2022年1月30日に活動を開始した6人組アイドルグループMirror,Mirror。サウンドプロデューサー慎之甫が織りなすサウンドとメンバーたちのフレッシュで多幸感に溢れたライブパフォーマンスは瞬く間に注目を集め、7月に開催された1stワンマンはソールドアウト、8月にはTOKYO IDOL FESTIVAL2022への出演を果たした。そんな2020年代のアイドルシーンの主役となるポテンシャルを大いに備えたMirror,Mirrorは、2022年10月2日(日)に2ndワンマンライブ「Super Miraism II」の開催を控えている。
1stワンマンからわずか3ヶ月で迎えることとなった2ndワンマンを目前にしたMirror,Mirrorの巴月もえ、紫煙りん、莉桜みき、雲丹うに、星野まお、李縷さきの6人にこれまでの活動の振り返りとワンマンへの意気込みを語ってもらうインタビューを行った。
6人がMirror,Mirrorになるきっかけ
――まず、みなさんがアイドルになろうと思ったきっかけを教えていただけますか。
雲丹うに(以下、うに)私はアイドルが元々好きだったんですけど、一番のきっかけは大学2年生の時で、それまでサークルにも入ってなくって運動もできないし趣味も何もなくて、何か変えたいと思ってアイドルコピーダンスのサークルに入ったことでした。色々なステージに立たせてもらうことで人前で歌ったり踊ったりするのが好きになって、それまでは目立つのはあんまり好きじゃなかったんですけど、もっと色んな人に自分という存在を知ってもらいたいと思い始めてアイドルやってみようかな?って思いました。
――そのサークルというのは学外での活動もしてたんですか?
うにそうですね。ワンマンライブとかもやってたりしました。
――えー!?どのあたりでですか?
うに渋谷のRexとか。あと学園祭で踊ったりしてました。
――ちなみにそのサークルではどんな曲をやってたんですか?
うに26時のマスカレイドさんとか、モーニング娘。さんとか、でんぱ組.incさんとか、妄想キャリブレーションさんとか。
――ということはうにさん自身もそういうキラキラした感じのアイドルが好きだったんですか?
うに最初はキラキラした感じが好きだったんですけど、色々聴いていったら楽曲系みたいなアイドルっぽくないアイドルが好きだなって思うようになりました。
――さきさんお願いします。
李縷さき(以下、さき)私もアイドル好きだなっていう気持ちが中学校になる前からあったんですけど、きっかけは欅坂46がデビューした時に同世代のほぼ一般人だった女の子が急にアイドルになって活躍しているのを見てこういう風になりたいなと思ってオーディションを受けたりしてました。だけど、ことごとく落ちてアイドルはほぼ諦めて生きてきたんですけどMirror,Mirrorのオーディションを見つけてこれが最後だなと思って受けました。
――Mirror,Mirrorのオーディションを受けた理由は?
さき”個性を磨くために”というコンセプトにすごく惹かれたのと、審査員の方がサクライケンタさんやミキティ本物さんとか、私がずっと見てきたアイドルさんに関わってる方たちだったので、そこに関われたら自分は幸せだなと思って受けました。
――まおさんお願いします。
星野まお(以下、まお)私はアイドルさんが好きで通ったりしててアイドルに憧れがあったんですけど、アイドルになる前はぼーっとアルバイトをしてた状態でこのままこういう生活をしていくかな?って思った時にMirror,Mirrorのオーディションを見つけて…勢いっていうか人生にこういうのがあっていいかも?みたいな感じで応募したら受かったみたいな感じで始まりました。
――昔通ってたアイドルというのは?
まおLADY BABYさんにずっと通ってました。オーディションの審査員に金子理江さんがいて、事務所のことは知らんけど推しメンが審査員やから信用していいかな?と思って受けました。
――オーディションは緊張しましたか?
まお記憶がないです。
一同(笑)
――グループ面接だったんですか?一人ひとり?
まお私は上京してきたので…一人??
紫煙りん(以下、りん)みんな一人だね。
――上京というのはどちらから?
まお大阪です。
――ということは合格したら東京に来ないといけなかった訳ですよね。その時は東京に行くぞ!という気持ちだったということですか?
