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アイドル第四編集室

musiciteにコンテンツ課金システムを導入することになりましたのでその経緯をば…

musicite編集長の山田です。

マイクロ課金サービス「codoc(コードク)」を導入のお知らせ」でもお知らせしました通り、「codoc(コードク)」をサイトに導入することにいたしました。

「codoc(コードク)」がどんなサービスかについては上記のお知らせや、直接「codoc(コードク)」のサイトでご確認いただければと思うのですが、たぶん一番近いサービスは「note」だと思います。

僕も「MIIDAS」という名前でnoteにコラムを書いたりしていますが、このnoteというサービスを見つけた時からnoteの課金システムだけをmusiciteに実装できたらいいなと思っていました。

そしたらまさにそれを実現できるサービス「codoc(コードク)」を見つけ、今日導入を開始しましたが、ここでは「なぜコンテンツ課金をやろうと思ったのか?」について書き残しておこうと思います。  

 

媒体運営のエコシステムがどうしても馴染めなかった

媒体(メディア)の収入源の殆どがスポンサーからの広告費であるということは知ってる人も多いと思います。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、もちろん僕がやっているWeb媒体などもそれは同様です。

音楽媒体の例で具体的に言うと、音楽レーベルが制作したCDやDVDなどを販売する際の広告費販促費の一部が各媒体への予算として割り当てられ、それを元手に媒体はインタビュー取材や企画を実施して宣伝をするというのが基本的な形です。

当然、音楽レーベルの目的は制作したCDやDVDがたくさん売れることなので、より多くの人の目につく媒体、より魅力的に宣伝してくれる影響力のある媒体を選んで販促費を投じることになります。そして媒体側もその期待に応えるべくファンを増やして影響力を増したり、良い記事を書くための努力をするわけです。

もう何十年も前から続いてきた業態ですので、媒体に携わる人でそこに疑問を抱く人はほとんどいないはずですが、僕はそれにどうしても馴染めなかった。

この仕組みだと、予算ありきで仕事が動くことになるので、仕事の結果や出来不出来は売上に影響しません。極端なことを言うと、どんなにクソな記事でもどんなに最高の記事でももらえる金額は同じということです。

実際、クソ仕事ばかりをしてたら先が続きませんのでもらえる金額が同じということにはなりませんが、僕の場合は、仕事の質の云々よりも“仕事を始める前に金額が決まってる”ことにどうしても違和感がありました。

以前僕は、Web制作のディレクターをやっていたのですが、その当時から仕事を受注しても(その案件が◯百万単位だったとしても)、何もやってないのにもらうお金が決まってることに、“なんか変じゃね?”と思っていました。

実際当時の僕は、「八百屋さんみたいに野菜一つ売ったらいくら商売の方が健全だ」と言ったりもしていたので、…はっきり言って請け負い仕事には向いてないんだと思いますw

こういう話をすると「お金をもらったら書きたいことが書けない。メディアは広告主の言いなりだ」みたいな議論が起きたりしますが、僕はお金をもらった上で攻めまくった記事を書く人がいたり、それをOKとしている広告主がいる現実も見ているので、「お金をもらったから書きたいことが書けない、という訳じゃない」というスタンスです。あと、書きたいことを書いたらそれが全て面白くなるか?と言ったら全くそんなことはありません。  

 

「インタビュー受けてもらってるのに、サイトに出てもらってるのに、タダでいいの?」

少し話が逸れましたが、そんな偏屈な考え方をしている僕なので、取材をオファーする時に条件を提示するのは毎回少し心が痛みます。

実際、これまでmusiciteに上がっているインタビューなどの独自記事は99%以上無償です。念のためですがこれは全然偉いことではありません。ドヤるなんて論外です。(なので過去に予算をいただいた皆様には本当に感謝しています)

さらに僕のサイトでは、僕が「この曲、最高っしょ!」「この人たち将来絶対売れるっしょ!」と心底好きになった人たちを取材オファーをしているので、取材を受けてもらえる事自体がありがたいので、協力してもらえた分、サイトに出ていただいた分のお返しをしたいぐらいでした。

そんな思いから、これまでもインタビューと同時にコラボグッズの販売をしたり、前述したnoteに有償記事をアップしたりして、その利益を運営さんとシェアしたり、といった取り組みをしてきましたが、その場合、収益を作るために別のサービスや仕組みを間に入れないといけなかったり、手数料で収益が削られてしまったりと色々難しい…というかやり方としてスマートじゃなくあれやこれやと思案していた時に見つけたのが「codoc(コードク)」だった、ということになります。

 

「codoc(コードク)」の最初はインタビューへの投げ銭から。徐々に広げていく予定です

そんな経緯で導入を決めた「codoc(コードク)」ですが、まずは本日公開されたTHE BANANA MONKEYSのダイナマイト・マリンさんのインタビュー記事から実装することになりました。
ダイナマイト・マリンさんには、当サイトの人気コンテンツ「Mu-mag(ミューマグ)」での新作マンガの連載もスタートしますので、そちらでも実装する予定です。

お知らせ」にも記載しましたが、課金形式についてはまずは”投げ銭”からになります。ダイナマイト・マリンさんのインタビュー、そして連載の方も投げ銭を実装します。

記事は基本全文公開ですので、投げ銭しないと記事が読めないということはありません。最後まで読んでいただいて投げ銭に値すると思っていただけた方はご支援いただけるととても嬉しいです。

僕のサイトへの収入は1回の投げ銭に対して上限200円までとしました。それを超える金額に関しては運営さんへお渡しします。 その際、「codoc(コードク)」の手数料を差し引いた金額となりますが、1回に投げ銭できる金額の上限が10,000円なので、その場合だと8,400〜8,500円ぐらいが運営さんへの支援に回る計算になります。

ちなみに投げ銭が200円以下の場合は、運営さんには1円も渡りませんので予めご了承ください。また、「codoc(コードク)」の実装にあたっては、運営さんの了承を得た上で行いますのでその点もご理解ください。

  この先、新型コロナウイルスの影響がどれほど大きくなるかが全く分からない状況ですし、特に音楽業界はその悪い方の影響が最後の最後まで残ってしまいそうな気がしています。 既に有償のライブ配信やオンラインサイン会など、様々な試みが始まっていますが、今回の「codoc(コードク)」も色々と状況が変わっていかざるを得ない中の一環として導入の時期を若干早めました。

こういった課金システムには様々な意見がありますし、アフターコロナのあれこれを声高に叫ぶのはまだ時期尚早かもしれませんが、音楽エンタメの未来のために、musiciteに出ていただいた推しの”推し”のための施策とご理解いただけますと幸いです。  

 

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