アイドルグループ・BLUEGOATSが、銀杏BOYZ「BABY BABY」をカバーしたミュージックビデオをYouTubeで公開した。BLUEGOATSがカバー楽曲を映像化するのは今回が初めて。
「BABY BABY」は、BLUEGOATSがライブのオープニングSEとして使い続け、ファンとともに合唱してきた楽曲。グループの世界観にも大きな影響を与えてきた一曲を、BLUEGOATSならではの表現で届ける。
加藤マニが描く、エネルギーと儚さ
MVの監督は、THE BACK HORN、キュウソネコカミ、忘れらんねえよなど、数多くのアーティストの映像を手がけてきた加藤マニが務めた。THE BACK HORNでは、BLUEGOATSに楽曲を提供している菅波栄純がギターを担当している。
加藤は、世代を超えて深く愛されてきた「BABY BABY」を扱うにあたり、物語性や安易なオマージュを避けたという。MVでは、ぺちゃんこの状態だった巨大な風船の城やクジラ、滑り台がスタジオいっぱいに膨らみ、やがて再びしぼんでいく様子を描写。「エネルギーに満ちながら儚くもある」映像として構成した。
撮影を通じ、加藤は同曲の歌詞が恋愛だけでなく、同じグループで戦うメンバー同士の決意や覚悟の言葉のようにも聞こえたとコメント。天井につかえて伸び切らない巨大な風船が生む、抑えきれないエネルギーとどこかユーモラスな光景によって、銀杏BOYZやGOING STEADYが表現してきた空気感に近づくことを目指したとしている。
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サウンドプロデュースは175R・ISAKICK
カバー音源のサウンドプロデュースは、175RのISAKICKが担当した。銀杏BOYZの原曲が持つ熱量と衝動をリスペクトしながら、BLUEGOATSのエネルギーを融合させたサウンドに仕上がっている。
10月5日にZepp Shinjukuでワンマンライブ

BLUEGOATSは10月5日、東京・Zepp Shinjukuでワンマンライブ「BLUEGOATS ONEMAN LIVE “DAWN” -BAND SET-」を開催する。
BLUEGOATS ONEMAN LIVE “DAWN” -BAND SET-
日時:2026年10月5日(月)OPEN 18:00/START 19:00
会場:東京・Zepp Shinjuku
チケット:一般A席 3,000円/一般B席 1,000円(各別途1ドリンク)
「BABY BABYのカバーをミュージックビデオにしたいんです」と、BLUEGOATS運営の三川さんから頼まれた際、一番最初に思ったこととしては、正直に「よしたほうがいいのでは!」だったのですが、それはつまり、世代を超えた幅広さで、深く深く、それぞれの湿度に満ち満ちた愛され方をしている楽曲だからこそ、安易に自分のもののように取り扱ってはいけないような気持ちになっていたわけです。
ゆえに、ストーリーものは避けるべきだし、変に関係値を匂わせるようなオマージュも廃した構成にするべきだと考え、巨大な風船でできたお城やクジラや滑り台が、ぺちゃんこの状態から、スタジオの天井いっぱい膨らんだ挙句、再び萎んでしまう。というシンプルではありますが、エネルギーに満ちながら儚くもある。という企画にしました。
撮影中、風船の前で繰り返し熱唱する彼女たちを見て、確かにこの歌詞は、大切な人に向けられた、ある種の、叶わぬメッセージではありながら、それはもしかすると恋人や片思いの相手だけではなく、同じグループとして一緒に戦っていくメンバー同士の、決意と覚悟の言葉のようにも聞こえてくるんだなあと思いました。
幸か不幸か、スタジオの天井よりも風船たちの方がはるかに巨大なため、屹立したお城の塔が、天井のつっかえて真っ直ぐ伸び切らず引っかかってしまうのですが、まさにそうした抑えきれずに爆発しそうな(なのに、側から見ればどこかバカバカしくもある)状況によって、銀杏BOYZおよびGOING STEADYが表現していた空気感に少しでも近づけられていたらいいなと思っています。
