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アイドル第四編集室

「RAYも”アイドル”になったんだー!」と思った数分後が一番ヤバだった。#目指せ年200本 カウントダウンレポート(152/200)

前回から始めた#目指せ年200本 カウントダウンレポート152本目の現場報告です。

RAYの新体制一周年ワンマン「#NOISE_DANCE_FRENZY」を見に渋谷WWWへ行ってきました。

今年の春に見た「#RAY_Bud」「#RAY_Bloom」のワンマンが余りにも素晴らしかった!という絶賛話は先日ラジオに内山さん琴山さんにきていただいた時にも話しましたが、Budで蕾ができ、Bloomで花が咲いたので、最後に実を結ぶのがこの新体制一周年ワンマンになるに違いない!と勝手なアングルをつけて渋谷に向かいました。

それにしても「#NOISE_DANCE_FRENZY」というは今のRAYのライブそのものを表している名タイトル。RAYの代名詞的に使われるシューゲイズ(NOISE)なサウンドに加えて、最近は明らかにダンス(DANCE)ミュージックにもジワジワ幅を広げていってるのが個人的にたまらなく魅力的。

しかも今回はRAYにとって初のソールドアウト公演ということで「おめでとうございます」の気持ちでWWWに着いたら中は本当にパンパン。ライブが始まる前からお客さんの期待と楽しみが湯気になって立ち昇ってるのが見えた(気がした)。メンバーさんたちの方もライブは一見淡々とパフォーマンスしているようでありながら溢れでる嬉しみオーラがパンパン出ていました。

ライブが始まって1時間、短めのMCを一度入れただけで前半を一気にやり切って転換へ。「読書日記」の琴山さんの最後のロングトーンが素敵だったなぁ…なんてことを思いつつ、ここで終わっても十分満足ぐらいな気持ちでいたら、なんと転換明けの一曲目が「Show Me the Season」。

前半が充実しすぎてたおかげでワンマンで「Show Me the Season」を見るのを楽しみにしてたのを98%ぐらいを忘れていました。事前にセトリを知っていたわけではないのでイントロを聴いて「そうだ!これが見たかったんだ!」とシンプルに思い出す。

先日のさとりモンスター主催の対バン「バトルモンスター」でさとモンの響 万里菜さんがこの「Show Me the Season」に衝撃を受けたという話をしてたけど、全くその通りでこの曲とパフォーマンスはいまだに他の人にどう説明していいか分からない。「あの曲見れたら超ラッキーです!」程度の凡なことしか言えない気がして凹。

で、それに続いたのが「バタフライエフェクト」のRemixと「翼より」。「バタフライエフェクト」は代代代によるremixバージョンで「翼より」はクロスノエシスのカバー。

今年、3組によるスプリットで「ATMOSPHERE」をリリースしたものの現在活動しているのはRAYだけ。「大切な2組に捧げます」と曲振りした後の突然の2曲に面食らった人もいたようだけど、その分余計にRAYの2組へのトリビュートする気持ちが伝わってきた。

というか「Show Me the Season」もトリビュート的な曲と言えなくもないのでこの3曲はそれのブロックだったのかも?とライブが終わってから思った。

あと「フロンティア」は本当に名曲。「#NOISE_DANCE_FRENZY」のDANCEを象徴する曲な気がする。サビ後のフロア全体が浮揚するグルーヴはクラブとかレイヴで何度も見た光景で、あれをアイドルの現場で体感できるのがとても嬉しい。

その後の「ディス・イズ・ノット・ア・ラブソング」の曲が終わりのとともにメンバーさんがスッとはけていったところでワンマンの本編が終了(だったらしい)。そこそこ長い無音と無言の時間が経ってから内山さん(?)が影ナレ的に「ここアンコールなんだけど💢」と喋ったところでようやくみんな本編が終わっていたことを理解してアンコールの大合唱w

たしかに「ディス・イズ・ノット・ア・ラブソング」で本編が終わった感じもあったけど、もしかしたら転換の演出かも?と思ってステージ上のスクリーンに何か映るんじゃないかとずっと凝視しちゃってたのが正直なところ。てか、まだ何かあるかも??と思っちゃいますよね。RAYだし。ワンマンだし。

結果、狙いとは違う感じになったぽいけどここまで約90分に渡ってぎゅーっと引き込む力の強いライブをしてきただけにこの瞬間でふっと肩の力が抜けた感じがした。

その後しばらくしてアンコールがスタートすると…衣装が!?白い!?みんな白い!?と超びっくり。

新衣装のRAYさん

しかも今までのRAYの衣装では少なくとも僕は見たことがない感じのお腹も肩も出てるかわいいフルな衣装だし、ライブしてる後ろでは新体制になってから一年間を振り返る映像が流れてるし、新アー写はめっちゃ爽やかテイスティだしでいろんなものが全てbrand new。

「RAYも”アイドル”になったんだー!」とやや混乱気味の顔つきでいた数分後。最後に披露した「火曜日の雨」がNOISEでもDANCEでもないFRENZYなモンスター曲で「やっぱりRAYは RAYだったー!」という結論に落ち着くことに。「火曜日の雨」は10月リリースのアルバムにも入るみたいで今からだいぶ楽しみ。

今回の新衣装でRAYのビジュアル的なイメージとライブでやってる曲との振り幅がこれまで以上に広がったので、これからのRAYを見た人はその衝撃と混乱で正常な判断を奪われたまま沼っていく人が増えるんじゃないかと思われます。

最後に。内山さんが言ってた「RAYがいる方向が光」って言葉、かっこよかったですね。

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