどんどん迫ってくるので、セットリストを考るのもだんだん追いつかなくなってきちゃって「ヤバい!もう期限がきてるよ!」(笑)、みたいなこともあるんですけど、やっぱり今はひとつでも多くのアイドルイベントに出演して、感謝の気持ちを伝えたいと思っているので、ひとつひとつ丁寧に頑張りたいです。
疲れてないですか?
山邊大丈夫です(笑)
その2ヶ月の間にあった対バンイベントもありましたが率直な感想を聞かせてもらえますか。
庄司刺激を受けることが多すぎて、本当にやってよかったなって素直に思います。グループさんごとに違う魅力が本当に伝わってきて、東京女子流に足りないこともすごく感じたので、私たちも自分たちにしかない武器を突き詰めていけたらいいなって思いました。
山邊さんはどうですか?
山邊リハや本番を一緒にやらせて頂いて、自分たちに本当に足りないところが実感できたので、対バンイベントをやってすごくよかったなと私も思ってます。
その”足りない部分”と言うのは?
山邊私はLIFriendsさんの時に特に感じたんですけど、東京女子流は対バンイベントになると自分たちのことでいっぱいになっちゃうことがすごく多かったんです。でも、LIFriendsさんは自分たちのこともしっかり考えた上で、私たち東京女子流のことや私たちのファンのことまですごく詳しく調べてくださてってて。そういうところが女子流には足りてなかったなって思ったので、今回本当に勉強させていただきました。
僕が見た中で印象的だったのがチャラン・ポ・ランタンとの対バンだったんですが、案外女性アーティストとの相性がいいんじゃないかな?って思いました。
庄司そうですか!嬉しいです。
特に一番最後にチャラン・ポ・ランタンと一緒にやった「月の気まぐれ」がすごかったです。
山邊私、アコーディオンの演奏を見たのが小春さん(チャラン・ポ・ランタン)が初めてだったんですが、本当にすごいパフォーマンスで釘づけでした!そこに女子流が歌うのはあのステージ限りだと思うので、本当に今回はいいコラボをさせていただいたなって思います。
チャラン・ポ・ランタンとの共演自体はいかがでしたか?
庄司まずあの世界観と言うか、自分たちがやりたいことに突き進んでる感じとか、女子流のファンの方がいても全然遠慮なしに自分たちをアピールできてる部分がすごくかっこいいな、とも思いました。あとはももさんの力強い歌声に圧倒されました。
対バンイベント以外にもアイドルイベントでは小さな会場でのライブもありましたよね。そちらの方はいかがでしたか?
山邊私たちが当時より大きくなったのか「壁が近いっ!」って思いました(笑)でも、デビューの頃にやってたステージに立つとやっぱり当時のことを思い出しましたね。リハの時はあまり感じなかったんですけど、お客さんが入った前でやると「当時もお客さんはこんな感じで見てくれてたな…」とか、懐かしい気持ちにもなりました。その頃はオリジナルの楽曲の数も少なかったのでカバー曲ばかりやっていて…自分たちのオリジナルの楽曲だけで初めてワンマンライブをやったのはGladでは初めてだったよね?
庄司うん。
山邊なのでGladでのライブではすごく嬉しい気持ちにもなりました。
芽生さんはどうですか?
庄司お客さんとの距離が近すぎて、どこ見ていいか分からなくなっちゃいました(笑)昔やってた時はすごく緊張もしてたし、あまり自信もなくてちょっと怖かったり、ソワソワしてたり。そう言う気持ちも思い出して「自分もちょっとは心が強くなったのかな?」って(笑)
他にこの2ヶ月のライブで印象的だったことはありますか?
庄司J-GIRL POP WAVEの六本木ブルーシアターでのライブは、3組(東京女子流、Dorothy Little Happy、GALETTe)でやったんですけど、すごく一体感があって。東京女子流を知らない人とか、東京女子流の楽曲よりももっと”アガる曲”が好きっていう方もたくさんいらっしゃったと思うんですけど、その時は「少しは受け入れてもらえたかな?」と思って。どのグループのお客さんとも一緒に盛り上がれた感じがしました。
山邊私は台湾がすごく印象に残ってます。女子流で台湾に行かせてもらうのが3回目だったんですけど、前回より現地のお客さんが増えてる感じがして。スタッフさんからも「東京女子流のお客さんが多かった」って言うのを聞いてすごく嬉しくなりました!東京女子流のライブはUSTREAMやツイキャスの配信を頻繁にしているので、海外の方からもよくコメントメッセージとかをいただいたりするのでそう言うのも効果があるのかな?って。引き続きそうゆう活動も頑張っていきたいですね、やっぱり海外のお客さんが増えるって純粋に嬉しくて。私、個人的にも台湾が大好きなので、絶対また行きたいなって思います。
台湾の何が好きなんですか?
山邊台湾は、すごい物価が安いと言うか…
買い物ですか(笑)
山邊すごくかわいい物がたくさんあるんです。私、韓国の洋服がすごく好きなんですけどテイストが似てるんですよ。なのでついつい買い過ぎちゃいます。今回も「絶対買わない〜」とか言いつつ、また買っちゃったんですよね(笑)それぐらい台湾大好きです。