まおそうですね。はい。
――分かりました。では、みきさんお願いします。
莉桜みき(以下、みき)私は昔からテレビを見ることが好きで。そこで見たアイドルが歌って踊ってる姿を見て、すごくキラキラ輝いてるように見えて。自分もステージに立ってみたいなと思ったのがきっかけです。
――ちなみにその時に見てたアイドルさんというのは?
みきAKB48さんを見てました。
――Mirror,Mirrorとは全然違うと思うんですが、自分がオーディションに受かってしまうと憧れてたアイドルとは違う感じになるということに対しては?
みきそれはあんまり抵抗はなかったです。
――ありがとうございます。では、もえさん。
巴月もえ(以下、もえ)私は元々ももいろクローバーZさんが好き小学校からずっとライブ行ってたんですけど、お母さんとたまたま行ったライブでももクロさんの妹分のグループが無料のイベントをやっていて、そのグループが福岡出身のグループで私も福岡出身なので一緒だったんですけどお母さんがその子たちを見て”かわいい!!”ってめっちゃ褒めまくってたんですよ。それを見て嫉妬しちゃって。私はそんなに言われたことがないから羨ましいなって。あと同世代の子が輝いてるのを見て”こんな風になったらお母さんに褒めてもらえるかな?”と思ってアイドルになりたいって最初に思いました。
――へぇー。
もえそこからオーディションをいっぱい受けてMirror,Mirrorに受かった感じです。
――オーディションは長い間受けてたんですか?
もえ中学生の時からずっと受けてて、さきと一緒でこのMirror,Mirrorを最後にしようって思って受けたら受かりました。
――なるほど。では最後にりんさん。
りん私は元々自分が音楽がすごく好きでライブハウスもよく行って、バンドのライブを見たりしてたんですけど、お客さんっていうのは受け取る側じゃないですか。ライブハウスの雰囲気だとか音楽を聴いてそれによって気持ちがちょっと明るくなったり、悲しい日は悲しい曲を聴いて音楽に寄り添ってもらって生活したりとか。小さい頃からピアノやったりクラシックバレエやったりとかしてたので音楽が生活の中にずっとあったんですけど、自分がやる側ではなく音楽にずっと支えられてる側で、自分が音楽をやってみたい気持ちはすごくあったけどどうしても自分に自信が持てなくて。最初はマネージャーとか裏方業を探してんですけどそこでMirror,Mirrorのオーディションを見つけて、自分が前に出ることをやったことがないけど、こうやってオーディションを見つけたのも何かの縁かもしれないと思ってやってみよう思って始めた感じです。
――ということは”アイドルになりたい!”というのともまたちょっと違った。
りんアイドルさんだとBiSHさんが好きで、BiSHさんみたいにやりたいという思いも少しありました。BiSHさんの日比谷野音のライブ映像がYouTubeに上がっててそれを見て夜中に泣いたんですけど、アイドルっていうものが歌とステージだけでこれぐらい人の心を動かせるんだ、それを初めて見た人とかでも感動するようなものが作れるのであれば私はそっち側に行ってみたいって思って。なのでアイドルにすごくなりたかったというよりは音楽がしたくて、アイドルでもこんなことができると思ってやりたいってなった感じですね。
――自分がステージに立つ側になろうと思った時にバンドの方で…という気持ちはあまりなかったんですかね。
りん自分が歌うことしかできなかったから何もできないんじゃないか?っていうのもあって。以前クラシックバレエをやっていたのでそれを活かせるのはアイドルなのかな?って。自分自身が元々そんなに明るいわけじゃないけど、そういう子でもみんなに元気が与えられるんだよ、私みたいな人間でもアイドルができるよ、っていうのを見せたかったっていうのはあります。
帰省、青髪、内弁慶、タトゥー、生魚苦手、恐怖…。豊かすぎる個性が集ったMirror,Mirrorの初対面
――それぞれに第一印象で覚えてることを聞きたいんですが、最初は全員一緒に会ったんですか?
