これは、普段は街中を歩いてもなかなか声をかけられず気づかれにくいというコムアイが、これなら目立つだろうと『UMA』に収録される「雪男イエティ」からヒントを得た着ぐるみを自ら着て都内を巡り、出会った人々に直接EP『UMA』の告知を行うというものであった。
6月22日朝のフジテレビ系「めざましテレビ」で告知されたのみで、詳しい出没場所は明らかにされていなかったが、タワーレコード新宿店、タワーレコード池袋店、HMV エソラ池袋、SHIBUYA TSUTAYA 、HMV&BOOKS TOKYOなど都内のCD店をはじめ、上野のアメヤ横丁や、渋谷スクランブル交差点などの人通りが多い街中も練り歩き、雪男コムアイに遭遇した方には、確認された証として特製「確認済ステッカー」が配布された。
途中、渋谷ハチ公口では、地面に寝転がったりずっと動かずに座っていたりと、冬眠しているのか??と思う瞬間もあったが、その“静”な姿も街中での影響力が高く一緒に写真を撮ったり、恐る恐る雪男にちょっかいを出す人がいたりと、常に人が周りに絶えることはなかった。
昼過ぎからはベロタクシー(VELOTAXI)に乗り込みマイクとスピーカーで音と自転車を使った練り歩きがスタート。
巨大な植物が巻き付いた装飾が施された特製ベロタクシーはそれだけで人々の目を引いており、さらに謎の雪男が乗って歌っているという都会の喧騒にはアンバランスなシチュエーションはEP「UMA」の摩訶不思議な世界観を表していた。
ベロタクシーから生き生きと歌うコムアイの姿に通行人も目を奪われ、声援を送っていた。
最後に訪れたのはタワーレコード渋谷店で、訪問を告知していなかったにもかかわらず、店頭には大勢の人が押しかけており、コムアイが到着すると歓声が上がった。
そのまま入店するのかと思いきや、なんとそのまま店の正面入り口前で『UMA』に収録されている「雪男イエティ」を披露。
タワーレコード渋谷店の入り口前が即席のライブ会場となる突然のサプライズに観客からも大歓声が上がった。
観客とコミュニケーションを取ったり、店内に設置された「UMA」告知ディスプレイの前で踊ったりしながら熱唱した雪男コムアイ。
ゲリラ的に行ったにもかかわらず、観客が予想以上に集まったため1曲だけの披露となったが、予期せぬ雪男との遭遇にお客さんはとても満足そうだった。
今回は東京都内で出没した雪男コムアイだが今週末からは「未確認ツアー」もスタートするので、次はあなたの街で確認される日が来るかもしれない…