2026年7月8日(水)、SOMOSOMOがグループ結成7周年を記念するワンマンライブ「ROPPONGI PARTY NIGHT」を東京・EX THEATER ROPPONGIで開催した。
グループ史上最大の会場、そして六本木という土地で、ド派手に7周年を祝うべく発表されたワンマンだった。しかし開催直前にはコモレビ ヒヨリ、トマラナイ チヒロ、シャンシャン マイの卒業が発表され、現体制での最後の大規模ワンマンとなることが決まっていた。
さらに、ワンマン開催と並行して行われていた新メンバーオーディションの結果発表も控えていた。いくつもの意味が重なったこの日は、SOMOSOMOにとってどんな一日になったのか。その様子をレポートする。(写真:白石達也)
史上最大の会場でも変わらない6人とその背中を見つめる4人

ワンマン当日の7月8日。会場内では粛々と本番に向けた準備が進められる中、会場入りしてくるSOMOSOMOのメンバー。ドキュメントの撮影クルーに対応する姿にも特別緊張した様子はなく、いつもの6人だった。それはリハーサルになっても変わらず、今回初めてステージセットとして組まれた「山台」(ステージ上に高さをつけるための台)を前にしても驚くことなく、パフォーマンスや当日の進行を一つずつ確かめていく。
グループの結成から7年、前事務所から独立して3年あまり。KT Zepp YOKOHAMA、恵比寿LIQUIDROOM、WWW X、SUMMER SONIC、Zepp Shinjukuワンマンと、SOMOSOMOはさまざまなステージに立ってきた。それが今回グループ最大規模のEX THEATER ROPPONGIだったとしても6人にとってやることは変わらない。自分たちの歌とパフォーマンスを観客に向けて精一杯に届ける。その準備を淡々と、そして着実に進めているように見えた。
一方、そんなステージを緊張した表情で見守っていたのは、この日SOMOSOMOの新メンバーとして発表されるラーラ ライ、ヒナリ ナリ、ヒノメ ミッポ、ニトリ(仮)の4人。いつもどおりにリハーサルを進める6人と、SOMOSOMOとして初めてファンの前に立つ4人。その表情の違いがとても印象的だった。

6人の成長を映した、一人一曲のソロメドレー

カウントダウンが始まり、これまでの活動を振り返る映像が流れる。登場SE「SOMO START」とともに、山台の上へ現れた6人。この日のために用意された、パーティーにふさわしいきらびやかな衣装をまとっていた。
フロアへ降りた6人に、ゴゴノ コトコの声が響く。
「7周年、マジでありがとーーーーー!!!」
ライブは「bullet through!!!!!!!」からスタート。「Go my人生!」ではアルティメット ミキの呼びかけに、客席が「PARTY NIGHT!!」のコールで応える。「ミーチューグッモー!」では、おなじみの“ワキワキー”の振りがステージと客席に広がった。ファンの空気を探るような立ち上がりではない。序盤から、SOMOSOMOとファンの間にはいつもの全身全霊でハシャグ光景が広がっていた。

そんな中で始まったソロメドレーがこの日最初のハイライト。
シャンシャン マイ「TAnGlers」、トマラナイ チヒロ「いつかこの星は塵となって!」、ゴゴノ コトコ「DANCING DANCING!」、コモレビ ヒヨリ「僕らのままで」、ツクヨミ ケイコ「必然性ユートピア」、アルティメット ミキ「マイエール!」を披露。
メンバーが入れ替わるたびにフロアは歓声とともに大盛り上がり。最後の「マイエール!」で、アルティメット ミキが「SOMOSOMO、カモーン!」と声を上げ、6人が再集結した。いつもは6人で披露してきた楽曲を一人ずつ歌い継ぎ、ソロメドレーを余興ではなくワンマンの演出として成立させる。その姿は、メンバー一人ひとりがそれだけの実力を身につけていることを証明していた。

