2025年8月30日と31日、横浜アリーナ(以下、横アリ)を主会場に開催された大型アイドルフェス「@JAM EXPO 2025」。国内最大級の真夏のアイドルフェスの一つで、200組以上が集う本イベントにSOMOSOMOは2度目の出演を果たした。
7月1日の6周年ワンマンで掲げた「横浜アリ宣言」を皮切りに始まったSOMOSOMOの2025年夏。8月はアルバム「Colorful」リリース、SUMMER SONIC 2025出演といったビッグイベントを経て迎えた”夏の集大成”とも言えるのが、この@JAM EXPO 2025だ。SOMOSOMOは初日と二日目の両日に出演し、それぞれ異なる形で存在感を示した。
初日:大運動会での奮闘と「SHOUT」のMIXで強烈なインパクトを残した打ち上げ
初日の8月30日、SOMOSOMOの最初の出番は横浜アリに隣接する「岩崎学園横浜デジタルアーツ専門学校」体育館で行われた「@JAM EXPO 2025 アイドル大運動会」だった。SOMOSOMOは15時30分からの回に登場した。
参加アイドルはメンバーが紅白に分かれて戦うことになり、紅組にアルティメット ミキ、コモレビ ヒヨリ、トマラナイ チヒロ、白組にゴゴノ コトコ、ツクヨミ ケイコ、シャンシャン マイ、アオイ アオネという布陣となった。
競技は大縄跳び、お邪魔玉入れ、飴食い競争、リレーの4種目。
大縄跳びは、途中経過のたびに白組を煽り続けるトマラナイ チヒロのガラの悪さが目立ったが、勝負の結果は白組が大逆転で勝利。お邪魔玉入れでは、白組のSOMOSOMOメンバーをリフトして競技に挑むも、終わってから普通に注意を受ける一幕も。さらに飴食い競争ではシャンシャン マイが小麦粉で顔を真っ白にし、話すたびに粉を噴き出して観客の笑いの的となり、リレーでは第一走者のゴゴノ コトコが作ったリードを保ち白組が勝利。SOMOSOMOメンバーの活躍がチームの勝敗にどれだけ貢献したかは不明だが、その”存在感”だけはしっかりと残した運動会だった。

リレーの第一走者として全力疾走するゴゴノ コトコ(写真右)
そして次にSOMOSOMOが登場したのは30日の最後の催し「初日打ち上げ!@JAM MEETS〜EXPOスペシャル!〜」。この日の@JAM EXPOに出演したアイドルたち200名以上が、メインステージのストロベリーステージを埋め尽くして一日の終わりを盛り上げる中、DJダイノジがアイドル楽曲をノンストップでプレイ、しかもこの時間だけはアルコールが解禁された文字通りの”打ち上げ”イベントだった。
序盤からステージ上手(かみて)側を陣取ったSOMOSOMOメンバーは「SOMOSOMO」と書かれたフリップを掲げたり、客席に降りたりして猛アピールを繰り返し、他のアイドルたちと比べて明らかに異質な行動を取り続けていた。そして打ち上げの半ばごろにDJダイノジが真っ白なキャンバスの「SHOUT」をプレイした。
この曲はアルティメット ミキがSNSに投稿したMIX動画で大きくバズったSOMOSOMOの活動初期を象徴する一曲でもある。イントロが流れると同時にマイクを握ったミキは人波をかき分けセンターステージへ向かい全力のMIXを打ち鳴らし、その様子はメインビジョンにも大写しになった。さらには「白キャンは解散したけど、『SHOUT』は永遠です!!!」と大絶叫。自分たちの曲ではないにもかかわらず、打ち上げの中でも最大級のインパクトを残したアルティメット ミキ。この一連の立ち回りはSNSでも大きな反響を呼び、公開された映像はXで即日10万再生を超えた。
横アリのメインステージにオタク混入してるんだがwwwww
🎶SHOUT/真っ白なキャンバスさん#アットジャム pic.twitter.com/Km491O4LRi
— アルティメット ミキ -SOMOSOMO (@SOMO2_miki) August 30, 2025
そうして初日の打ち上げも終了し、DJダイノジやアイドルたちもステージを後にしたが、いつまで経ってもステージに残り続けるSOMOSOMOは観客へのアピールをまるでやめようとしない。その姿を見かねた(?)のか、最後はステージ上の照明が落とされ、半ば強制的に@JAM EXPO 2025の初日は終了となった。
フォトギャラリー(photo by 泉健也)
(8/31 @JAM EXPO 2025 二日目のレポートに続く)

