「どうにかしなきゃ」を乗り越えて辿り着いた「5人でさとりモンスター」
――そんなさとりモンスターの4年間の中で、最大のピンチがあったとしたら何でしたか?
璃音:みんなが思ってることを言えなくなっちゃった時期、グループとしてコミュニケーションが足りてなかった時期はありましたね。たぶん各々それに気づいてたけど話せない、みたいな。「どうにかしなきゃ」「このままでいいのかな」「このグループにいてもいいのかな」とか、もしかしたらみんな考えてたかもしれない。それぐらい光が見えない時期はありました。
――僕はさとりモンスターを見てる時は、常に光しか感じてなかったですよ。
璃音:それはプロ意識なのかもしれない(笑)
あず:かっこいい!
璃音:陰キャか陽キャで言ったら私たちは陰キャな方だと思うので、コミュニケーションってどうしたらいいんだろう、って思ったらそこにハマっちゃう?「メンバーと話すってどうすればいいんだっけ?」「言いたいことを言うって何が正解なんだっけ?」みたいな。
――それはどうやって乗り越えたんですか?
つき:私的には、「自分の未来は自分にかかってる」っていう自覚を持った感じがありました。どうしたらいいか分からない時は運営の人も「みんな分からないんだ」っていうことを理解して、一丸となってやっていかなきゃいけない、ということを理解できたタイミングだったなと思います。
――大人は答えを持ってるような気がしちゃいますよね。
つき:「答えってないんだ」「大人の人も分からないんだ」って分かるようになって、私たちも「分かりません」って言えるようになりました。
璃音:最初のつきちゃんの話にもあったけど、「聞く」っていうのが大切だなって。運営さんとか、ボイトレの先生とか、全部じゃなくても少しずつ話す、っていうのをしたことで、気づいたら乗り越えられてたのかなって思います。
――あずさんはどうでしたか?
あず:4人になった時に、フォーメーションも「この曲は誰が組む?」ってなって、4人で分担して組んだりして。歌割りも変わったりして、忙しくて大変だったなって思いました。
――今はどうですか?
あず:いろいろあった時期を越えて、その上でのんちゃんが加入してくれて、またこの5人でこうなりたい、っていう気持ちはあります。いっぱい。
――なのぴさんはどうですか?
なのぴ:ピンチ自体は一緒だったんですけど、乗り越えた先の話でもいいですか?
――聞かせてください。
なのぴ:つきちゃんが「自分の未来は自分にかかってる」って話してくれたんですけど。4人体制になった時に一人ひとりが「自分がさとりモンスターだ」って思ってる空気をすごく感じたんです。2022年に新体制が始まって少しした頃に、大人の方に「さとりモンスターは誰のグループだと思う?」って聞かれたことがあって。その時、みんなが「なのぴです」って言ったんですよ。
璃音:覚えてるわ。
つき:心から思ってたわ。
なのぴ:その時にプロデューサーさんに「自分のグループだって言えるようにならないとダメだよ」って言われて。私も「あ、確かに」って思ったんですけど、改めてその言葉を思い出して、今はみんな「自分のグループ」って言えるなっていう空気を感じて、いいなって思いました。
つき:たぶん、その時は「さとりモンスターと言えば誰?」って聞かれたんだと思うんですけど、今は「いや、自分っしょ!」 って言えるくらいのマインドです。
――ちなみに今、同じ質問をされたら何て答えますか?
つき:「5人でさとりモンスターです」って今なら言えると思う。誰か一人じゃないかも。
――色々なことがあって、それでも続けてきた4人が今ここにいるんだと思うんですが、さとりモンスターは4人にとってどういう場所なんでしょうか。
つき:「仲間ってこれか」って感じです。入った頃はアイドルが「仲間」って言ってる関係性いいなって思ってたんですけど、今は自分でも言えるなって思います。
あず:ちょっと甘えちゃってるかもしれないんですけど居心地がいいなぁって思います。普通に楽曲も好きでいいから。
璃音:私は、さとりモンスターに入るために上京したし、さとりモンスターだからアイドルをやってるので、完全に人生を捧げてる場所だなって思います。楽しいことも、嫌なことも、全部ちゃんとみんなで話し合える場所だし、それも含めて居心地がいい。家族とはまた違うけど、深い繋がりがある場所です。これからどれくらい続くか分からないけど、走馬灯の大部分を占めるだろうなって(笑)
なのぴ:誰かが嬉しいと私もすごく嬉しいので。誰かを嬉しい気持ちにできるアイドルっていう仕事がすごく好きだなって思います。まずそれが、続けられてる理由なのかな?って思います。それに、さとりモンスターって楽曲も振りも、フライヤー1枚でも、すごくこだわって作ってもらってるなって感じるので。そのこだわりをこのメンバーでみんなに届けることも、すごく楽しいし、幸せです。
