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アイドル第四編集室

アイドル媒体編集長が抱えるちょっとした悩みについて

今週はめちゃめちゃ忙しくてこのコラムに書くネタが全く思いつかなかった(&まとめる時間がなかった)ので、最近時々考えることについて書きたいと思います。

ライター(アイドルメインで)になりたい若い子っているのか?

この間、ある知人とのお酒の席で”どうやったら他人に仕事を預けることができるのか?”という話になりました。僕の周りには一から叩き上げで仕事をやってきている人が多いので、自分一人で仕事を完結させがちというか他の人に仕事を任せるのが苦手な人が少なくありません。もちろん僕もそうです。

そんな人でも経験を重ね自分のやれることが増えてくると、次第に自分一人では回しきれない仕事を任されることがあったり、自ら大きな仕事にチャレンジしようと決めた時はどうしても他人の手を借りないといけなくなります。

そういう時に僕は”自分ができないこと”を外部の人にお願いすることで仕事を回すパターンが多いのですが、実はそのやり方だと自分の仕事(取材だったり執筆だったり)のキャパは自分の能力のキャパを超えていかないので、根本的な解決にはなっていないような気がしています。

何が言いたいかというと、”部下やスタッフをつけるということから目を背けている”ような気がするのです。

僕も50歳のいいおじさんなのでこの先の仕事のやり方について真面目に向き合うことも増えてきたのですが、振り返ってみても「ライターになりたいです」とか「メディアの仕事をやってみたいです」という若者に出会ったことがほとんどありません。同業者の知り合いはいるのですが、その方たちは出会った時点で既にライターや編集者として仕事をしている人ばかりでした。

しかもアイドル専門となるとジャンル的なかなり偏りもあるので「アイドルライターになりたい!」なんて思ってる人とかいないんじゃないかな?と思ったりもしています。

もちろん今は媒体で記事を書くのではなく、SNSやYouTubeなど発信方法が山ほどあるので人材もそちらの方に流れている面もあるだろうし、そもそもメディアとか編集者とかライターとかいう職種自体が古めかしいもので、その存在意義や役割も薄れていっているもしれません。

ただ、個人的にはどの分野においても媒体には確固たる存在意義があると思っている(からやっている)ので、それが不安定化していくことにはそれなりの危機感も抱いています。

もし、なりたい人がいたら声かけてください(何もできないけど)

で、今回結論なのですが、もし若い人の中で媒体で働きたいとかライターになりたいと思っている人がいたらDMとかで声をかけてみてください。

人を雇えるほどのお金も甲斐性もないのでそこをアテにされると厳しいのですが、そういう方たちと知り合えることで自分自身の仕事の組み立て方も変わってくるかもしれないし、案件ベースでお願いすることもあるかもしれません。

就活でいうOB訪問的なノリでOKです。面接とかではないのでキャリアも不問です。”若い人の中で…”という書き方をしましたが勝手にこちらが就活生を想定していただけなので社会人の人でも大丈夫。僕は30代後半でこの仕事をやり始めました。

ちなみに当方アイドル専門の媒体としてやっているので「ファッション誌で仕事がしたいんです」と言われてもお返しできる部分は少ないと思いますができるだけ頑張ります。

よろしくお願いします!

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