新曲「MONSTER FEVER PARTY」初披露!ワンマンライブをパーティー会場に塗り替える

ソロメドレーに続いて初披露されたのは、新曲「MONSTER FEVER PARTY」。作詞をアルティメット ミキ、振り付けをトマラナイ チヒロが担当した、六本木にふさわしいこの日のために作られたパリピ感満載のユーロビートだ。スモークが派手に噴き上がる演出で大いに盛り上がり、初披露にもかかわらずキラーチューンの予感はプンプン。SOMOSOMO楽曲のバラエティをさらに豊かにする一曲が誕生した。
その後も「ソーシャル ヘイト ネット」「ステラ」とアッパーな曲を立て続けに披露し、ライブは文字通りパーティーナイトと化していった。
「新メンバーは……います!」——SOMOSOMOの未来を担う新メンバー4人を発表
ライブ中盤のMCでサカイPが登場すると、場内にオーディション映像のダイジェストが流され、それを既存メンバーと観客が見守る。そしてサカイPがこう告げた。
「新メンバーは……います!」
そして、ラーラ ライ、ヒナリ ナリ、ヒノメ ミッポ、ニトリ(仮)の4人がステージに登場。ラーラ ライ、ヒナリ ナリ、ヒノメ ミッポはオーディション参加者、ニトリ(仮)はスカウトによる加入だった。

過去の活動を知る観客から名前を呼ぶ声も届く中、4人はスケッチブックに書いた名前を掲げ、一人ずつ自己紹介する。
ラーラ ライは、ファンを必ず横浜アリーナへ連れていき、みんなを引っ張っていける存在になると宣言。ヒナリ ナリは、SOMOSOMOが歩んできた7年間の歴史を大切にしながら、新しいSOMOSOMOを作っていくと語る。
ヒノメ ミッポは、SOMOSOMOという最高のチームの一員として、ファンとともに横浜アリーナを目指し、最高を更新し続けるためにすべてを懸けると決意を示した。ニトリ(仮)は、SOMOSOMOには自分のやりたかったこと、叶えたい夢、見たい景色のすべてがあると話し、この日から横浜アリーナに立つことが自分の夢になったと明かした。
表現はそれぞれ異なっていても、4人が揃って掲げた目標は横浜アリーナだった。

現メンバーからも、4人へエールが送られた。そんななか、コモレビ ヒヨリが「新メンバーがアルティメット ミキに引いてしまわないか?きちんといじってもらえるのか?」と案じると、会場に笑いが起きた。新メンバー発表という緊張の場面でも変わらないSOMOSOMOらしさが見られた一幕だった。
「大丈夫って信じてる」——変わることの怖さを抱えて進む未来
そんな新メンバー発表が行われた後に披露されたのは「七変花」。
曲中、アルティメット ミキが
「変わらなきゃいけない時って人生の中で何度もあると思います!めっちゃ怖い!今日こうやって発表するのもすごい怖かったけど、私は大丈夫って信じてる。だってみんながいてくれるからさ!これからもSOMOSOMOと一緒に歩んでください!」
と胸の内を伝える。

ツクヨミ ケイコが作詞した「七変花」にも出てくるフレーズ、“大丈夫って信じてる”を用いたアルティメット ミキの言葉はファンとの一体感を強め、それに続く「never-ever」では、ゴゴノ コトコが「いつか思い描いた未来はこんなもんじゃないはずだ」と声を荒げて歌う。
卒業するメンバー、継続するメンバー、そして新たに入ってくるメンバー、それぞれが迎える変化と未来に向けた想いを、SOMOSOMOは精一杯のパフォーマンスでファンに届けた。
「どこに行ったって、SOMOSOMO最高だぞ!」——6人の言葉、その先に示された未来
ライブ終盤のMCで、SOMOSOMOはこの日集まったファンへ一人ずつメッセージを送った。※6人のメッセージ全文は記事末尾に掲載。

