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Dorothy Little Happy ダイバーシティから次へのステップ。ワンマンライブで見せたアイドル最高峰のパフォーマンス

Dorothy Little Happyにとって過去最大規模での会場となるZepp Diver City Tokyoでのワンマンライブ開催が発表されたのは、春の「Dorothy Little Happy Live Tour 2014」ファイナルの4月27日渋谷O-EASTでのことだった。サプライズで発表されたダイバーシティでのワンマンライブ。メンバーの何人かはステージに座り込み、涙するメンバーもいたほどだったが、それから5ヶ月あまりを経てDorothy Little Happyは堂々とZepp Diver City Tokyoのステージに立っていた。

オープニングSEのサイレンが鳴り響き、照明が錯綜するZepp Diver City Tokyo。そのステージに下ろされたメッシュの幕の後ろにドロシーが姿を表わすと客席からは大歓声が上がる。そして幕が落とされて、その姿をあらわにした5人はグレーの新衣装で新曲「Breaking through」からワンマンをスタートした。
メタリックテープが打ち出された2曲目の「CLAP! CLAP! CLAP!」でさらに勢いを増したライブは短いMCを挟んだ後、エモーショナルなロックチューンの新曲「インマイライフ・フォーマイライフ」で再び火を付けると、「諦めないで」の一糸乱れないダンスで観客を魅了し、「Life goes on」では高く手を挙げ一体感を描き出す。

ステージに立つ5人の以外は後方のひな壇の上に置かれたバンドセットと上方に設置された5機の照明、それ以外に目立ったステージセットはほとんどない。ミニマルでさえあるシンプルなステージこそがこの日のドロシーにはふさわしく、それを証明するように5人は冒頭から歌とダンスで観客をぐいぐい引き込んでいく。
前半はバンド無しでのライブだったが、ダイバーシティ用に作り直されたスペシャルエディションのオケ音源で臨んだドロシー。力強く分厚いサウンドが5人を後押しし、観客の耳を身体を刺激し続けた。

MCでは披露した新曲のタイトルとそれらが収録されたミニアルバムのリリース、さらに冬のライブツアーという嬉しいニュースを発表。そして、3曲目の新曲「週末だけのロミオとジュリエット」でロマンティックなペアダンスを見せ、「ストーリー」で早くも十分過ぎるほどの盛り上がりを見せたが、ライブはまだまだ中盤と言うのが圧巻だった。
一旦ステージを後にしたドロシーと入れ替わるようにバンドメンバーがステージインし、ドロシーの5人も白と紺の衣装に着替えて再登場。ファンのリクエストで作られたセットリストで構成された生バンドセクションのライブをスタートさせた。

生バンドをバックにしてより迫力を増したライブを続けるドロシーの5人はロックチューンの「ソウル17」「COLD BLUE」を披露する。
「生バンドでやるなら」と言うファンの的確なリクエストに応える一方で、ミディアムバラードの「STARTING OVER」では壮大な世界観で観客を包み込み、「恋の花火」では溢れるAORサウンドが夏景色を演出。「後ろばっかり見てません?」と白戸佳奈の突っ込みが入ったが、おそらくそれは初めだけのこと。バンドの演奏が馴染んでくるとライブの主役になっていたのはやはりドロシーの歌とダンスだった。

ライブ後半には9月9日に18際の誕生日を迎える秋元瑠海の生誕セレモニーも挟まれたが、それはライブの流れを妨げない程度の控えめなものに抑えていたのが、ドロシーがグループとしてこのライブに賭ける意気込みを感じさせた。その直後には秋元がメインボーカルを務める「恋は走りだした」を披露する。客席全体に薄紫のサイリウムが振られ、生誕イベントがライブに一体化する心憎い演出だった。
その勢いのまま終盤を迎えたライブは、メンバーがライブを楽しむように観客を煽る姿も見られ、満を持したかのように放たれた「2 the sky」ではその盛り上がりはピークに達した。

「ここまで来るのに時間がかかってしまった」と言う感想も本編最後のMCは聞かれたが、この日見せたパフォーマンスに到達するために必要不可欠かつ最短距離で辿り着いたのが今のDorothy Little Happyだったのではないだろうか。改めて「私たちらしい、私たちの道」を歩んでいくと決意を表したドロシーとファンの”絆”の歌「デモサヨナラ」で本編を締め、アンコールの「ジャンプ!」でZepp Diver City Tokyoに集まった全員のジャンプでライブを打ち上げると、客席から万感の拍手が湧き起こり、それを黙って受け止める5人の表情からは充実感と感慨が溢れ、白戸佳奈は最後のあいさつで「結成した頃はこう言うところでライブができるなんて想像できなかった」と語った。
そしていよいよワンマンライブのフィナーレ。終演局にはバラードの新曲「それは小さな空だった」が選ばれた。結成からこれまでを振り返るように歌うDorothy Little Happyの姿をファンは最後までしっかり見届けていた。

初のZepp Diver City Tokyoワンマンという挑戦は大成功に終わったが、それを乗り越えた5人にとってこの大舞台は既にネクストステージへ向かう第一歩だったのかもしれない。

Dorothy Little Happy premium Live 2014 at ZeppDiverCity Tokyoセットリスト
Dorothy Little Happy リリース情報

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