もえ最初は5人で会って、さきだけリモートでした。
さき私だけ地元に帰ってたので(笑)
もえ私はとりあえずうにちゃんが見たことがない人種すぎて…
うに(笑)
もえ本当に会ったことがなくて”アイドルだ!”って思いました。
うに建物の下で一回みんなで集まって部屋に移るみたいな感じだったんですけど、集まる時に私が一番最後で、その時もえは”この子は通りすがりの人だと思ってた”って言ってました(笑)
もえ格好が私と違いすぎて。
りん逆に私はうにが歩いてくるのを見て”あの子ここに来るんだろうな”って思った。
うに真逆(笑)でも、もえとかはめっちゃ大人しかったのでこんなに明るくなるんだって。
りん猫かぶってたでしょ。
もえそう。
うにずっと真顔、みたいな感じでした。
――それは緊張してたからなんですか?
もえめっちゃ人見知りなんですよ。だから喋れなくて。
――喋れるようになったきっかけはあったんですか?
もえ誰とでもなんですけど話していくうちにめっちゃ明るくなるって感じですね。
りん毎週会ってたしね。
――内弁慶な感じ?
もえはい(笑)
――他に出会った頃のことで覚えてることはありますか?
りん寿司食べたよね。
――お店でですか?
りんいや。顔合わせの場所でみんな初対面の状態で出前の寿司を食べて、何食べたらいいかみんな気を使うみたいな。
うにまおちゃん生魚全然食べられないからコンビニで別に買ってきてもらって。
まおサンドイッチ食べました。
――生魚苦手なんですか?
まおそうですね。めっちゃ火を通したい。
――肉とかも?
まお肉もガンガン焼いて食べたい。
さき一緒に焼き肉行ったらね。
まお一人でずっと焼いてて(笑)
――ということはみなさん最初からいきなり仲良くというよりは様子を見ながらみたいな感じだったんですかね。
もえ最初はお互い敬語を使ってました。
りん使ってた。最初みんな人見知りすぎて会話マジでない、みたいな。
うに顔合わせの時、隣の席がりんちゃんで”めっちゃタトゥー入ってるしどうしよう?”って。なんか自分を含めてこの2人のテーブルだけ空気違うなって思ってました(笑)
りん私はタトゥー入ってるし、うにはその時の髪色…
うに青で全身チャイナ服みたいな感じで来てて、ここだけ個性ヤベーって(笑)
――みきさんは覚えてることありますか?
みき私もりんちゃんがタバコ吸ってたからちょっと怖いなって(笑)
りん顔合わせ中には吸ってないですよ。ちゃんと喫煙所で。
――タバコ吸ってる話はいいんですか?
マネージャー:全然大丈夫です。
――じゃあそのままいきましょう(笑)みきさんが覚えてるのはそれですか?
みき怖いなーって思って。でも喋ったら全然普通に優しくていい子で良かった(笑)
お披露目、1stワンマン、TIF2022。活動一年目のこれまでを振り返る
――そんな出会いがあって年明けの2022年1月に活動を開始してここまできた感じですよね。なので今年の活動を振り返って話を聞きたいんですが印象に残ってるライブはありますか。
もえ池袋のレイドロイドさんとの対バンで初めて声出しOKだった時のライブがめっちゃ印象的ですね。初めて声が聞けたので”うぉ!たのし!”ってなりました(笑)
――最近は声出しも少しずつ増えてきましたよね。お披露目はどうだったんですか?
りんお披露目は緊張しすぎてあんまり記憶ないんですよね。
うにメンバーも今ほどは仲良くないから(笑)始まる前とかも円陣とかもがっつりやらないんでヌルっというか緊張したまま始まって全員緊張して終わった。でも、初めてにしてはよかったんじゃないかな?って。ライブ映像を見て思いました。でも、その時がダンスとか振りを入れて初めてのライブなのできっちり踊ろうって感じだったので今よりちゃんとしてたかもしれない。
りんそれはめっちゃ思う(笑)
――他に何か覚えてることはありますか?