二日目:「まだメインステージは遠いかもしれない!」アトジャで掲げた新たな挑戦
二日目となる8月31日のSOMOSOMOは、キウイステージとパイナップルステージの2ステージに出演した。この日は午前中からの複数の特典会を経て、ようやくのライブを迎えることとなった。
キウイステージの本番開始前は、緊張感と期待が交錯する独特な空気が漂っていた。そこに満を持して登場してきたSOMOSOMOは「ノンフィクションガールズ」からライブをスタート。一曲目から熱量MAXのライブを繰り広げた。「bullet through!!!!!!!」では、ステージ上のメンバーとフロアの観客が肩を組んでのヘッドバンキング。続く「never-ever」ではコモレビ ヒヨリが

コモレビ ヒヨリ(SOMOSOMO)
「私たちSOMOSOMOの夢は、横浜アリーナに立つことです。今はまだまだ夢には届かないけど、その夢を叶えるために歌います」と語り、アルティメット ミキも「みんなここに集まって、そして上げてくれる拳が私たちの励みになっています!まだメインステージは遠いかもしれない!まだまだ私たちは道のりが長いかもしれないけど、SOMOSOMOについてきてほしいです!!」と呼びかけた。
そんなステージ上の気迫がフロアに伝播したのか、最初は遠巻きに見ていた後方の観客も次第にSOMOSOMOのパフォーマンスに引き込まれ、曲に合わせて手を上げて応援する人の姿が増えていった。続く「七変花」では会場の一体感がピークとなり、来年以降のメインステージを目指すSOMOSOMOには絶対に不可欠な「売れたいマジで!」を披露してライブを終了。今のSOMOSOMOを凝縮しきった20分間のステージだった。

そこから約2時間のインターバルを置いて、SOMOSOMOにとって@JAM EXPO 2025最後となるパイナップルステージでのライブが始まった。会場は横浜アリ1階のライブハウス(NEW SIDE BEACH!!)。ライブハウスという環境はSOMOSOMOにとっても馴染み深いフィールドだ。
キウイステージで高めた熱をそのまま持ち込んだSOMOSOMOは「DANCING DANCING!」で全員踊り狂い、「Go my 人生!」では曲中に観客たちがステージに押し寄せてグータッチを交わし、落ちサビ前には全員で「アットジャム!」コールを繰り返し、「@JAM最高ー!」とメッセージを送った。
「タマシイリリシズム」では、「私たちいつか絶対に横浜アリーナに立ちます。私たちの夢、一緒に追いかけてくれますか?」と観客に呼びかけ、最終曲はSOMOSOMOのアンセム曲「コンパス」で締めくくる。
曲中にアルティメット ミキは「一年後、また成長して@JAMに帰ってきます!」と観客たちに約束し、最後は全員で拳を上げてライブを終えた。
グランドフィナーレ:変顔でやり抜いた”執念”の爪痕
そしてライブの出演を終えたSOMOSOMOは、二日目最後の「グランドフィナーレ」にも登場。アルティメット ミキ、コモレビ ヒヨリ、アオイ アオネの3人は参加できなかったメンバーたちの顔パネルを掲げてステージの中央を陣取った。親善大使を務める須田亜香里が@JAMナビゲーターのname:CMHと今年の2日間を振り返り、最後に@JAM EXPO 2025を代表するアイドルとして選ばれた@JAM ALLSTARSが@JAMのテーマソング「夢の砂〜a theme of @JAM〜」を披露した。
すると@JAM ALLSTARSの真後ろに位置したSOMOSOMOメンバーの姿が度々メインビジョンに映し出され、アルティメット ミキはずっと変顔をし続ける。その振る舞いは単なる目立ちたがりというよりは、与えられた時間の最後の最後まで爪痕を残し続けようとする執念のようにも見えた。

アルティメット ミキ(変顔前)
横アリへの確かな一歩:SOMOSOMOの@JAM EXPO 2025
SOMOSOMOにとって2度目の出演となった@JAM EXPO 2025の2日間。初日は運動会と打ち上げ、二日目は2本のライブとグランドフィナーレで見る者の「記憶に残るパフォーマンス」を重ね、@JAM EXPOのメインステージ、そしてその先にある横浜アリに向けて確かな一歩を踏み出した。はたして来年はどんな形で@JAM EXPOに帰ってくるのか。この先のSOMOSOMOの動向がさらに気になる二日間だった。

横アリに立つSOMOSOMO
フォトギャラリー(photo by 泉健也)















































































