2016年2月10日に初のフルアルバム「Gemini」をリリースすることを発表した”オーガニック・ガールズユニット”WHY@DOLL。アルバムリリースの情報を受けて急遽行ったインタビューでは「2016年こそ勝負の年」と意気込む二人に2015年を振り返ってもらった。「ほわどる、気にはなってたけど…」と言う人もこのインタビューを読めばWHY@DOLLの今とこれからが見えてくる!(撮影:山田秀樹)
WHY@DOLLからのクリスマスプレゼント!2016年2月10日1st フル・アルバム「Gemini」リリース
アルバム「Gemini」のリリース決定おめでとうございます。
青木・浦谷ありがとうございます!
待望の、と言う感じですか?
浦谷そうなんです。ずっとフルアルバム出すのが夢で、今年の2月のミニアルバム(NAMARA!!)で半分叶っちゃった感があったんですけど、フルアルバムはボリュームが違うので”とうとう”って感じがしますね。
青木これでほわどる(WHY@DOLLの通称)の全てをみなさんに知ってもらえるしCDだけでも楽しんでもらえるかな?って。ライブになかなか来れない人もアルバム欲しいって言ってくれてたので。
浦谷ライブだけで披露してた曲がやっと音源化されるので、地方で来れなかった方にいち早く届けたいアルバムになりましたね。
アルバムを作ろうって話が出たのはいつ頃だったんですか?
浦谷アルバムの話は結構前から出てた…?
青木夏くらい?レコーディングしたの夏じゃん?
浦谷そうだよね。そのもっと前から話は出てたよね。月に2曲ペースで新曲を増やしてたので私たちも実は結構しんどい日もあったんですけど…
スタッフ(睨)
青木(苦笑)
浦谷そんな目で見ないでくださいよ(笑)月に2回ずつ定期公演をやって毎回新曲を披露してって形だったので、振り入れをやって、すぐ新曲を披露して、振り入れやって、新曲披露…みたいな。
青木ワンマンもあったしね。(「WHY@DOLL 「『応援しててよかった!』と思ってもらえるグループを目指します!」決意のワンマンライブで4大都市ツアーを発表」)
ちはるんはその頃のことをどう思ってた?
青木曲を増やしたいっていうのがあったので増えるのは嬉しかったんですけど、ダンスがすっごいレベルアップしてて…。「Tactics」とか曲も大人っぽい感じだし、私ダンスが苦手なので覚えるのがすっごく大変で。振り入れの日がくると「今日かぁ…」みたいな気持ちになったこともあったんですけどファンのみんなに色んな曲を届けたいなって思いでやってたので…結果オーライです(サムアップ)。
浦谷(笑)この短い間に振り入れと発表を繰り返したおかげで、新曲発表に対する度胸というか免疫がついたと言うか…
青木あ、分かる。
浦谷ビビらなくなった?のは感じましたね。24日にまた新曲の披露があるんですけど、それも今は楽しみでしかなくて。夏に月2回ペースで新曲を出してたのは自信っていうのは変ですけど、いい経験できたなって思いますね。
青木こっちが自信をもってやれば初披露でもファンの皆さんもいいって言ってくれるから。
浦谷ね。「clover」の時とかすごく感じたよね。私たちも仕上がった状態で見せることができたのですごい反響も大きくて。みんなの反応が楽しみだった。
じゃあ最初の頃の新曲発表は?
浦谷最初は詰め切らないまま発表してたこともあったんですよ。お客さんは「いいよ」って言ってくれる方も多かったんですけど、「ライブやっていく内に良くなるんだろうな」って思ってる人も多かったと思いますね。でも、最近は初披露だからって手を抜いていると思われるのは嫌ですね。第一印象って大事じゃないですか。ライブで育てていくのはもちろんなんですけど初披露からインパクト残したいよねって思うようになりました。
定期公演もちょいちょい見させてもらってたんですが、毎回発表される新曲を見ていて「この曲どうなるんだろう?」って思ってたんですよ。新曲は出るけどリリースの話も聞かないし…。「いつ出すの?」とか言われませんでした?
浦谷よく言われたね(笑)
青木「これ、次のシングル!?」「俺だったらこの曲がいいなぁ」とか。
浦谷ファンのみなさんで想像が飛び交ってたと言うか「カップリングになるならあの曲がいいよね」とか。
青木物販とかでも「◯曲目に歌ったやつのCD売ってる?」って聞かれても「ないいんですよー」って言ってたのがこれからは「ありますよ!」って言えるのですごく嬉しいです。
WHY@DOLLの2015年を振り返る
では2015年の振り返りもしたいんですが、全体的に言うとどんな年でした?