トマラナイ チヒロは、SOMOSOMOでなければ見られなかったかもしれない景色を、一秒ずつ目に焼き付けたと話し、大きなステージに立つことを目指してアイドルを始めたシャンシャン マイは、楽しいことだけではなかった活動を振り返り、この日の景色を見るために続けてこられたのだと喜びをあらわにした。
ゴゴノ コトコは、アルティメット ミキから誘われ、「楽しそうやから、オッケー」と答えたところから始まった7年間を振り返る。メンバーやファンと作る時間が楽しかったから続けてこられたと話し、8年目も変わらず振り回していくと宣言した。
ツクヨミ ケイコは、卒業発表後にファンから「ケイコ辞めないんだね」と言われたことを明かし、「辞めねーよ!」と返して会場を沸かせた。そのうえで、辞めることと残ることのどちらかが正しいわけではなく、この7年間に加入したメンバー、卒業したメンバー、関わってきたファンとの時間は、どれも大切なものだと語った。
最後の大型ワンマンとなったコモレビ ヒヨリは、この景色を見られて、6年8か月アイドルを頑張ってきて本当によかったと伝えた。

そしてアルティメット ミキは、楽屋にあった短冊に「SOMOSOMOライブの日に地球を終わらせる」と書いたことを明かす。最後の日までSOMOSOMOらしく、みんなで楽しく過ごしたい。その思いを話したあと、6人の時間とこれからをつなぐように続けた。
「どこに行ったって、SOMOSOMO最高だぞ!ってこれからも証明したいと思ってます」
6人6様の挨拶が終わると、突如スクリーンに映像が流され、2026年8月2日(日)から始まる新体制お披露目ツアーと、2027年2月5日(金)に豊洲PITで開催されるバンドセットワンマンライブが発表された。
サプライズの発表にメンバーとファンは驚きを隠せない様子だったが、新体制になってもまだまだ走り続ける姿勢を示した瞬間だった。
7周年の集大成は「売れたいマジで!」——フィナーレは銀テープに包まれた「ROPPONGI PARTY NIGHT」

ワンマンの最後のブロックは「You are RIDER」で始まった。
ツクヨミ ケイコは「楽しい時間はあっと言う間です。もうラストスパートになっちゃったから、みんなの目に私たち6人を焼き付けていってください!」と客席へ呼びかけた。
「完全勝利かむとぅるー」では、6人がサインボールを客席へ投げ入れ、アルティメット ミキは「目指すのは全員の幸せだー!」とシャウト。
SOMOSOMOの7周年、現体制最後の大型ワンマン、新曲発表、新体制への移行など、さまざまな意味が重なった「ROPPONGI PARTY NIGHT」。その最後を飾ったのは、SOMOSOMOの本音ソング「売れたいマジで!」だった。大サビで打ち出された銀テープが舞う中、フィナーレを迎えた。

7周年のその先へ——新体制で始まるSOMOSOMO第三章
第三章は、2026年8月2日(日)の新体制お披露目ツアーから始まる。その先には2027年2月5日(金)の豊洲PIT、そして横浜アリーナという目標が待つ。7周年の集大成を受け継いだ7人が、どんなSOMOSOMOを作っていくのか。第三章は、ここから始まる。
SOMOSOMOメンバー6人によるメッセージ全文
トマラナイ チヒロ
トマラナイ チヒロです。今日は来てくださって本当にありがとうございます。私もSOMOSOMOでの活動は3年なんですけど、アイドル歴は6年ぐらいになってて。SOMOSOMOじゃなかったら、こんな景色見えなかっただろうなって思うし。次見れるのかな?見れないのかな?とか色々思ったりするんですけど、これが最後だと思って、大きい景色、目に1秒1秒焼き付けたので、もう超楽しかったです!ありがとうございました!引き続きパーティーをお楽しみください。

