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植田真梨恵 観客のピックで熱演。イベント「People to People vol.15」ライブレポート

植田真梨恵は、福岡県出身で大阪在住のシンガーソングライター。2008年の活動開始以来、キュートなルックスとは裏腹な激情的なハイトーンボーカルを駆使して観客を一瞬で引き込む圧倒的なライブに定評がある。

この日の「People to People vol.15」で植田真梨恵はイベントのトリとして登場。ギターによる弾き語りスタイルでのライブを行った。
3曲目の「よるのさんぽ」でピックを割ってしまうアクシデントがあったものの、ステージ上から「ピックを持ってる人いませんか?」と呼びかけ、観客から借りたピックでライブを続けるあたりは豊富なライブ経験を感じさせた。

そんなアクシデントの後のMCでは、セーラームーンの20周年記念プロジェクトで大人気となったグッズ「セーラーマーキュリーの指示ボールペン」に関するエピソードを披露。開店前にキディランドに並んだのにも関わらずボールペンを購入できなかった無念さ。友人がオークションサイトでそのボールペンを競り落としてプレゼントしてくれたこと。そしてそれが「セーラームーンの”愛と正義”に反するのでは?」と言う呵責に耐えない思いを泣きそうになりながらも熱っぽく延々と語っていた。(※ちなみにイベントにも植田真梨恵本人にもセーラームーンは全く無関係)

そしてMCの最後は「(セーラームーンに)20年経っても正義感を根付かせてくれてありがとう、という気持ちを思って一曲歌いたいので…」と予定にはなかった未発表曲の「エニウェア エニタイム」を披露。最後は名バラードの呼び声が高い「変革の気、蜂蜜の夕陽」で締めて一旦ステージを後にした。

アンコールで再びステージに登場した植田真梨恵は「大阪からCDをいっぱい持ってきたんです。今日のライブを見ていいな、と思った人はYouTubeで見るんじゃなくてCDを1枚買ってくれるとマネージャーの荷物が軽くなって、私が嬉しくなるから…」と絶妙なセールストークで観客を湧かせる。
アンコールの曲も「やって欲しい曲があれば…」と観客からリクエストを求めると、客席からは次々リクエストが上がったが、最終的には植田真梨恵が歌いたかった曲のリクエストに応えた「シンクロ」を披露。観客の大きな手拍子の中でイベントの最後を飾った。

上出来のライブ、そしてセールストークも功を奏したのかイベント終了後の物販に長蛇の列が続いていた植田真梨恵。今後の活動も気になるところだが、現在は新曲の制作中とのこと。本人にその手応えを聴いたところ「すごいの作ってるので!」と力強い答えが返ってきた。リリース時期は夏ごろ?とのことだったので続報を楽しみにしたい。

植田真梨恵「変革の気、蜂蜜の夕陽」ライブ映像(YouTube)
ライブ・リンク情報はINFORMATION

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