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SAWA ミニアルバム「RingaRinga」インタビュー

答えはBPM160!? -ミニアルバム「RingaRinga」制作秘話-

アルバム「RingaRinga」は前回の「ソプラノレイン」から1年9ヶ月ぶりですよね?

SAWAそうですね。

今回の「RingaRinga」を聴かせてもらって、「ソプラノレイン」に比べてすごく多彩になったな、バラエティーが豊かになったな、と言う印象があったんですが。

SAWAアーティストにとって一番いいアルバムってファースト・アルバムだと思うんです。まだジャンルが定まらないぐらいの人たちが色々な作家さんからデモを集めて、タイトルチューンになりそうなものを入れてるからファースト・アルバムは新鮮でみずみずしいんですけど。それを”このジャンルで掘り下げちゃおう!”みたいな感じでどんどんコアなアルバムになって最終的に面白くない、みたいなことがよくあると思っていて。そう言うことだけはしたくないと思ったので色々詰めたいと思ったし、アルバムとしてのコンセプトも突き詰めすぎない方がいいな、と。普通にいい曲をパッパッパッと入れて「はい、できました」ぐらいの感じの方が聴いてる人には面白いんじゃないかな?って。あと、アイドルイベントを出て思ったのが、BPM130くらいのSAWAの曲だと普段BPM160でノリノリイケイケで盛り上がっているアイドルヲタさん達がうまくのれずに”持て余す”っていう現象があって。私の曲ってBPM130ぐらいのが多いんですけど、今のアイドルの曲は160ぐらいが多いので、そう言うイベント出るとノリたいのかもしれないけど…

ついてこれない?

SAWAそうそう(笑)ついてこれてないのがかわいそうで。

すごいリサーチですね。

SAWAハウスビートと言うかBPM130の時代や四つ打ちのすっきりしたダンスミュージックの時代も廃れてる気がしてて…。EspeciaさんやNegiccoさんもちょっとズバ抜けてるからまた違うんですけど、私の本来のサウンド的にはEspeciaさんとかNegiccoさん辺りと馴染むぐらいのテンポ感なんですよ。でも、その方たちとばかりご一緒できる訳ではないので、もっと色んな人がいるところに出た時に、せっかく出るんだったら全員に”いい”って思ってもらいたい。すっごい地下アイドル推しのヲタさんでも”SAWAさすがだわ”ってちゃんと心を掴んで帰りたいんですよ。それは私がアイドル化することでもなく、寄っていくことでもなくて、ただ自分がすごく浮いたイベントを研究して出た結果が”BPMだな!”って思ったんですよ。

それが160ぐらい?

SAWAはい。それを経て作ったのが「RingaRinga」です。

なるほどー!研究の成果ですね。

SAWAこれでどうだ!?みたいな(笑)

結果どうでしたか?

SAWAまだ結果が分かるようなアイドルイベントに出てないので、実験しきれてないんですけどSAWAのことを分かってなくても、これぐらいであれば持て余すことはないでしょ?って言うところはありますね。

「RingaRinga」と「ららららいっ!」はけれん味がたっぷりと言うか、アガってしまわざるを得ないと言う印象でした。

SAWAそうですね。前回のミニアルバムに収録した「Good day Sunshine」はそこまでの露出はなかったはずなのに、ライブで盛り上がることに気付いたので、”あの感じをもう一度”と思って「ららららいっ!」を作ってたりとか。ただ160、160とは言っても、引き続き130ぐらいのものもやってはいて、バランスを取るようにしました。

「StarlightPavilion」はそれで言うとBPM160側の曲ではないですよね?

SAWAそうですね。「前のSAWAが好きだったのに!」という人のために”大丈夫だよ”って。

半沢さん時代のSAWAさんってこんな感じだよな、と思って聴いてました。(註:半沢さん…半沢武志 ex. FREETEMPO。SAWAのインディーズデビューミニアルバム「COLORS」をプロデュースした)

SAWAそうですね。だから過去から未来への架け橋みたいになってる訳ですよ。

前作の「ソプラノレイン」は”SAWAが作りました!”というオリジナリティをすごく感じたんですが、今回はさっきも言ったバラエティーの豊かさも感じたんですが、それは編曲に中塚武さん(「君とバーテンダー」の作編曲)やHaiokaさん(現KAH。ex. BREMEN。「RingaRinga」の編曲)みたいに色々な方を迎えた結果なのかな?と。

SAWAそうですね。偏らせないために色んな方に手を加えていただいたりしつつ、自分でもできる限りはやっていこう、みたいなところですね。

あとインタールードでEspeciaやDJ TAROさんが出てきたりしますが、意図としては”お楽しみ”と言う感じなんでしょうか?

SAWA私が昔からインタールード好きだったので。ああいう導入みたいのは遊びゴコロとして入れたいなと思っていて。私が結構”曲見知り”が激しいので、新曲ってあまり好きじゃないんですよ。

そうなんですか?

SAWAだから新曲を聴いてもらう前に聴きやすいもので導入してだましだまし聴かせて、予習をさせてから本編へ…みたいな感じのものです。

それでインタールードに次の曲のトラックが使われてるんですか。

SAWAはい。今回のインタールードみたいにEspeciaが喋ってたり、面白い要素が入ってたりすると「へぇー」って思ってそのまま曲を聴けるので。そう言う意味で入れた感じですね。

で、その収録曲の中にEspeciaに提供した「ミッドナイトConfusion」のカバーが入ってますが、これは最初から入れようと思ってたんですか?

SAWAはい。やっぱりお世話になった曲なので。私が作った曲なんですけどEspeciaさんのおかげでって知ってもらったところもすごくあるし、私にとっても価値のある曲なのでカバーしたいなと思いました。

今回の特集では”Especiaの「ミッドナイトConfusion」ができるまで”というページもあるんですが、「RingaRinga」に収録されている「ミッドナイトConfusion」はSAWAさんが作ったデモ音源の発展していくとこうなります、って感じですよね?

SAWAそうですね。

とは言え、その頃から1年半以上経ってる訳ですが、その中で練り直されたり変わった部分はあるんでしょうか?

SAWA基本的には最初に作った時のイメージで全体を作るのであんまり変わってないかもしれないです。

その時のイメージを教えてもらえますか。

SAWA“SAWA色で行こう”って感じですかね。Especiaさんがあれだけアーバンな色をつけていたので、SAWAはSAWAで思いっ切り逆方向にハンドルを切っていこうと。

「ミッドナイトConfusion」はSAWAさんのストックにあった曲なんですか?

SAWAそうですね。

自分でも歌おうと思っていた?

SAWAそれも思っていましたが、ちょっとまた違うテイストだなとも思っていて。でもEspeciaさんが歌ってくれたことで全然違う聴こえ方をして新しい曲の魅力に気付いたので、それでまた自分で歌いたいなって気持ちが生まれました。

SAWAさんは他の方に楽曲提供する曲と自分で歌う曲で作り方が違ったりするんですか?

SAWA私は他のアーティスト優先で書いてますね。自分のは”余りを使う”って言ったらアレですけど、外の人のために書いて、もしダメだったら自分用に改良していくみたいな感じですかね。

今後のSAWAさんがミュージシャンとして、プロデューサーとして、この先やっていきたいことについて教えてください。

SAWAもっと広く楽曲を提供するって言う意識で作家として頑張りたいし、SAWAとしてももっと色んな人に見てもらいたい。サワソニももっと大きくしていきたいし、今やってることを継続して大きくしていきたいなと思ってます。

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