青木2015年は年明けにミニアルバム、3月にシングル(「曖昧MOON」)をリリースして、夏にワンマンライブ…。
浦谷で、秋もワンマンツアーやったし。
青木富士山も行った…
浦谷で、「clover」のリリイベも始まって…
青木今まで活動してきた中で一番濃かった?
浦谷今年中に3枚出せたのがすごいなって。
青木あと「シグナル」とかアルバムに入ってる曲もいくつか自分たちで世界観を考えたのがあったので、作品に携わる機会が増えたし色々考えることができたかな?って思いました。
浦谷あとはアイドル同士の対バンだけじゃなくて曲調が合うような方たちとの対バンに出演することができたりとか、さっきも言った通り今年一年で曲が増えたんですよ。この間の新宿BLAZEでのワンマンをやってみて、ようやくこれだけの大きな舞台でWHY@DOLLを最大限に表現できるぐらい曲が増えたって言うのを実感した年で。あと去年も同じ4都市でのツアーもやったんですけど去年よりも確実に人が増えてるし、東京は今までのワンマンで一番手応えとやり切った達成感があったワンマンだったので新しい一歩を踏み出せたかな?って思う一年でした。
夏のRUIDO K4のワンマンで新宿BLAZEのワンマンの発表もしましたよね。その時の心境はどうだったんでしょう?会場の大きさは2014年にやった恵比寿リキッドルームともあまり変わらないじゃないですか。
浦谷本当に埋まるのかな?って言うのが正直な感想だったんですけど、でも初めてワンマンでソールドアウトしたのがRUIDO K4のワンマンだったんですよ。大きさは違うにせよ自分たちの足下を見て冷静になって会場を決めてそこでちゃんとソールドアウトを出せた次がBLAZEだってので”未知数の世界”ではなくなったと言うか。一回ソールドアウトを出せたので頑張ればなんとかなるんじゃないかな?とはちょっと思ってたけど…それでも不安でしたね(笑)
ちはるんはどうだった?
青木新宿BLAZEは自分の中で「絶対ここでワンマンをしたい」って場所だったので決まったのは嬉しかったんですけど、会場も大きいし人が来てくれるかな?って言うのは不安だったんですよ。ツアーで色々なところを回ってたくさん仲間を増やしてBLAZEでみんなが集まるツアーにしたいなって思ってたので、その気持を大事にしてやってたんですけど、来てくださいって言っても来てくれる訳ではないし、そのためには良いライブを見せるしかないって思ってて、
対バンライブとかでも…私たちちょっと…なんて言ったらいいんだろう。曲が…
浦谷アイドル楽曲っぽくないってこと?
スタッフ楽曲派?
青木そう。それです(笑)アイドル界隈では楽曲派と言って頂いているんですが、合う合わないもたくさんあって、それでも刺さってくれる人がいるって信じてやってたので、BLAZEでは「TIFを見て来たよ」って人とかもいたので信じて頑張ってこれてよかったなって。
僕なりの2015年WHY@DOLLのの印象なんですが、2014年の「Magic Motion No.5」の存在感が大きすぎて、2015年のWHY@DOLLはどうなるのかな?って思ってたんですが、一年がかりでそれを塗り替えたと言うか、また新しいWHY@DOLLを作れたように見えました。
浦谷色んな顔を見せることができる曲が増えたなって。「Magic Motion No.5」はディスコだったけど、”ザ・ファンク”って曲や大人っぽい表情を見せられる曲とか。
青木ハモりとかね。
浦谷そうそう。WHY@DOLLの新たな顔を見せられる曲がちょっとずつ増えてきたかな?って思いますね。
2015年になって今までと変わったところって2人の中でありますか?
青木個人的なことでもいいですか?
全然いいですよ。
青木たぶん、千春すごく喋るようになったと思います。
浦谷あー、たしかに。
青木MCとかもキャラ的に聞いてる感じだったんですけど、はーちゃんが「ちはるんはもっと殻をかぶってた方がいいよ」って…
浦谷いや「破った方がいいよ」だよ。かぶっちゃダメ(笑)
(笑)
青木間違っちゃった(恥)「破った方が絶対いいよ」って言ってくれて。自分はどういう時に発言したらみんなが笑ってくれるんだろう?って言うのを考えて喋るようになって。Showroomとかでもヤバいキャラなんですけど…
ちょいちょい見てるので分かりますよ。
浦谷(笑)
青木「ちはるんの新しい一面が知れた」って昔から見てくれてる人にも言われて。「もっと昔からやればよかったじゃん」「はーちゃんだけが目立ってるよ」って。
浦谷いやいやいや(笑)私のは悪目立ちだよ。
青木でもWHY@DOLLは2人だけしかいないから、もっと面白い面も出していいのかな?って思ったので、やっと自分のキャラが出てきた感じがします。
そう言う意味ではShowroomをやったのは大きかったんですかね。
浦谷大きかったですね。その前は一年間新潟のラジオの生放送をやらせてもらってたんですよ。おかげで書かれてることを読んだりするのはだいぶできるようになったんですけど、Showroomはずっと顔が映るから台本を見てる訳にはいかないし、アドリブとかが入ってもどう軌道修正していくかとか、時間のことも考えないといけないし、色んなことで鍛えられてますね。
見ててすごかったのが、ずっと身体を鍛えてた回があったでしょ?
