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【週刊アイドルニュース】メジャーデビュー曲「わすれらんねぇよ」はFinallyの入口になれるのか

「わすれらんねぇよ」はFinallyの入口になれるのか

2026年8月5日、6人組ロックアイドルFinallyはメジャーデビューEP『door』をリリースした。そのリード曲として前面に置かれたのが「わすれらんねぇよ」だ。

メジャーデビュー曲には、これまで応援してきた人へ現在地を示す役割と、まだグループを知らない人に最初の印象を残す役割がある。この曲はFinallyにとって、その両方を担う入口になれるだろうか。

ライブの強さを一曲に凝縮する

公式作品情報によると、「わすれらんねぇよ」はシミズサチが作詞、タカが作曲し、タカと哲也が編曲を担当した。別れた相手を忘れられない感情を、ラウドなバンドサウンドと反復するフレーズへ落とし込んでいる。振付はメンバー自身が手掛けたと紹介されており、歌、サウンド、ダンスを分離せずに見せる設計になっている。

これは、Finallyが公式に掲げる「6人組ライブモンスター」という自己紹介ともつながる。楽曲だけを整えて届けるのではなく、ステージで声と身体がぶつかるところまで含めてFinallyを伝える曲だからだ。

歌唱への評価が曲の説得力を支える

今回確認した公開Reactionは少数だが、評価の焦点は具体的だった。

noteのライブ・楽曲感想では、「わすれらんねぇよ」を広い層へ届く可能性のある楽曲と捉え、MegとRinkaの高音、ロングトーン、感情表現を高く評価している。これは一人の筆者による観察であり、一般的評価とは断定できない。それでも、強いサビだけでなく、歌い手の表現力が曲の中心として受け取られている点は注目できる。

Xの公開検索範囲でも、曲構成とロック感を評価する投稿や、「CHIRIGIKU」「メタモルフォーゼ」などEP収録曲、リリースイベントの演出を楽しむ反応が見られた。「わすれらんねぇよ」単曲から『door』全体やライブ体験へ関心を広げる動きが、少数ながら確認できる。

22万回再生の先をどう見るか

公式Music Videoは、2026年8月22日12時43分のYouTube Data API取得時点で225,143回再生、高評価327件、コメント40件だった。調査対象の直近30日間には公式チャンネルから15本の動画が公開され、その多くが同曲のMV、Shorts、告知に集中している。

ただし、再生数だけで新規ファンの増加や社会的な広がりを証明することはできない。今回の探索では、公式チャンネル以外の有効なYouTube Reactionと、期間内のPodcast言及は確認できなかった。英単語の一般用法としての「finally」が検索結果に大量混入したため、それらは関連性レビューで除外している。Xもプラグインによる全探索ではなく、公開Web検索による部分調査である。

したがって現時点で言えるのは、「わすれらんねぇよ」が広く浸透したということではない。Finallyのライブ感、二人のリードボーカルの強さ、覚えやすいフレーズを初見の人へまとめて提示できる曲になっている、ということだ。

入口からライブへ

Finallyは10月から12月にかけて、名古屋・大阪・東京を3周する「TAKE to GIVE」ツアーを開催する。1周目は無料の3マン、2周目は500円の2マン、3周目は通常料金のワンマンという構成だ。

音源やShortsで曲を知った人を、無料公演でライブへ招き、再訪とワンマンへつなげる。この導線の中で「わすれらんねぇよ」は、Finallyを知る入口として試されていくことになる。

楽曲そのものには、入口を担える要素が揃っている。一方、その入口を通った人がどれだけライブへ向かうかは、まだ観測前だ。メジャーデビュー直後の現在地を過大評価せずに見るなら、次に注目すべきなのは再生数の増加だけではなく、秋の無料公演で新しい観客との接点が実際に生まれるかどうかだ。

調査範囲

本稿は2026年7月24日から8月22日までの公式情報と、取得可能だったX、YouTube、note、Podcastの公開情報をもとにしている。有効ReactionはXの集約検索結果1件とnoteの記事・記事一覧2件で、全体傾向ではなく現在確認できる兆候として扱った。

Finallyってこんなグループ「ナンダッテ」

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