シャンシャン マイ
シャンシャン マイです!今日は来てくれてありがとうございます!私は、大きいステージに立ちたくてアイドルを始めたんですけど、楽しいことばっかりじゃなくて、嫌なこととか、うざいこととかいっぱいあったんですけど、私は今日のこの景色を見るためにここまで続けてこれたんだと思いました!最高でーーーーす!マジでステージ超楽しいです!!もう人生で最高の思い出になりました!ありがとうございました!
ゴゴノ コトコ
ゴゴノ コトコです!ゴゴノ コトコは、SOMOSOMOとともに7月1日で7周年を迎えましたー!ありがとう。SOMOSOMOを始めたときも、サカイさんがたまたま(アルティメット)ミキをそのころに拾ってきて『アイドルするからやらへん?』みたいな。『楽しそうやから、オッケー』って返事して、気づいたらノリで7年っていう、ちょっと本当にバグってると自分でも思うんですけど、運営さんだったりとかメンバーといる時間と、ファンがいる時間、みんなで作る時間が私は楽しくて、7年間やっぱりやってこれたなって思ってます。これからも、楽しいこといっぱいしたいと思ってます。まだまだ振り回していくんで8年目もよろしくお願いします!
ツクヨミ ケイコ
ツクヨミ ケイコです!私もコトコと同じく7月1日でSOMOSOMOと一緒にデビュー7周年を迎えることができました。この前チヒロとマイとヒヨリの卒業発表したじゃない。その時の特典会でね、『ケイコ辞めないんだね』って言われたのね…。辞めねーよ!『ケイコやめるかと思った、ケイコちゃんやめるかと思った』ってみんなに言われたんだけど、辞めません、私は。辞めるのが正しくないとか、残るのが正しいとか、全然そういうことはなくて、ただ私は、SOMOSOMOでもっとできることがあるなと思って、残ることにしています。初期メンバーが残ることになっちゃったんですけども、何回も言ってるけど、この7年でどのメンバーが入って、どのメンバーが辞めていったことも、何も間違いじゃないし、ファンの人ももちろん入れ替わったりするんだけど、全部全部私たち全て大事な時間だと思ってるし、みんな一人ひとりのこと、私たち本当に本当に大切に思ってるし、今日も本当にたくさんの大人が関わってくださって。朝からというか、この数か月間、たくさんたくさん、SOMOSOMOの六本木EXシアターのワンマンのために動いてくださってて。本当に私はありがたい場所で、幸せな場所で7年続けられてるなと思いますし、8年目もその気持ちを忘れることなく頑張りたいなと思ってます。これからもよろしくお願いします!
コモレビ ヒヨリ
コモレビ ヒヨリです。今日は来てくれて本当にありがとうございます!私にとって最後の大型ワンマンだったんですけど、今日この景色が見れて6年8か月アイドル頑張ってきて本当に良かったなって思いました!めちゃめちゃ楽しかったし、私はこれからもSOMOSOMOのことが大好きです!今日は本当にありがとうございました!

アルティメット ミキ
アルティメット ミキです!さっき、楽屋に短冊がありまして。七夕の願い事を書かせていただきました。私の願いは、SOMOSOMOライブの日に地球を終わらせることでーす!これはですね、何かしらでいつか最後の日っていうのはあると思うんですけど、やっぱ最後までもSOMOSOMOらしくバーンって楽しく、みんなで過ごせたらいいなって思いでおります。横アリを目指していたりだとか、その先もいろんな道があると思うんですけど、どこに行ったって、SOMOSOMO最高だぞ!ってこれからも証明したいと思ってます。いろんな人の未来を背負って、頑張りたいと思いますので、あとちょっとのパーティーも楽しみましょう!
SOMOSOMO 7th ANNIVERSARY ONE MAN LIVE「ROPPONGI PARTY NIGHT」セットリスト@EX THEATER ROPPONGI
- bullet through!!!!!!!
- Go my人生!
- ミーチューグッモー!
- ソロメドレー(TAnGlers/いつかこの星は塵となって!/DANCING DANCING!/僕らのままで/必然性ユートピア/マイエール!)
- MONSTER FEVER PARTY
- ソーシャル ヘイト ネット
- ステラ
- TEPPEN☆
- ネバーランド
- 七変花
- never-ever
- With me
- QUEST
- コンパス
- You are RIDER
- 完全勝利かむとぅるー
- 売れたいマジで!
SOMOSOMOお披露目全国ツアー「ニューソモソモ!」

2026年8月2日(日)OPEN 12:00/START 12:30
下北沢シャングリラ
メンバー別VIP ¥10,000
一般チケット ¥1,500
http://t-dv.com/NEW_SOMO_TOKYO