青木富士山行く前だぁ。(Showroomの視聴数が5000viewを越えなかったため罰ゲームとして9月2〜3日に富士登山を行った)
腕立て、腹筋、スクワットを一時間ずっとやってたでしょ。あれ鬼だなと思って。
浦谷笑えないですよもう。太ももプルップルで。もうやんない(真顔)
スタッフまたやる?定期的に。
青木ウソでしょぉ…
浦谷ボイコットします!
富士山はどうでした?(WHY@DOLL 富士山頂で新曲「clover」のヒットを祈願)
浦谷キツかったんですよー。登ったことあります?
ないです。
浦谷ヤバいですよ、富士山。
青木富士山って登るルートが4つあるんですけど、一番しんどいルートで。足場がこんなんだったりこんなんだったりとかあって(手を上下に)。
浦谷スキーのストックみたいのを持って歩いてたんですけど、体力もそうなんですけど呼吸がキツくて。呼吸法があって…吸って吸って吐くだっけ?
青木鼻から吸って口から吐くんだっけ。
浦谷そうそうそう。
青木「それができないと上まで行けないです」って。
浦谷それやってても苦しくて。で、一番キツいのが9.5合目から先で。休憩所から頂上が見えるところにいるんですね。でも全然着かないんですよ。
青木「あと10分ぐらいで着くかなー?」って言ってたのが40分ぐらいかかって。
浦谷天国が見えてるのに続く地獄みたいな。
青木途中までほわどるチームで登ってたんですけど、毎年登ってるスタッフさんも「もう無理」ってなって。はーちゃんも途中で高山病にかかっちゃって。千春、自分だけすごい元気だったんですよ。
浦谷すごい元気だったよね。
青木だからみんなを置いて自分だけ先に行ってました(笑)
浦谷で、ゴール直前で待っててくれて一緒にゴールしました。でもゴールしたはいいんですけど、就寝が9時で夜中の3時には起こされるんですね。Showroomの配信もしたんですけど「もう寝てください!」って怒られちゃって。でも3時間ぐらい寝たところで2人とも起きちゃって、そこから3時まで2人で毛布かぶって「あと降りるだけだから頑張ろう」って。
山小屋でやってたShowroomも結構大変だったんですね。
青木周りの目も気になったよね。何やってんだこの子たち、みたいな(笑)
浦谷頑張りました。
青木でも、いい経験でした。
浦谷登ってみたかったんで…もう登りたくないですけど(笑)
でも次は琵琶湖一周が待ってますね。(次回は3000viewに到達しないと琵琶湖を徒歩で一周しなければならない)
浦谷そうなんですよね…って待ってないですよ!(笑)
青木ならないように…。
絶対無理だと思う。
青木・浦谷えぇーー!!
浦谷そんなこと言わないでくださいよ!
達成してもなんらかの”工作”が働くと思います。
浦谷絶対毎週見てくださいよ!
…はい。
青木絶対、琵琶湖見たい派だ…
WHY@DOLLのキャッチフレーズ「オーガニック・ガールズユニット」とは?