りん二丁目の魁カミングアウトのぺいにゃむにゃむさんがステージ袖にいる私たちに声をかけてくださって「できるから!大丈夫だよ!」みたいなことを言ってくださったのを覚えてますね。
さきそれまでずっと鏡の前で練習してたのを初めての前に人がいっぱいいる状態で踊って人の顔の多さにマジでビビりました。人ってこんなにいるんだ!?って。ステージも高かったのでお客さんの顔もめっちゃ見える感じで。こんなに視線が集まってるぅぅぉぉおおっ!って最初は本当に怖かったです。
――他のライブで印象的だったことはありますか?
りん私は1stワンマンは印象に残ってる。
――どんなでしたか?
りんMirror,Mirror初めてのワンマンだったし、初めて一つのライブで持ってる曲を全てやることだったりとか、ワンマンでやる新曲だったり、新衣装のお披露目があったり、結構盛りだくさんで。しかもスケジュールも結構カツカツでライブも立て続けにやって練習もその間に入れて本番って感じだったんですけど、半年くらい活動してきてasiaでやらせていただいて、自分たちMirror,Mirrorだけを見にきてくれてるお客さんがありがたいことにいてくれて。私たちと私たちの曲を知ってるからこそ一緒に楽しんでくれたりとか、新曲をやったり新しい衣装になった時の分かりやすく喜んでくれるような反応だったりとか、みんな顔がすごく見れて特典会のときも「良かったよ!」って言ってくれたりサプライズで花束をもらったりとかして。今まで私たちが半年間活動してきて、それがちゃんと伝わってて一緒に楽しんでるんだな、っていうのが大事な思い出だなって思ったし、これからもっとこういうことをパワーアップしてやっていけたら最高だなって思いました。
――まおさんはどうでしたか?
まお1stワンマンも緊張してて…というか全部緊張しててライブ中の記憶がいつもなくて(笑)でも楽しいことだけは覚えてます。
――今でも緊張しますか?
まお今もします。ライブ前ずっとお腹痛い。
――(笑)そんなまおさんを周りの人はどんな感じで励ましてるんですか?
もえ私は背中叩いてます。
りん「叩いて」って言うんですよ。で、もえがみんなの気合い入れをしてくれて。まおは毎回お腹が痛いから「大丈夫だよ!」みたいな。
――みきさんは1stワンマンで覚えてることありますか?
みき私も緊張して…でも楽しかったことだけは覚えてます。
――お披露目直後ぐらいの時と1stワンマンの時で少し余裕ができるようになったみたいなことはありましたか?
みきやっぱり最初の方は人の顔も見れなかったので、今は頑張ってみんなの顔を見るようにしてます。
――もえさんにも1stワンマンのことを聞かせてもらえますか。
もえ私も緊張したんですけどとりあえずミスったらいけないなっていう感じ。ダンスレッスンの先生が振りの間違いはダメみたいに言われて、それでめっちゃ緊張して…でも間違えたんですけど(笑)でも全員私たちのこと知ってる人だからそんなに固くならなくてもいいかな?ってとりあえず笑ってライブしてたらあっという間に過ぎて楽しかったねーって感じです。
――もえさんは普段からあまり緊張をしてなさそうに見えるんですけど…
もえめっちゃ緊張してます。毎回お腹が痛くなってたりするんですけど、だから家とかで筋トレしてきたりとか、歌ってきたりとかしてそれを和らげる。
――緊張する方向に自分を持っていかないようにするってことですかね。
もえはい。
――あと、TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL2022)の話はみなさんに聞きたいとは思うんですが、結局3ステージやったんですよね。活動を始めて1年経たずに初出場、1日の出演ですが3ステージやるというのはなかなかの強運の持ち主だなって思っていたんですが。
りんTIFはデビューして半年で出させていただけるっていうのだけでも当たり前じゃないし恵まれてるなっていう思いが強かったんですけど、出ることになったからには絶対にMirror,Mirrorの存在を色んな人に知ってほしいっていうのもあるし、半年間一緒にいてくれたみんなにも一緒に楽しんでほしいなっていうのがすごくありました。めちゃくちゃ緊張したんですけど楽しもうっていう気持ちがすごくあって。朝一のステージがDOLL FACTORYで配信されるっていうのも事前にカメラがどこにあるからって急に言われたり、朝だし声も出るかな?みたいな感じで行ったんですけどお客さんもいてくれて、ステージに出ちゃったらすごく楽しくてそっからもう昼のステージも夜のSKY STAGEもすごくいい時間に出させてもらって。野外はやったことは一応あったんですけどあんなに空が広いステージっていうのは初めてで風も強かったんですけどそれもステージの演出に見えるくらいの感じで私はめちゃくちゃ楽しませてもらったなっていうのが強いですね。
――もえさんはどうでしたか?
