#目指せ年200本 カウントダウンレポート161本目の現場報告です。
COMIQ ON!の1周年ワンマン。#コミッキュオン 1st Anniversary Oneman LIVE 『祝・巻頭カラー〜ダンコたる決意編〜』を見てきました。RAY、Mirror,Mirrorとソールドのワンマンがつづくなーと思ったらなんとCOMIQ ON!もソールドでなんかすごい。
会場のWWW Xに着いたら売り切れを祝うようにSOUL’d OUTが「なぅうぇかっぴぽぅ」していた。
今回のレポートでは、ワンマンの期待値がめちゃめちゃ上がるきっかけになったとあるエピソードを中心にしながら当日のことを振り返っていきたいと思います。
COMIQ ON!の曲に「だりらりだりらら」って曲があるじゃないですか。
あの曲はたぶんお披露目の時かその直後ぐらいから見ることができたのですが、先日のギュウ農フェスで見た時のパフォーマンスが「鎧着てんの?」ってぐらいしんどそうだったんです。「マジでダルなんですけど帰っていいすか。てかもう帰ってますけど」って感じでメンバーさんが踊ってた。
それがとても面白かった一方でそのパフォーマンスにCOMIQ ON!の大きな成長も感じました。
振り自体は初めて見た時と同じなのに見ている側に”重さ(質量)”が伝わるようになった。それってダンスで”表現”ができるようになった証拠で、(実は)今までのCOMIQ ON!のライブではあまり感じなかったことでした。
しかも「だりらりだりらら」は煽りやシャウトでお客さんをノせていかないといけないロックナンバーなので型通りにパフォーマンスすればそれでOK、って訳にはいかない結構大変な曲。あとこの曲以外にも「JUMP」とか「NEO WORLD ORDER」とか、COMIQ ON!にはアイドル一年生なメンバーが歌いこなすには難しい曲がそこそこ多いんです。
でもギュウ農フェスで見た「だりらりだりらら」のパフォーマンスは型の枠を超えるライブが見れたし、ワンマン直前に見た主催イベント「なかよし」ではそこからさらにステップアップした仕上がりを感じたので、その時のレポートではワンマンへの期待を爆アゲする「COMIQ ON!が山王を倒す」みたいな言葉を締めに使わせてもらいました。(「見てるか矢沢…」の方が刺さった人が多かったげでしたがそれはそれで嬉。)
で、実際どうでしたか?
奇しくも中盤のブロックに「だりらりだりらら」と「JUMP」と「NEO WORLD ORDER」が固まったセトリになってましたが、どの曲のパフォーマンスも今までで一番カッコよかったし、何かを掴んだ自信が伝わってくるパフォーマンスになってませんでしたか?
さらにそのブロックの頭にやったのが新曲の「グッドナイトワールド」。これも明らかにチャレンジングな曲だったと思うし、新衣装も背伸びした感じがしませんでしたか?
正直この2つの変化には「攻めてるなぁ」と思ったんですが、”これからのCOMIQ ON!は「グッドナイトワールド」が決められるグループになる”、”新衣装がハマるグループになる”ってう2年目への意思を感じました。
ワンマンライブやツアーファイナルというのはそれまでの集大成であるのと同時にグループの未来をファンの人たちに見せる場でもあると思うので、こういうグループの意思や姿勢を見せられると「この先も応援するゼ!」って気持ちが湧いてきますよね。
アンコールの最後に歌った「左ききのメイビーU」のゆるちゃんの落ちサビパートをみんなで「だいすき!」したのはこれまで見てきたCOMIQ ON!の中で一番いい光景だったし、その前の挨拶で各メンバーが今の想いを自分の言葉で語れるようになったり、ゆるちゃんのパートがまるで卒業コンサートの最後の挨拶みたいになったりしたのも、そういうありのままの姿をファンの人の前で見せることができるグループを一年かけて作ってきたってことなんだろうなぁ…と思ったら目汗がすごいことになりました。
COMIQ ON!は1年前のデビューから結構見させてもらってきたのですが、”(COMIQ ON!は)◯◯みたいなグループだなぁ”という先入観が拭いきれずにいたのが正直なところ。ただ今回のワンマンはCOMIQ ON!がいよいよ他のどのグループとも違う”自分たちの道”を歩んでいく第一歩だったような気がしました。
スラムダンクはインターハイの2回戦で話が終わってしまいましたがCOMIQ ON!の物語はまだまだ始まったばかり。ダンコたる決意のその先でさらに楽しませてくれることを期待しています!
※運営さんへ私信。当方、スラダン激ハマり勢だったので今回はノリやすかったですが、次のモチーフが何になるのかとても気がかりです。同じ国民的コミックというところで「タッチ」とかはどうでしょう?あ、スポーツ2連続はないですか。そうですか。