あと、これ一つ話してもらわなきゃと思ってたことなんですが、今年の初めにインタビューをした時にWHY@DOLLについて「オーガニック・ガールズユニット」って言う紹介を初めて教えてもらったんですか、正直最初は「なんじゃこりゃ?」って思ったんですね。
青木(苦笑)
でも、それ以降ずっとその言葉を使ってるじゃないですか。なので、ここで改めて「オーガニック・ガールズユニット」って言葉を2人がどう受け止めているかを聞かせて欲しいんですが。
浦谷最初は私たちもピンと来なかったんですけど、今のWHY@DOLLの曲は楽器の生音をすごい使ってて。最初からブラスサウンドが鳴り響いてたりとか。「clover」はそれの真骨頂って感じなんですけど、2人の二声コーラスがあったりとか、あと自分たちの飾らないままの自然体で背伸びせずに活動していこうって言うありのままの姿を表したオーガニック…無農薬(笑)みたいな感じの意味がありますね。
青木衣装とかも、今回は派手なんですけど衣装々々しないでこのままでも街に歩いて行けちゃいますみたいな自然な感じにこだわってて。
浦谷今回は「せいいっぱいの背伸び」って言うコンセプトがあったので背伸びさせていただきました(笑)
青木そういうところも他のアイドルさんと違うところを貫いていきたいなって思いますね。化粧品とかも馬油を使ってたり、はーちゃんはオリーブオイルで。
浦谷オリーブオイルも使ってるし、洗顔は石鹸でとか…オーガニックです(ドヤ)
青木一応、気を使ってやってます(笑)
…思ったよりしっかり考えられてて意外でした。
一同(笑)
ここ、もうちょっとグダる感じをイメージしてたんですけど。
浦谷期待にお応えできずにすいません(笑)
いえいえいえ。
浦谷でも、まだだいぶフワッとしてますよね。
スタッフ最初よりはだいぶしっかりしましたよ。当初は「なんでしょうね、オーガニックって?」って自分たちで聞いてましたからね。
浦谷最初は分からなかったけど、今の自分達に一番しっくりくるキャッチフレーズだなとは思いますね。これまでキャッチフレーズがあまりなかったんですよ。上京した頃は「武者修行アイドル」って言ってたんですけど、ずっとそういう訳にもいかないし、「オーガニック・ガールズユニット」が一番分かりやすい?
青木あまりそう言う風に言ってる人がいないから逆に印象に残るんじゃないかなって。
浦谷「何がオーガニックなの?」って聞いていただける。
青木ラジオとかでもよく言われるしね。
浦谷今までは「コンセプトはなんですか?」って聞かれた時に「いやーコンセプトがですねぇ…」
青木「武者修行?なんですよねぇ…」みたいな。
浦谷「修行してるの?」って聞かれると「は、はい。してます!ニッ!(苦笑)」って(笑)
青木「どういうことしてるの?」って聞かれたら…
浦谷「フライヤー配ったり…」とか…
青木でもそれも毎日してた訳じゃないしね。
浦谷「オーガニック・ガールズユニット」は楽曲とか2人の感じとかを含めて自信を持って出せる一番わかり易いキャッチフレーズになったなって思いますね。
WHY@DOLL リリースがなかった期間は…
話を聞くと充実の一年だったように感じるんですが、不安だった部分はなかったんでしょうか?個人的には春以降にリリースが空いた期間にこの先どうなるのかな?って思ったりしたんですが。
浦谷リリースイベントが”出会いの場”になって、前回のミニアルバムやシングルのリリースイベントがきっかけで今のファンになってくれてる方が多かったので、どういうところでファンを増やしていこう?って言うのはあったんですけど、さっき言ったアイドルとの対バンだけじゃないイベントに出られるようになったのが結構大きくて。見つけてもらうきっかけが一つ増えたのと、ライブに力を入れられたのも大きかったなって思って。月2回の定期公演で新しい曲ができたのもそうだしノンストップライブやってみたりとか、そう言う部分でみんなを飽きさせないと言うか日々変わっていくWHY@DOLLを見せられたから逆にリリースが空いてもそんなに不安はなかったかな?って感じでした。
青木なかなかお客さんが来ない日とかもあったんですけど、今年はWHY@DOLLを注目してくれる人が結構いるって言うのも自分たちでも実感してるし、twitterとかライブでも「◯ ◯ の曲いいよね」とか「あのライブすごく良かったからまた見にきました」って人が確実に去年より増えてて。このまま自分たちを信じてパフォーマンスレベルをもっと上げていいものを見せていけば、お客さんが増えたりWHY@DOLLが上に行くためにもそうやっていくのが今は一番大事なことなんだ、ってプラス思考に変えて「どうしよう?どうしよう?」って言ってるヒマがあったらもっと頑張ろうって思ってたので、不安は今回はそんなになかったかな?って。
その辺りの心境は2014年とはだいぶ違う感じですかね?
浦谷そうですね。2014年の方が不安は多かったかもしれない。
WHY@DOLL 過去最高のワンマン。新宿BLAZEでのライブ秘話
そんな2015年の集大成的な新宿BLAZEでのワンマンライブの感想を聞かせて欲しいんですが。(WHY@DOLL 「次はソールドアウトを!」ツアーファイナルのワンマンで更なるステップアップを約束)
青木新宿BLAZEは羽を飛ばしたり、サブステージを作ってお客さんの近くで踊って一緒にパフォーマンスしたり、気持ちがお客さんと一つになれたので大きい会場なのにみなさんと近くにいるような感じがしたとっても暖かいライブになったんですよ。みんなの笑顔がすごく見えて。ライブをやってるとたまに「見てるのかな?楽しんでくれてるのかな?」って思う時もあるんですけど、今回のワンマンライブはみんなが笑顔で「楽しかったよ」って言ってくれたので、一言で言うと今までのワンマンライブで一番成功した最高のライブだったなって思いました。
はーちゃんは?