もえ本当に自分が出られると思ってなくて。まず出演者情報みたいなところに私の好きなアイドルさんとMirror,Mirrorが一緒に並んでるのを見てヤバってなってそれをいっぱいスクショしてたんですけど(笑)当日まですごくポワポワしてて出る側とは思えないような。遠足にきました〜みたいな気分で行ったんですけど、DOLL FACTORYがライブハウスとは違う新しい場所だったので、しかも人もめっちゃいたし。私たちの前にやってたQUEENSさんもすごい湧き方してて私たちどうなるのかな?って思った時に見たらみんな振りとかやってくれて”温かいな”、”楽しー”って思ったら2〜3ステージ目は全然緊張しなくて、Mirror,Mirrorいっぱい知ってもらえるといいなーみたいな楽しい気持ちでやってたら、twitterでも”Mirror,Mirror、いい”って言ってくれる人がいっぱいいて、オタクってこんなに多いんだって感動しました(笑)で、終わったら目標みたいなのができて、SMILE GARDENに出たいなって思いました。
――みきさんは?
みき一日に3ステージも出させてもらえて本当になんか朝から夜までだったんですけど一日が一瞬に感じたぐらい楽しくて。また来年も出たいなと思ったし、SKY STAGEにも出られたのもすごく嬉しくてまた野外で踊りたいな思いました。
――みきさんが憧れてたようなグループもたくさん出てんじゃないかなと思うんですが、ライブとか見に行けたりしたんですか?
みき見に行く時間がなくて見れなかったです…
――残念でしたね。まおさんはいかがでしたか。
まお”TIFで見つかりたい”っていうより、半年でMirror,Mirrorを好きって言ってくれたみんなと楽しめる風にしたくて。それで出た時に知っている顔がたくさんあって安心したことは覚えてるし、一日一緒にいてくれてちゃんと良いTIFの一日にできたなと思っています。最後のSKY STAGEが絶対に一番いい時間帯だったなって思って、その時間に出られたのも嬉しいし、でもそれが良かったね、って話をみんなとしたかったのに特典会がもう終わっちゃってたのがちょっと残念でした。全部終わった後にみんなと話したかった。
――さきさんは?
さきTIFに出演しますって発表された時にファンの人がめっちゃ喜んでくれて、私たちが嬉しいっていうのももちろんですけど、自分のことじゃないのに喜んでくれる人がこんなにいっぱいいるんだなって。それが本当に嬉しくてファンの人ってこんなに見てくれてるんだなって改めてありがたみを感じました。あと、私オーディションの時に「アイドルになったらTIFに出たいです」って言ったんです。それを言ったのはTIFってそう簡単に出られる場所じゃないって思っていたからで、なのにこんなに早く出られてしまっていいのかな?みたい気持ちも出る前はありました。出たらファンの人もたくさん応援してくれて出演できたことをお祝いしてくれて。3ステージも出させていただいて周りに恵まれてるなっていうのを再確認しました。
――うにさんは?
