NegiccoとEspeciaによるコラボユニット「Negipecia(ネギペシア)」。その結成とシングル「Girl’s Life」のリリースを記念した2マンツアー「9 girls!」はNegiccoとEspeciaそれぞれの地元の大阪、新潟をまわり、2014年8月25日(火)東京・恵比寿リキッドルームでツアーファイナルを迎えた。(photo by 山田秀樹)
東京アイドルフェスティバル2014で覆面ユニット「るの☆あ〜る」としてその正体を露わにしたNegiccoとEspeciaのコラボユニット。その場で「るの☆あ〜る」を解散、Negipeciaの結成とコラボシングル「Girl’s LIFE」のリリースを発表。かねてから告知されていた2マンツアー「9 girls!」はNegipeciaとしてのツアーとなった。その最後を飾る東京・恵比寿リキッドルームでの「9 girls!」はシングル「Girl’s Life」のリリース日でもある8月25日に開催された。
ライブを先行したのはEspecia。オープニングSEに続いて登場した6人はデビューミニアルバム「DULCE」から最新アルバム「GUSTO」そしてNegipeciaの「Girl’s Life」とこれまでの収録曲をまんべんなく散りばめたセットリストを展開。
MCではEspeciaの結成2周年ライブ「Viva Discoteca Especia 2014」のDVDリリース、そして10月4日から始まる全国ツアー「”Mucho GUSTO Especia” 2014 Tour」ファイナル公演を12月14日に渋谷O-EASTでフルバンドで行うことを発表。過去2回のフルバンドライブはいずれも大阪だったが、ついに東京でも開催されることになった。
大きな発表に客席のテンションも湧き上がった勢いそのままにライブ後半に突入し、Negipeciaの「水着・浴衣・花火・背伸び」以降は「パーラメント」「ナイトライダー」「ミッドナイトConfusion(Pureness Waterman Edit)」「No1 Sweeper」とリードトラック&キラーチューンをズラリと並べた。
「ミッドナイトConfusion(Pureness Waterman Edit)」で「みなさん!揺れますよ―!!」の煽りで客席を大きなうねらせると、最後の「No1 Sweeper」はイントロにオリジナルアレンジを織り込んだで贅沢トラックでリキッドルームのパーティームードを一気に高めて、Negiccoにバトンタッチ。
Especiaがステージを去り、フロアに白と緑の”ネギライト”がまたたき始めるとステージにNegiccoが登場。ラテンテイストたっぷりの「水着・浴衣・花火・背伸び」でライブをスタートすると、Negiccoもこの日のセットリストは出し惜しみすることなくキラーチューンを大プッシュ。序盤から「スウィート・ソウル・ネギィー」「サンシャイン日本海」を繰り出していく。
自己紹介で「Negiccoの左側のツイ廃(ツイッター廃人)のKaedeです」と大学を卒業してすっかりtwitter中心の生活になっていることを認める発言にNegiccoファンが大いに湧き、ライブ中盤には曲中に手をつなぐ振りがある「僕らはともだち」でNegiccoとEspeciaファンの親睦を促し、さらに「圧倒的なスタイル」の客席全体を埋めるラインダンスでNegipeciaファンを一つにまとめ上げた。
ライブ後半も「さよならMusic」「ときめきのヘッドライナー」「トリプル!WONDERLAND」でこれ以上ない盛り上がりでライブを締めて、ステージを後にするとステージにNegipeciaの「Girl’s Life」のミュージックビデオのメイキング映像が映し出された。
NegiccoとEspeciaが思い思いの伊豆ライフを過ごす様子は歓声や笑いが次々に起こきていたが、中でもNegiccoのマネージャーK氏がカラオケを熱唱する姿を見守るNegiccoメンバー3人のアップにはこの日一番の爆笑を呼んでいた。
メイキング映像が終了すると同時にNegipeciaの9人がオフィシャルTシャツを着てステージイン。Especiaの「ミッドナイトConfusion」とNegiccoの「アイドルばかり聴かないで」を9人で披露。その後のMCではEspecia冨永悠香に耳打ちされたNao☆が「マジでぇ!?びっくりマンボ!!」と驚きの声を上げ、「Girl’s Life」オリコンデイリーチャート4位のニュースがNegipeciaファンに伝えられた。ラストはその「Girl’s Life」でライブツアー「9 girls!」を締めくくった。
名残惜しさを隠せないアンコールに再度カーテンコールに姿を見せたNegipecia。
9人のメンバーが手をつなぎ深々と頭を下げる様子はNegiccoとEspeciaの仲睦まじい関係を象徴するような光景だった。
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