GEMは、センターの武田舞彩が6月25日のライブイベントをもって、ロサンゼルスに長期留学へ行くことが発表されており、この日行われたライブは、現在の10名で行う、留学前ラストのワンマンライブであった。
ライブ冒頭から、ギラギラのシルバー衣装に身を包み登場したGEM。
「Do it Do it」や、「BFF」といったGEMファンお馴染みの楽曲からライブはスタート。
GEMの持ち味である、キレのあるダンスパフォーマンスで、一気に盛り上げた。
中盤には、赤い傘を使い今まで見せたことのないコンテポラリー調のダンスナンバーを披露するなど、バキバキとかっこよく踊るだけではなく、女性らしくしなやかなダンスにも挑戦。
「アイドル界No,1のパフォーマンス集団になる!」という目標を掲げる彼女たちらしく、新たなパフォーマンスで魅了した。
そして、武田舞彩のソロ曲「EMERGE!!」を披露。
集まったファンは武田のカラーである赤いペンライトを振り、会場は一面の赤に。
途中、何度も泣きそうになったという武田だが、見事に歌い切り、会場は感動に包まれた。
そして、メンバーの小栗かこが初めて振付に挑戦した新曲「departure」が披露された。
何よりも、メンバーが振付に満足してくれるかが心配だったという小栗だが、メンバーも振付に大満足だったようで、「挑戦して良かったし、またGEMの振付をやりたい!」と涙ながらに話した。
ライブ後半戦では、このワンマンライブの為に作られた新衣装で、1stシングル「We’re GEM!」から、最新シングル「Fine! ~fly for the future~」をメドレーで披露。
GEMのデビューからの約2年半の歴史が感じられ、盛り上がりは最高潮のまま15曲を歌い踊りきった。
会場から「G!E!M!」と割れんばかりのアンコールが沸き起こると、再びGEMがステージに。
メンバー1人1人から、集まってくれたファンへの感謝の言葉が述べられた。
そして、最後にロサンゼルスへの留学が決定している武田舞彩から、
「今日は、本当にありがとうございました。私たち10人は、小さい頃から、本当にこの芸能の世界に憧れていて、もう本当に本当にこの舞台に立ちたい!とか、メジャーデビューしたい!とかって考えてきて、練習も頑張ってきて、それで集まった10人だと思うんですよ。
GEMって、本当に苦労が付いてくるというか、メジャーデビュー前も凄く苦労した10人だし、デビューしてからも、そしてこれからも沢山、苦労すると思います。
でも、沢山頑張ったぶん結果はついてくると思うので、この10人が良かったって、この10人だから大きなステージに立てるんだって思ってもらえるように、もっともっとスキルアップを頑張りますので、1人1人がもっと輝いて、約2年後、私が帰ってきた時は、スーパーサイヤ人になれるように、、、頑張りたいなって思います。」
と挨拶をすると、会場は大爆笑に包まれた。
すると武田は、「サイヤ人好きですか?皆さん。(笑)」と、天然が炸裂し、その武田舞彩らしい問いかけに、メンバーやファンも更に爆笑。
最後は、メジャーデビュー曲「We’re GEM!」を涙ながらに披露し、GEMらしい、キレのあるパフォーマンスで幕を閉じた。
最後にステージに残った武田舞彩は、「サイヤ人になって帰ってくるね~!」と言葉をのこし、ステージを後にした。
結成から3周年を迎える、6月11日(土)には新宿BLAZEにて結成3周年イベントの開催が決定している。