うにTIFにずっと前から出たいなってって思ってて、でもそんなに簡単に出られるものじゃないし、アイドルの夏と言えばTIFと思ってたのでまだデビューして半年ぐらいで出られるって聞いた時は私なんかが出られるんだって思ったし、TIFに出ますって発表された後にアイドルとかにそんなに大して興味がなさそうな友達からLINEで「TIF出るの?おめでとう!」みたいな。私のtwitterとかじゃなくてTIFの出演者一覧を見てビックリした、みたいな感じのLINEがきて、TIFに出るのってすごいんだって思いました。1stワンマンが7月に終わって、10月のワンマンまで自分の目標というか、大きなイベントがなかったからTIFに出られたことでMirror,Mirrorがちゃんと進んでるっていうのをファンの人に見せられるのがすごく嬉しかったです。当日あまり晴れてなくてめっちゃ涼しくてよかったんですけど、来年はめっちゃ暑くていいんでガン晴れがいいです。今回は夏フェスって感じがそんなにしたかったから来年はもっといい天気で土日に出たいです。金曜日だけだったから来れなかった人もいたので、次は土日に出てまたSKY STAGEでライブがしたいなって思いました。
Mirror,Mirrorにとってのライブは「人生で一番楽しい瞬間」(まお)
――現時点でのMirror,Mirrorの一番の魅力はライブで、ライブで人気が出ていくグループなんじゃないかな?と思ってるんですがみなさんライブは楽しいですか。
りん楽しいですね。
うにライブ自体は月に20本弱ぐらいやっているのですけど、一回々々大事にしないとなってめっちゃ思います。いっぱいやってるとめっちゃ大事なライブとそこそこ大事なライブってあるじゃないですか…ライブは全部大事なんですけど(笑)それを全部同じ温度でやれるようにしたいなって。こなす?みたいな感じにならないようにしないとって思います。気が付いたら終わってるとかは寂しいので一瞬々々を大事にしようって思ってます。
りん私もうにが言ったみたいにライブは数が多ければ多いほど慣れみたいなものもどうしても出てきちゃうと思うんですけど、これだけたくさんライブやっててそれでも毎回来てくれてるファンの方もいて、同じ曲は絶対やるし衣装も同じではあるし、知ってる曲と知ってるメンバーが見たことある曲を違う現場にわざわざ見に来てくれるっていうのは何でなんだろう?って考えたことがあるんですよ。私自身が音楽が好きでライブに行ってたので思ったのが、どのライブもいい意味で全部違うじゃないですか。温度感が違ったりとか、今日はこういうテイストでやってるのかな?みたいな。自分も対バンによって出す雰囲気を変えたりだとか、フロアの雰囲気もその時々で変わったりするので、目に見えるまでとはいかないけど違いを感じさせられたら楽しいのかな?っていうのと、ファンの方も喜んでくれるかなって。みんなが楽しい顔をしてるのを見るのが私は好きなので、毎回が今日楽しかったなって思ってもらえたらなっていう風には思いながらライブをやってます。
――もえさんはいかがですか。
もえ私はライブでめっちゃレスを送ることをめっちゃ頑張ってて。それで特典会に来てくれたりとか、歌とダンスを褒められるのももちろん嬉しいし、”ミラミラ”ってエゴサするといつも言ってくれてる人じゃない人が「ミラミラめっちゃいい」って言ってくれて感想が目に見えて分かるのがいいなって思います。もっと回数を重ねていったらもっと違う人に会えるからもっとライブやりたいって気持ちになります。
――みきさん、ライブで楽しいこととか、やってて気づいたことはありますか?
みき私はライブが本当に楽しくて、今一番楽しいのは?って言われたら”ライブをすること”ってぐらい好きで。毎日やりたいぐらい好きです。
――みきさんのライブで笑顔の時と素の時の表情の差が大きいのがいいです。好きな人にはたまらないだろうなって思って見てます。
みきありがとうございます(笑)
――まおさんはいかがですか。
まお私もみきちゃんと同じでライブがすごく好きで、この前遠征の帰りにプロデューサーさんに「人生で一番楽しかった瞬間って何?」って聞かれて「ライブ!」って答えたんです。それぐらい楽しい瞬間で、全部のライブを大切にしたいなって思ってるし、最初のお披露目ライブの動画とか見てもらったら分かるんですけど緊張でマジで顔が死んでるんですよ。でも最近は緊張もしてるけどちゃんと表情を作れるようになってきたかな?とは思います。
――ライブをやっている中で特に一番上がるというか楽しいと思える瞬間ってありますか。