浦谷前回のRUIDO K4でワンマンをやった時は昼夜2回まわしで演出を変えたり、それも自分たちで意見を出し合ったり、スタッフさんとミーティングしながら「ああ言うことやろう、こう言うことやろう」って、会場にあったその時できる精一杯の演出を考えたんですけど、今回はBLAZEってことで演出も悩んだんですよね。新宿BLAZEだからできること、新宿BLAZEでもまだできないこともあって。それでも今できる最大限の演出だったり、それに合わせた最高のパフォーマンスもできたなって思うし、何よりもファンの方が「今までのWHY@DOLLで一番感動した」って言ってくださったワンマンになったのがすごい嬉しくて。最後のハイタッチ会で見た中に、実はあんまり知らない方も結構いたんですね。それはいい事と悪い事のどっちなのかな?って考えたんですけど、いい事なのかな?ってはるなは思って。WHY@DOLLを知ってはいたけど、なかなか会場に遊びに来なかった人が「BLAZEだったら行ってみるか」って来てくれた人が多いと思うんですね。あとは友達に誘われて来てくださった方もすごい多かったし。ただ、それでもやっぱり知ってる顔の方が多かったんですよ。それはそれで嬉しかったですね。今までにこれだけの人に出会ってきたんだな、って言うのを実感したワンマンでもあったので。
なるほど。
浦谷ステージから見た時に知ってる顔がいっぱいいるって言うのは嬉しいことなんですね。だからどんなに大きな会場になっても知ってる顔がいっぱいで溢れてたらいいなって夢があります。そう言う風に暖かい輪が広がっていくWHY@DOLLになっていきたいなって。
演出やパフォーマンスで印象に残ってることはありますか?
浦谷羽?(笑)
青木羽とアメ。
浦谷扇風機で羽を飛ばしたんですよ。リハではちょっとだけ飛ばしたんですけど、本番は思いのほか飛ばした量が多くて自分たちの方に戻ってきちゃったんですよ。で、ステージが羽まみれみたいな(笑)曲調も冬っぽい曲だったので羽が雪みたいですごくキレイだなって思ったんですけど、その後のライブがとにかく大変で。
青木いかに滑らないようにって気をつけて。
浦谷夢の世界の裏には結構苦労もあるみたいな(笑)
青木あと、はーちゃんの方の羽は上までキレイに飛んだんですけど、私の方の羽が扇風機に絡まっちゃって、羽が飛ばないでどんどん吸い込まれて行くんですよ。途中から「あれ?羽ない?」みたいな(笑)
浦谷あれは計算外でしたね。
青木画像を見たんですけど、はーちゃんの羽は上の方なのに、ちはるんのは腰のあたりで回ってるみたいな。
浦谷次の日にワンマンの後夜祭でみんなで映像を見た時にも、ちはるんの方だけ私の半分ぐらいの高さでしか舞ってなくて。曲が終わった後もMCとかやりながらチラッと扇風機を見たら羽が詰まってて。
青木そっち気になっちゃったもんね。
浦谷掃除大変そうだなって(笑)
でも、そういうことを考える余裕はあったんですね。
浦谷そうです。去年のリキッドは一杯々々でMCで何を喋ったかも覚えてないんですけど、今年も最初の15分ぐらいはすごい緊張してたんですけど、それからは「自分のワンマンなんだから自分らしくいこう」って思って緊張もほぐれて、MCでとかも普段通り自由な感じで喋れて楽しかったし、お客さんも笑ってたし、色んなこと見る余裕もあったかなって。
あとちはるんが言ったアメって?
青木「CANDY LOVE」って曲でアメをお客さんに投げたんですけど、アメがめっちゃ多くて色んなところに投げてたんですよ。そしたら強く投げ過ぎちゃってお客さんの頭にコンコンコーンって。
浦谷リハの時に「当たったら危ないから下から投げるんだよ」って言われて下から投げてる感じでやってたのに、本番になったらちはるんが豆まきみたいに上からガンガン投げてて。
青木最初は下からやってたんですけど届かなくて。後ろの人も頑張って欲しいって言ってるから「じゃあ行くよぉ〜!」って投げたら頭にポポポポーンって跳ね返って(笑)
浦谷あと一番今回良かったのは舞台に照明が置けたことですね。あれカッコ良かったですよね?
