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レポート

校庭カメラアクトレス ライブとお芝居で真価を発揮した1stワンマン。新メンバー野村萌々もお披露目で新体制に

「アイドルと女優」二足のわらじを履いて全速力で駆け抜ける4人組・校庭カメラアクトレスがワンマンライブ「校庭カメラアクトレス 1st.ワンマンライブ~ランナウェイズ~」を2019年6月22日(土)に渋谷WOMBで開催した。

2017年に結成された校庭カメラアクトレス(通称:カメトレ)はその名の通り、所属メンバーの全員が女優業にも励んでいる4人グループ。メンバー個々人が舞台や映画、CMなどで活躍する傍ら、4人組のアイドルユニットとしても活動している。

その校庭カメラアクトレスが活動2年を経てついに迎えた1stワンマンライブ。会場にはこの日を待ちわびたファンが多数集まった。ライブ開始直前、所属事務所の大々先輩でもある杉本彩がスクリーンに登場、カメトレへの激励コメントの映像が流れると来場したファンから大歓声が上がった。

そんな期待値MAXのフロアにオープニングSEが響き渡ると、それに後押しされるように真田真帆、森下果音、今城沙耶、園田あいかが登場。エモーショナルなロックチューン「マタイツカ」からカメトレの1stワンマンをスタートさせた。いつもは奔放な雰囲気でライブをすることが多いカメトレも、この日は冒頭から緊張感のある入表情を見せながら「バラバラ」「スバラ」を立て続けに披露する。ワンマン開催前に発表されていた新メンバー野村萌々の姿はなく、4人はこれまでの集大成を見せるようにパフォーマンスを繰り広げた。

最初のMCでは、「今日は私たちだけを見てください」(園田)、「最後まで私たちと一緒に幸せで楽しい時間を過ごしてください」(真田)とあいさつし、「ハナレル」「リリリ」までのオープニング5曲を披露してメンバーは一旦ステージを後にする。

そして転換が明けて始まったのは、この日のワンマン最大の目玉といっていい演劇パートだった。
シェアハウスを舞台にしたそのお芝居の中でカメトレの4人は、ギャンブルフリーク(今城沙耶)、ダメンズ(真田真帆)、シェアハウスのオーナーの令嬢(森下果音)、そしてフォロアー30万人の引きこもりネットアイドル(園田あいか)に扮して共同生活をおくる。

そんな彼女たちの下に突然シェアハウスのオーナーから立ち退き要求が届き4人は大混乱。最終的には家を買収するための費用(2000万円)を稼ぐためにアイドルグループを起ち上げるというストーリーだ。

カメトレ結成の前日譚を思わせる物語と実際のカメトレメンバーとも相似をなすバラバラなキャラクターを見事に演じ切る4人の演技ぶりは、アイドルの時のそれとは明らかに異なり、時折挟まれるギャグには自然と笑いが起こるなど、女優としての彼女たちの姿をファンにしっかり焼き付けた形となった。

演劇パートで大役を果たしたあと、カメトレは新衣装に着替えてライブを再開。「イナクナル」「イミナイ」を畳み掛けると、4人による最後MCでは「一瞬たりとも見逃してほしくない」(森下)、「精一杯歌います!よろしくお願いします!」(園田)、「みんなと幸せを共有していきたい」(真田)とメッセージを残して、ライブ本編を「ミギヒダリ」で締めくくった。

そしてアンコールでは、ついに新メンバー野村萌々が登場。5人になったカメトレは新曲「チャパス」「モノリス」を初披露する。ファンの前に初めて姿を見せた野村萌々も初々しさをのぞかせながらも精一杯のパフォーマンスを見せ、あいさつのMCでは先輩メンバーたちにいじられながらも「これからみなさんとの時間を1分でも1秒でも多く過ごせたら嬉しいです」とあいさつをするとファンからの歓迎の拍手が送られた。

その後、ライブのオープニングを飾った「マタイツカ」を5人で披露し、ダブルアンコールの「ハナレル」では、森下果音が「萌々を加えてこの5人でカメトレ、今日からまた新しくドンドン大きくなっていきたいと思うのでついてきてください!」と語り、落ちサビの歌詞「僕らは4人分を」を「5人」に変えて歌いライブはフィナーレとなった。

新メンバーを加えて心機一転した校庭カメラアクトレス。1stワンマンを終え、この夏はTIFなどの出演も控え、注目度はますます上がっていくのは間違いない。その勢いに乗り遅れないよう5人のカメトレの動向はこれからも決して目を離さないでおこう!


リンク
校庭カメラアクトレス オフィシャルサイト http://www.kouteicamera-actress.com/
校庭カメラアクトレス twitter https://twitter.com/info_cametre

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