ライブの一曲目は「アイラブユー」という、北澤ゆうほが初めて作詞作曲をした、いわばthe peggiesの始まりともいえる楽曲で、記念すべき初となる全国ツアーのファイナル公演をスタートさせた。
続いて「ときめき♡シンフォニー」「金曜日の夜」とアップテンポなロックナンバーで会場をあっという間に惹きつけ、駆け抜けていく。
さらに「スプートニク」「MOTTO」「ATOM」とthe peggiesの強みでもある、かっこかわいい楽曲たちをストイックに惜しみなく演奏し、さらに会場を盛り上げ、早くも最高潮に。
「青春というものには年齢とか関係なくて、恥ずかしいところ、がむしゃらなところを人に見られても、自分の信じたものに一生懸命に向かう姿、それこそが青春という想いを込めて歌った曲です」と、「青春なんかに泣かされて」を披露。
続いて新曲で恋人との別れを女性目線で歌った、”聴かせる刹那バラード”「ずっと」で会場を魅了する。
かっこかわいいが持ち味であるthe peggiesのかっこいいの側面を魅せるナンバー「JAM」、新曲「ネバーランド」を披露し、マイナー調の無骨なロックナンバーでソリッドで攻撃的な表現とパフォーマンスで圧倒した。
そしてライブではもはや定番のメジャーデビューシングル「ドリーミージャーニー」のカップリング曲としても収録されている、コールアンドレスポンスで盛り上がり必須の「ちゅるりらサマフィッシュで」で会場の歓声は一体となった。
「ボーイミーツガール」「LOVE TRIP」で恋や愛を唄ったピュアでロックで疾走感のある楽曲で後半戦も勢いを落とさずライブを展開していく。
そして、ツアータイトルにもなり、メジャーデビュー曲の「ドリーミージャーニー」でバンドとしての今後の大いなる可能性とスケールの大きさを連想させるようなパフォーマンスで本編を終える。
アンコールでは2017年9月6日にリリースする2ndシングルの「BABY!」と9月15日に渋谷WWWで行う自主企画ライブ「ダブダブdeベビベビ」が発表され、そのままの流れで新曲「BABY!」を披露。
最後にインディーズ時代から大切に歌い紡いできた、代表曲ともいえる「グライダー」で締めくくり、全国ツアーを大盛況のまま完走した。
この夏は全国各地でイベントやフェスにも出演。ライブバンドしても着実に成長していくthe peggiesに要注目だ。