素晴らしかったです!感動しました。
浦谷前面と一番後ろに置いて真ん中にWHY@DOLLがいたんですけど光のシャワー?で、スモークが雲っぽくなって幻想的な感じに。
青木あれはすごかったね。
光の幕が左右に開いた後ろに2人が立ってる、って姿がめちゃめちゃカッコ良かったんですよ。
浦谷ホントは白い幕を使って振り落としをしたかったんですよ。後ろから照明を当ててシルエットが浮かぶやつをやりたかったんですけど、それが難しいのが分かって。そしたらあの照明が幕の代わりになったじゃないですか。こっちの方がかっこいいなぁ!って思って。
あの照明のおかげでライブの印象が2段階ぐらい上がった感じがしました。
浦谷照明の演出って大事なんだなってすごい思って。今回照明さんのセンスがとにかくよかったので、私たちのパフォーマンスも…
青木さらに輝きを。
浦谷そう。だから今度やるときは「照明が良かったよね」って言うよりもパフォーマンスもそれに負けないように頑張っていきたいなって思いました。
あと「セツナSHOOTING STAR」でやった…
青木あ、レーザー!
アレはどうだったんですか?
浦谷大変だったんですよー!あれボタンが2個ついてるんですね。上のボタンを押すと緑のレーザーが出るんですよ。で、手のひらにもライトがついてて。1回目と2回目を押すと普通のライト、3回目だけ点滅するんですよ。レーザーの方は点けるタイミングだけ頑張ればよかったんですけど、手のひらの方がライト→ライト→点滅になってて全部点滅で使いたかったんですね。だから点滅にするには2回押しておかないといけないんですよ。だから曲中に「1、2、3…」ってやって、パッて出した時にピカピカって光るようにしたりとか。あと元々レーザーはツアー初日の札幌から使う予定だったんですけど不具合があって…
青木電池の充電器がなかった。
浦谷最初は電池の充電切れだと思って、充電しておこうってなったんですけど、ちはるんから「点かないんだけど?」みたいな。
青木一日早く実家に帰ってきて練習しようと思って充電したんですけど全然点かなくて。次の日はーちゃんの充電器でやってみたんですけど、全然ダメで…。
浦谷接触が悪いんじゃない?ってなったんですけど、結局充電器とかが揃ったのがBLAZEの2日ぐらい前だったので急遽練習して、当日のリハも結構ヒヤヒヤだったんですよ。
青木一回も成功しなくて。これやばいねーって。
浦谷線が切れやすくてリハ中も消えちゃったりして。スタッフさんがはんだゴテでつけてくださったり。
そんなことまで!?
浦谷で、ようやく本番でね。ぎりぎり成功。
青木切れもしないで。
浦谷はるな一回切れたんだけどすぐ点いて。だから「セツナSHOOTING STAR」だけは頭が真っ白ですね。
唯一ではないですけど一番派手に目立ったところじゃないですか。だからアレが失敗すると”やっちゃった感”が出ちゃうから。
浦谷「やっぱほわどるもここまでか」みたいな?(笑)
なのでグローブみたいなのを手にはめだした瞬間からドキドキしながら見てました。
浦谷なんとかなったねー。
青木よかった。
昔のWHY@DOLL、今のWHY@DOLL
あとセットリストをすごく練った跡が見てて分かったんですけど、最後の方に昔の曲と言うか盛り上がる曲をもってきてたじゃないですか。これまでのWHY@DOLLのライブを見てると”昔”と”今”をものすごく気にしながらやってるように見えたんですけど、BLAZEのワンマンではすごくスムーズにと言うか、”昔”と”今”と言う分け方を乗り越えられたような気がしたんですが、やってる2人としてはどうでしたか?
