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GEM 新体制本格始動。定期公演でまさかの「Star Shine Story」民謡verも披露

GEMは、2016年6月25日のiDOL Street合同イベントをもってセンターを務めてきた武田舞彩がロサンゼルス留学のために一時活動を休止。武田と入れ替わるように、野口もなみと西田ひらりの新メンバーふたりを迎え入れた。

12月まで毎月AKIBAカルチャーズ劇場で行なわれる定期公演の初回。オープニング映像に続いて、メンバーをステージへと呼びこむ「Girls Entertainment Overture」が、会場を揺らす……と思いきや、同公演に合わせてアップデートされた新登場SEと11人の新ダンスパフォーマンスが初披露される。

さらに、武田の活動休止後のブログで、「来渚は舞彩が帰ってくるまで、全力で舞彩の居場所を守りたい!!!!」と、決意を語った村上来渚を新センターに据えた新曲「Spotlight」(7月20日リリース)が続き、冒頭から鮮烈にGEMの新体制を印象づけていった。

メンバーとファンによって生み出されたアットホームな雰囲気の中で企画が行なわれるのも、彼女たちの定期公演の特徴。

今回は、加入したばかりの新メンバーのふたりに対して、新曲タイトルにかけて”Spotlight”を当てたコーナーが用意された。

第1部の公演(vol.1ct)で取り上げられたのは、野口もなみ。

授業が英語で行なわれるインターナショナルスクールに通う彼女ということで、洋書『The BIBLE for you』を朗読するという形で、流暢な英語を披露した。

なお、野口との比較対象として、英語も苦手なリーダー・金澤有希も同書の朗読に挑戦。タイトルを「ザ・ビビレ」と読み上げた彼女だが、そんな金澤も、野口の流れるような発音に「言ってる言葉の尺と、書いてある文量が違う。」「飛行機(の機内アナウンス)みたい……。」と、圧倒されていたのだった。

第2部公演(vol.2ct)は西田ひらりをフィーチャーする。

西田は、日本民謡協会主催の東京大会にて優勝した経歴を持つ民謡少女。そこで、喜納昌吉「花~すべての人の心に花を~」を歌唱してその腕前をアピール。

さらに南口奈々からムチャぶりされる形で、GEMの代表曲のひとつ「Star Shine Story」を民謡風にして歌いあげると、会場中から「ヤバい!」「ほんとにすごい! かっこいい!」と大絶賛の嵐となった。

観客から新メンバーふたりへの質問タイムでは、野口が地元・京都のおすすめの神社仏閣として、東寺にある仏像の魅力を熱く語ったり、京都弁での萌フレーズを生披露。

西田は、好きな言葉としてリンカーンの名言「意志あるところに道は開ける。」を紹介したり、最も尊敬する人として民謡の先生を挙げるなど、ステージパフォーマンスだけでは知ることができないパーソナリティを明かした。

また、これまでのシングル曲「We’re GEM!」「Baby, Love me!」「Fine! ~fly for the future~」などを披露したライブパートでは、1部では6月30日に15歳の誕生日を迎えた西田ひらりへ、2部では7月9日に20日になった森岡悠へ、観客が生誕サプライズでお祝い。

20歳の“野望”を訊かれた森岡は「自分でも20歳に見えないなと思うんです。全然まだまだだなって。昔から一日一日を楽しく過ごしたいというモットーがあるんですけど、20歳もそれをモットーにしつつ、やさしさと強さがあるような女性になりたい。」と、ひまわりのような満面の笑みを見せていた。

大きな変革を経たGEMが本格再始動を告げた今回の公演。
しかしその中で変わらないもの、決して醒めることのない熱狂と未来への想いが確かに見えた。
ニューシングル「Spotlight」のカップリング曲として収録される「fRiEnDs」のパフォーマンスでは、村上が編集したGEMの映像がステージ上の大型モニターに映し出され、10人のこれまでと、11人のこれからが交錯した。

次回公演は、8月21日(奇しくもロサンゼルス留学している武田舞彩の誕生日)。
そして12月まで続いていくこの定期公演を通して、GEMは過去と未来を融合させながら、さらなる成長と進化を繰り返し、今の自分たちだから放つことができる輝きをより強いものにしていくことになる。

GEM / Spotlight(Short ver.)
GEM / one(Short ver.)
GEM 「GEM Live Mixture 2016 ~4th STAGE~」セットリスト

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