その2日目。転入生のフレーズも加わった2014年度の「目指せ!スーパーレディー」で元気よくスタート。「負けるな!青春ヒザコゾウ」では、背比べをするキュートなパフォーマンスを見せた。
この学院祭では、ライブパフォーマンスに加え、学院内のワンシーンを切り取った「寸劇」と、メンバーの演技力を計る「さくらデミー女優賞は誰だ?!」が恒例企画に。1日目の「寸劇」では、新ユニット「プロレス同好会」が発足するまでのやり取りを追った「プロレス同好会ができるまで」が展開されたが、2日目では、その「プロレス同好会」発足で赤字になった経費のために、こちらも結成されたばかりの「購買部」が新グッズの提案をメンバーに求めた。フラッグケースやメンバー枕など、名品珍品のアイデアが集まる。そのまま購買部とプロレス同好会がそれぞれの未発表曲を披露。さくら学院のステージに新風を吹かせ、菊地・水野・野津・山出・倉島の5人によるバトン部・Twinklestarsは「ラピカム」と、このメンバーで初となる「天使と悪魔」を2曲。難しいバトンパフォーマンスにもチャレンジした。
決められたお題をもとに一人ずつ演技をする「さくらデミー女優賞は誰だ?!」、
2日目は田口、磯野、大賀、白井、岡田が登場。「先輩の卒業式」をテーマに、それぞれが告白の言葉を即興で披露するのだが、ここでライバルの学園のマドンナとして、卒業生の三吉彩花が声で登場。声だけとはいえ、すでに女優として活躍中の先輩の演技に圧倒されながらも、転入生で初挑戦、しかも最年少の岡田愛が抜群の演技力を見せ、見事最優秀女優賞を獲得した。
以降、ライブパートではペンギンやライオンなど動物の生態を歌うユニークな「アニマリズム」、太陽系をめぐる「Planet Episode 008」の学院祭らしい“賢くなれるシリーズ”や、ハロウィン目前ということで「Pumpkin Parade」、大切な友達への想いを歌う人気曲「マシュマロ色の君と」を披露。本編ラストの「message」では会場いっぱいにピンクのフラッグが揺れた。
2014年度上半期を振り返る映像が流れた後、アンコールは10月22日に発売された1st DVDシングル「ハートの地球(ほし)」と「夢に向かって」の2曲をパフォーマンス。満開の笑顔が咲いた会場を眺めながら、最後に生徒会長の菊地最愛は「あらためて私達さくら学院に関わってくれたすべての人全員あわせて最高だなと思いました。これからさくら学院は“笑顔の理由”になれるように頑張ります」と、2日間の学院祭を締めくくった。