浦谷そうですね。今まではあえて分けてた部分が強かった…ライブでも最新曲を大事にして、アッパー系の楽曲に頼らないでもライブが盛り上がるようにしたいなって言うのはずっとあったんですけど、でもあのワンマンの日は後半にアッパーな曲がガンッ!って来て会場もヒートアップして最後にいい締めに…
青木一体感あったよね。昔の曲が好きな人が今もいるんですけど、最近来るようになった人は昔の曲を知らない人も多いので見てる人と盛り上がる人が分かれちゃうことがあったんですよ。千春はみんなが一緒になればいいなって思ってたんですけど、BLAZEでは普段大人しく見てる人も「オーイ!」ってやってくれたし、ライブが良かったのが伝わったからみんなも一緒にやろうって気持ちになってくれたのかな?って。
浦谷あと「トラベリンバンド」でステージから降りたりしたんですけど、魅せる楽曲が多い中でああ言う曲があるとお客さんの近くにいきやすいので大事にしていきたいなって思うし、「ジェットコースター」とかも今ではタオルを回せる唯一の曲になってるので一体感を作ると言う意味でも大事だなって思います。
アンコールで「サンライズ!~君がくれた希望~」が始まった瞬間のフロアがボンッって跳ねる感じとかを見て、すごくいいなぁって思いましたね。
浦谷上京前にインディーズで最後に出したシングルで、その当時にファンになってくれた人もいっぱいいるし「ほわどるを応援しなきゃ。押し出さなきゃ」みたいに熱い想いを持ってる方が多かったんですよ。だからこそ今まで成長してきたWHY@DOLLを見せた上で、上京してきた時の気持ちを忘れない意味でアンコールに「サンライズ」があったのは良かったなって思いますね。
青木「サンライズ」は自分たちが上京するって決めた時に作ってもらった曲なので想い入れもあるし、サビで”ほわどるポーズ”(親指・人差し指・小指を立ててWを作るポーズ)をやるんですよ。そこで一体感も出るすごく好きな歌だし、あの曲って自然とみんなが一つになれる、そんなメッセージが詰まった曲だからあそこで「サンライズ」をやれて良かったな〜って思います。
新宿BLAZEのワンマンはWHY@DOLLのワンマンを見てきた中で最高のライブだったと思うんですが、それでもソールドアウトにはなってないじゃないですか。
浦谷そうですね。厳しかったです、なかなか。
そう考えた時に今のWHY@DOLLに足りなかったものや反省点はありますか?
浦谷まず今のWHY@DOLLの良さをまだたくさんの人に知ってもらえてないって言うのが一番大きいかなって思いました。アッパーな曲が好きな人にはなかなか受け入れてもらえにくかったんですよ。いわゆる「オイ!オイ!」って言う曲が多いアイドルさんとの対バンライブに出てもWHY@DOLLは「トイレ休憩」とか言われることが多かったんですけど、この一年でWHY@DOLLはホントに変わったと思うし、「こういうライブもあるんだ」って思わせたいなって思ってて。声を出さなくても、見てるだけでも楽しいライブを届けていきたいって思いでやってきて。実際今は手拍子もしないで見るだけでいいって人も増えてきてるし、そう言う今のWHY@DOLLのライブの良さとかをもっともっとたくさんの人に知ってもらう必要があるんじゃないかな?とは思いますね。あとは、アイドルが好きな人だけじゃなくて、私たちの曲ってちょっと懐かしい部分があると思うんですよ。だから元々そういう世代の楽曲を聴いてた方ならとても親しみを持ってもらいやすいと思うし、逆に若い世代の方にも聴いてもらいたいニュージャンルになっていけたらいいなって思ってるので…とにかくまずは知ってもらわないとね。
青木知名度をもっと広げて。
浦谷そう。だからアイドルって枠に留まらずちょっとずつ突出していけたらいいんじゃないかな?って願望はあるんですけど…
まぁ。一番難しいところかもしれないですね。
青木やっぱり埋められなかったのは正直悔しい部分もあったんですけど、「見てみるかぁ」みたいな気持ちで来た人も絶対いると思うんですよ。友達に誘われたからとか女性無料だからとか(新宿BLAZEのワンマンは女性の入場が無料だった)。でも、そう言う中でいいものを見せて「次も行こう」って思わせるライブを見せられたらいいなって思ったので、人が集まらなかったのはまだ自分たちの名前が知られてないこととかも多いし、まだそこまで自分たちの良さが届いてないってところもあったんですけど、でも自分たちは絶対できるって自信があるから次にワンマンやる時は今回以上の人が集まるように2016年も頑張っていきたいと思います。
WHY@DOLLの2016年「来年こそ勝負を!」
では2016年はどんな年にしたいですか?
浦谷来年こそ勝負したいなって思いますね。2015年でいい意味で土台ができた?と言うか自分たちの準備も整った感じがあったので。もちろん全力で活動してきたので今年を準備の年とは言いたくないんですけど、WHY@DOLLの武器が揃ったと言うか。ここからガンガンいきたいなって思ってます。
青木今「曲がいい」っていろんな人に言ってもらえるのはすごくうれしいんですけど、それだけじゃなくてパフォーマンスもいいって言われるのが一番の目標なので、パフォーマンスレベルを上げるのもそうだし、アイドルだけじゃなくて自分たちの楽曲と似ている人とのライブもいっぱいしていきたいし、もっと2015年活動してきてもっとできたなって思うところを2016年はできるように、そしてまた一つ上に上がれる年にしたいなって思います。
ちょっとサプライズ。新宿BLAZEのライブDVDもリリース!
