10人の女の子から成る、アイドルグループ。
結成の瞬間を、アーティストの聖地でもある日本武道館で迎えるアイドルというのも珍しいだろう。
そんな彼女たちの名前は“GEM”(ジェム)。「Girls Entertainment Mixture(少女たちのエンターテイメント集合体)」の頭文字から名付けられ、「宝石」(「磨かれていきながら宝石となれ」)という意味も込められている。
GEMは2014年6月11日で結成からちょうど1年。
そんな記念すべき日に、仮想空間Showroomにて結成1周年記念番組を行った。
番組内にて、彼女たちのオーディション時の映像やGEMになる前のストリート生時代の映像など、メンバーも見たことのない秘蔵映像が流れ、メンバーも懐かしさと恥ずかしさなどの感情を大爆発させた。
そして1年前の6月11日の結成の瞬間の映像が流れると、メンバーの武田舞彩が思わず涙を流した。
「GEMに選ばれた日、メンバーが皆、舞台裏で家族に泣きながら感謝を伝えていて…私たちは小さい頃から芸能界という所を目指していて、親に少しは恩返しできたのなかと思った事を、鮮明に思い出した」と、涙の理由を明かした。
GEMは、幼い頃からデビューを目指して、歌やダンスのレッスンを受け下積み時代が長いメンバーがほとんど。
その為、歌とダンスのスキルが高く、アイドルながらアイドルらしからぬ“ガツガツ踊る”というスタイルで、ステージパフォーマンスには定評がある。
また番組には、GEMが所属するエイベックス初のアイドル専門レーベルであるiDOL Streetのプロデューサーである樋口と、GEMのサウンドプロデューサー、チーフマネージャーらスタッフも出演した。彼女たちをよく知るスタッフからは、「GEMはステージに向かう姿勢が、常に真剣で素晴らしい。これからも初心を忘れずに、常に上を目指して頑張って欲しい!」とエールが送られた。
番組の最後には、9月13日(土)にGEMとして初めてとなるワンマンライブが新宿BLAZEにて行われることが発表された。
GEMは今年1月1日に念願のメジャーデビューを果たし、先日6月4日に2ndシングル「Do You Believe?」をリリースしたばかり。
勝負はこれから。名前の通り、磨かれていきながら宝石となれ。