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ただまっすぐに音楽を届ける。FantaRhyme主催”Burnin’ Love”

まずFantaRhymeが登場。この日の為に用意された今回出演の4組の曲が繋がったスペシャルメドレーからスタート。「最初から最後まで楽しんでいきましょう」とオープニングを飾る。

1組目はRHYMEBERRY。「一緒に遊んでくれますか?」というMCの通り1曲目から会場の熱気がどんどん高まっていく。ライムで圧倒しつつも途中お客さんに話しかけるなど距離の近さも見せつつ、彼女たちの代表曲ともいえる「韻果録」で会場が一つに。最後は「ライムベリーから感謝を込めて1人1人の元に向かいたいと思います」という紹介で「Fiy High」。客席から降りハイタッチしていく。これには皆大喜び。とても温かな空気に包まれていた。

2組目は先日GIGが1000回を超えたhy4_4yh。全編通してとにかくハイテンション。RHYMEBERRYがつくった空気をさらに上げるように展開していく。現在制作中のアルバムからいち早く「K.U.N.F.U」を披露する等、とにかくお客さんを楽しませるステージは彼女達ならでは。極めつけは初めてカバーさせていただきます、とBUDDA BRANDのカバーで「人間発電所」。ジャパニーズ・ヒップホップ・クラシックでも屈指の名曲に否が応でもフロアは盛り上がる。彼女達のカバーは去年発売された「ハイパヨ△の青春J-RAP」でも実証済のオリジナルを最大限にリスペクトしつつ自分達の色に染め上げていくものであり、ライヴ終了後に彼女たちがカバーした「B-BOYイズム」をかける等、音楽の繋がりを意識していたのも素晴らしい。

3組目は主催者であるFantaRhyme。冒頭ピアノだけのBlue Skyをイントロで披露しつつ、ミディアムチューンの「太陽の下」でスタート。 「後ろでずっと観てたんですけど、のっけからハイレベルな人達を呼びすぎた!」「裏でどれだけへこんだことか(笑、でも自分達らしくいくしかない」とにこやかに話しつつも、「Boku-Note」「YADA」「Funky & Rockin’」と盛り上がる曲をたたみかけて流れを自分達のペースに引き寄せていく。「ジャンルに関係なくそれぞれが音楽で輝いて魅力ある人達を今回呼びました。音楽(そのもの)を楽しんでいきましょう。」とニューシングル「TIME MACHINE」と最後に歌われる事の多い前向きな「Blue Sky」でしっかりとホストの役目を果たした。

そしてトリは今話題のSUPER J-POP UNIT、ONIGAWARA。主催のFantaRhymeに感謝しつつ「なんで俺たちがトリなんだ!」と第一声。二人がかけるポップミュージックの魔法が会場中に広がっていく。そういえば、今回の出演者では唯一全編にわたってサイリウムが振られたり、ケチャなどで会場が盛りがっていくのも非常に面白かった。ガワラー(ファンの呼称)がONIGAWARAが始まる前に他のファンにも配っていたからなのだが、そんな熱狂的な行為はまさに国民的ボーイフレンド宣言に相応しい。アンコールで演奏した「ポップミュージックは僕のもの」は彼らのスタンスを象徴し、このイベントの趣旨にもピッタリな楽曲。最後にビシっと締めてくれた。

エンディングはオープニングで披露されたスペシャルメドレーをそれぞれのオリジナル部分を各々のアーティストが歌っていくというこの日だけしか見られない豪華なものであった。

今回のイベントは前述のFantaRhymeのMCの通り出演している4組が音楽を通じて自分達の進むべき路はこうだと明確に指し示しているようだった。それぞれの個性が際立ち、なおかつそれらが交わる事で生み出されるケミストリーはまるで物語のように「起」「承」「転」「結」と一つの流れに。これこそイベントの醍醐味。終わった後のお客さんの笑顔が何よりもそれを物語っていた。

「本当に楽しかったです!“Burnin’ Love”は第2弾も予定してます。今回のでハードル上がり過ぎたけど、音楽を通して楽しい時間にするから絶対に期待して欲しい!」とFantaRhymeの二人は力強く語ってくれた。

音楽には間違いなく“力”がある。

FantaRhyme 主催ライブ「Burnin’ Love」セットリスト

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