まおやっぱりみんなが楽しそうな顔をしている時。一緒に振り付けしてくれたりクラップしてくれたりそういうのを感じます。
――さきさんはどうですか。
さき私、ダンスがあんまり得意な方ではないんですけど、Mirror,Mirrorの2回目とか3回目とかのライブに見てくれて、最近また久々に来てくれた人が「Mirror,Mirrorめっちゃ良くなったね!」「ダンス変わったね!」とか直接言ってくれる人がいて、そういう声をいただくと半年間やってたことで変わってきていたり上がっていけてるのかな?って実感できるのが嬉しいです。
2ndワンマンライブは”Mirror,Mirror史上の最高”を見せる時
――2ndワンマンライブが目前に迫ってきましたが、そこに向けての意気込みをうかがって終わりにしようと思うんですが。
もえ7月に1stワンマンをやって10月に2ndワンマンって期間が早いじゃないですか。2ndワンマンをこの短期間でやるってなったら、3回目のワンマンもまた早い段階であるんだろうなって勝手に思ってて。その時にずっと同じだとお客さんも見応えないと思うので、1回ごとに違った変化を付けられるようなことをしたいなって思ってるんですよ。今はまだ何もできてない状態なので、”来てよかった!次また行きたい!”って思えるようなことをしたいですね。
りん私ももえと同じ感じになっちゃうんですけど、7月に初めてワンマンライブをやらせてもらって10月2日に2ndワンマンライブなんですけど、3ヶ月って短いじゃないですか。その間にTIFも出させていただいたんですけど、でも7月の1stワンマンライブと全く同じことをするっていうのは絶対に嫌で。今までやってきた曲の振り付けが変わるとかは絶対ないけど決められた中でもっと精度を上げていくというか見た時にすごく変わったなっていう、ステージに立ってるMirror,Mirrorに釘付けになるようなパフォーマンスをしたいなっていうのはあります。7月に来てくれた方がまた10月も来てくれた時にこの期間でまたMirror,Mirrorはは成長してるんだ、っていうことを証明できるように頑張っていきたいし、新曲とかファンの方にとっても新しくて嬉しいサプライズみたいなこともあるので、今回も大成功すればいいなって思ってるしそれぐらい気合いが入ってます。
みきワンマンの日は初めて来てくれる人も何回も来てくれてる人も会場にいる人全員と一緒に楽しい思い出を作りたくて、会場にいる人全員の楽しそうで幸せそうな顔を見られるように頑張りたいです。
まお1stワンマンから短い期間だけどしっかり成長してるところを見せたいです。私、結構振りを飛ばしちゃうっていうかぶつかったりすると”あ、忘れた”ってなっちゃうんで、本当は全部ライブで忘れたら駄目なんですけど、ワンマンライブは集大成みたいなところがあるので自分のできる最大限のパフォーマンスをしたいなって思います。
さき2ndワンマンなので1stワンマンを見に来てくれた人も今までの対バンでちらっと見たことある人も初めて見るって人も色んな人が来てくれると思うんですけど、全員が何かしら期待をしてくると思うのでその期待を超えられないと次に行けないなって思うので、1stワンマンからの期間は短いですけど3ヶ月でこんなに変わったんやっていうところを見せたいです。会場も1stの時より大きくなるので人がいっぱいいるのも緊張するんですけど、TIFを乗り越えたのでその先を見せたいなって思います。
うに1stワンマンの時は最初のワンマンですごく特別だった感情はあるんですけどそこからまだ3ヶ月しか経ってなくて。ファンの人も2ndワンマンも大事とは思ってくれてるけど1stの思い入れが強いかな?って思うのでそれを超えて2ndワンマン、3rdワンマンってMirror,Mirrorはどんどん大きくなっていくよ、みたいな成長過程をちゃんと見せたいなって思います。あと、3ヶ月しか間がないのに会場のキャパが増えてて、7月からの間にそのギャップを埋められるぐらいファンの人を増やせてるか?って言われたらめっちゃ不安でしかないので、まだライブや発信できる場もあるし、今回は日曜日なので前よりももっといっぱいの人に来てもらってワンマンがはじめましてでもいいのでMirror,Mirrorの名前を聞いたことがある人全員に来てもらいたいし、来てくれた人も私たちも全員幸せになれる2ndワンマンにしたいと思います。
――ありがとうございます。最後に言い残したことはないですか?
りん2ndワンマンライブではMirror,Mirror史上の最高を見せます!