スタッフDVDの話もしてもらった方がいいんじゃない?
え?
スタッフ新宿BLAZEのライブDVDが出るんですよ。
すごいじゃないですか!2人はもう見たんですか?
青木まだ見れてないです。
でもみんなが「最高のライブ」と言っていたライブが映像で見れる訳ですよね。
浦谷ライブに撮影を入れるかどうかはギリギリまで決まってなかったんですけど、WHY@DOLLのライブDVDがインディーズ時代の結構昔のワンマンしか残ってなかったので、ライブに来れない方にも良いライブをしてるぞって言うのを届けたくてDVD化も決めました。
青木このワンマンはいろんなことをやったからみんなに見てもらいたかったのと、地方の人で「行けなかったからDVD化されるといいな」っていう声も聞いてたので、今度は音楽だけじゃなく映像のWHY@DOLLも届けられるし、またこれで知ってもらってライブにも足を運んでくれる人が増えるといいなって思うのでめっちゃ嬉しいです。
ちはるんがさっき言ってたパフォーマンスの部分が分かりやすく伝わるところだしね。
浦谷映像が入ってるってことで最初髪型をハーフアップにしてたんですよ。でも一曲目で緩んできちゃって。ダンスにこのまま集中できないのが映像に残るのもイヤだし、ボサボサの頭が残るのもイヤで、一曲目でバァッて髪の毛全部ほどいたんですよ(笑)そう言うちょっとした気づく人だけ気づくって変化もあるので注目してください。
でもホントに2人は踊り上手くなったと思いますよ。今年の夏からBLAZEまでの間でもかなり変わった気がします。
浦谷振付師さんの先生のダンスに慣れてきたって言うのはあると思いますね。
青木最初ヤバかったよね。
浦谷「バニラシェイク」(ミニアルバム「NAMARA!!」に収録)を一番最初につけてもらったんですけど、最初はいわゆるアイドルっぽいかわいらしいダンスが多かったんですね。でもはるなは元々ダンスもやってたのもあって「もっと踊りたいな」って思ってて。で、「バニラシェイク」から新しい先生になったらゴリゴリに振りが付いた印象があって「バニラシェイク」は初めて振り入れ前に2人で動画を見て予習して振り入れに行ったって言う。
青木全然覚えられなかったよね。「なにコレ?踊ったことない」って。
浦谷「バニラシェイク」は今でも結構苦手だったりするぐらいで…
(笑)
浦谷でも、この間レッスンで先生に話を聞いたら「オレもあの時はアイドルのダンスでどこをキャッチーにしてみんなが真似してくれるか、とか勉強不足だったからちょっと細かくしすぎたわ」って言ってて(笑)そこからWHY@DOLLがライブで見せたい感じのダンスとか、楽曲に合わせたダンスとかを汲みとってくれて振り付けしてくれたので、振付も進化していってるしWHY@DOLLもその振付を最大限表現できるように進化できたから、フィーリングが合ってきてるんじゃないかな?と思います。
踊りが苦手なちはるん的には?
浦谷苦手なの?
青木めっちゃ苦手。ダンス苦手。
浦谷でもはるなが見てて、私はこういうところが苦手だけどちはるん上手いよなって思うこともあるよ。
青木へぇっ?どこ?
浦谷今日とかも練習してて。「ちはるんこう言う振り付けの時きれいに踊るな」って。
青木ええっ?ないないない。
浦谷あるんだよ。
青木ないよ。ホントにないんだもん。どうしたら上手くなるんで、す、か…ね?
えぇ!?ダンスについてはちょっと分からないですよ(笑)
浦谷でも、札幌の事務所に入った時にちはるんはダンス上手いなって思ったよ。
青木上手くないって。やめて。
浦谷ダンスやったことがないメンバーの中では一番上手かったし。ホントにやったことなかったのかな?って思ったもん。
青木ないない。趣味で踊ってたぐらい…
浦谷それじゃない?
青木でも…
(…と2人の押し問答でインタビューは終了しました)
1stアルバム「Gemini」
2016年2月10日リリース
2,778円+税
VICL-64504
▼ 収録曲
1.Gemini
2.GAME
3.Ringing Bells
4.シグナル
5.Tactics
6.ベクトル
7.shu-shu-star
8.曖昧 MOON
9.セツナ SHOOTING STAR
10.ありがとう。
11.秒速 Party Night
12.CANDY LOVE
13.clover
14.LOVERS on EARTH
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