オルタナティブなアイドルを応援する音楽サイト

アイドルニュース

BiSH モヒカン限定イベント「モッヒンジャパン2015」で「BiSH -星が瞬く夜に-」を13連発

BiSHの現場マネージャーだったリンダ氏の髪型がモヒカンだったことにちなんで開催されたモヒカン限定イベント「モッヒンジャパン2015」。このイベントが発表されたのは2015年10月27日のニコニコ生放送「BiSH 祝!活動6ヵ月『みんな●●●●になっちゃえよ!2015ニコ生ライブ企画発表SP』」でのこと。

「入場無料。ただしモヒカンに限る」と言うキ◯ガイじみたレギュレーションにも関わらず会場の中野Heavy Sick ZEROにはキャパを上回る80人を超えるモヒカン頭のBiSHファンが集合し、BiSHのマネージャー渡辺淳之介氏がファンの頭を一人ひとりチェックして合否を判定。
審査後の渡辺氏とのキスが入場の条件となっていたのにも関わらず審査に落ちたファンがその場でさらに頭を刈り込んで再審査に挑んだり、審査をくぐり抜けた猛者の中に数名の女性ファンが混ざっていたことはかなりの驚きだった。

密集するモヒカンの群れに見守られた中で、セントチヒロ・チッチの「今日は普通のライブすると思うなよ!!」のシャウトで始まったライブは「BiSH -星が瞬く夜に-」でスタートを切り、次の曲も「BiSH -星が瞬く夜に-」、さらに次の曲も「BiSH -星が瞬く夜に-」…

BiSHがこうやって「BiSH -星が瞬く夜に-」を連発するのは決して珍しくない。おそらく会場のファンもニコ生で観覧していた人も「またか」と思った人もそれなりにいたのではないかと思う。

4曲目「BiSH -星が瞬く夜に-」、5曲目「BiSH -星が瞬く夜に-」、6曲目「BiSH -星が瞬く夜に-」、7曲目「BiSH -星が瞬く夜に-」、8曲目…

「もういいわーーっ!」モモコグミカンパニーが叫んでも、ハグ・ミィがリフトアップされながら熱唱しても「BiSH -星が瞬く夜に-」は終わらない。
初めは激しく応援していたモヒカンのBiSHファンたちも酸素と体力を奪われ、時間を追うごとに目に見えて動きが鈍っていった。
そしてライブ開始から約一時間、13回目の「BiSH -星が瞬く夜に-」を終えたところでようやくオケが止まり地獄のようなエンドレスリピートは終了。ステージ上のBiSHも「終わった?」「やったー!!」と歓喜の声を上げた。

ここでライブも一時休止。集まったモヒカンの中からNo.1のモヒカンを選ぶ「モヒキング」の選考会となり、メンバーの任意でこの日最も”輝いていたモヒカン”だったファンが「モヒキング」に決定。特典のBiSHのサイン入りTシャツと向こう一年間の”BiSH主催ライブ無料入場権”を獲得した。

ライブ後半では2016年1月20日リリースの2ndアルバム「FAKE METAL JACKET」の収録曲「Primitive」初披露。Web上での先行配信が始まった直後からBiSの「primal.」との類似点が指摘されることが多かったBiSHの「Primitive」は、その振り付けでも「primal.」をオマージュ。
BiSHメンバーにとっても「思い入れがある」(セントチヒロ・チッチ)と言う「Primitive」で、ステージに背を向けて両手を高々と上げるポーズを目の前にしたBiSHファンが何を思ったろうか。そしてこの先どこかで「Primitive」を見たかつてのBiSファンたちは何を思うのだろうか。その答えはそれぞれだろうが、様々な人に一石を投じたのは間違いないだろう。

濃密な内容となった「モッヒンジャパン2015」も最後は、この日14回目の「BiSH -星が瞬く夜に-」で締め。
BiSHとファンたちが全てを出し切った中野Heavy Sick ZEROには”モヒキング”を称える「ハゲコール」でイベントは終了となった。

BiSH「モッヒンジャパン2015」セットリスト

PAGE TOP