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ライブを3つに類型化してみました -アイドルはどこに入るのか-

つい最近ふと思ったことです。

これまでも現在もこの先においても無数に存在さは”ライブ”。そのほんの僅かでありながらも自分的にはそれなりに多くの時間を割いてきたライブを類型化してみました。

あくまで僕の経験による累計なので異論も多くあると思いますが、「そういう考え方もあるのね」的な感覚で読んでもらえたらと思います。

鑑賞型(クラシック型)

ライブに限らずショー形式のエンタメの基本はこのクラシック型です。

ステージに立った演者のパフォーマンスをフロアにいる観客が静かに眺める。ステージとフロアの間には明確な主客の区別が設けられています。

クラシックのコンサートなどがこれにあたります。先にも書いた通りこの鑑賞型がほぼ全てのライブの基本形となります。

バトル型(ロック型)

次がバンドやロックのライブなどによく見られるバトル型です。

これはステージとフロアに境界線はあるもののその境が曖昧で、演者と観客の激しい感情や熱量の交換が行われることを前提にしたライブの形式です。

鑑賞型ではあまり喩えられない“一体感“と言った表現が用いられるのが特徴です。

BGM型(クラブ型)

最後はBGM型です。これはクラブや高級レストランの生演奏などでよく見られる形式です。

ここでは演者と観客の主客が逆転し、主役は客が行う会話や食事(クラブでは客の踊り)で演者のパフォーマンス(演奏)は客の宴に花を添える裏方に回ります。

クラブイベントなどでは有名DJが主役となる場合もありますが、その場合でも基本的には観客が興じるパーティーを演出するのがDJの役割だと思います。

アイドルのライブはどこに当てはまるのか?

鑑賞型、バトル型、BGM型。それぞれが絡み合ったりするパターンもあると思いますが、ライブと呼ばれるものは基本的にこの3つのどれかに当てはまると思います。

では、アイドルのライブは3つのウチどれに当てはまるのかな?と考えたのですが、多分答えは全部です。

まず、アイドルのライブが鑑賞するものであることは大前提として、鑑賞する側のファンがステージのアイドルに並々ならぬ熱量を注ぐ姿は今のライブアイドルシーンでは当たり前になっています。

そこからさらにステージそっちのけで「自分たちが楽しむためだけの現場にしちゃってない?」というBGM型なスタイルでライブを満喫している人たちも存在します。

鑑賞型であり、バトル型であり、BGM型でもあるアイドルのライブはもはやカオスでしかありません。しかもアイドルにはライブと同じくらいに重要な“特典会”があります。

ライブは何が起こるか分からない文字通りの”生物”であり、それこそが大きな魅力なのば確かですがライブ形式の3つ+αの「何が起こるか分からない」がない混ぜになった現場をやりくりするのはそもそもかなり大変なことなのでは?とこの記事を書きながら思いました。

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